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2025.02.26 モバイルバッテリー

タイでいつもの充電器は使える?タイでの充電の悩み・不安をスッキリ解消!

タイでいつもの充電器は使える?タイでの充電の悩み・不安をスッキリ解消!

長期休暇を利用して、日本だけではなく海外へ旅行に出かける方も多いでしょう。

 

ほとんどの国土が熱帯モンスーン気候に属している「タイ王国(Kingdom of Thailand)」は、年中暖かい気候が続くため、旅行先としても人気が高い国です。

 

タイの首都は「バンコク(Bangkok)」で、アンダマン海と南シナ海に囲まれた南部には美しいビーチが広がり、訪れた人々を魅了しています。

日本との時差も2時間ほどなので、初めて海外旅行に出かける方にもおすすめのスポットです。

 

 

一方、仏教や王室を重んじるタイでは、日本とは異なる習慣・マナーが存在します。

ホテルの中でも、トイレや電気設備などの使用方法に気を付けなければなりません。

 

例えば、日本製のスマートフォンやタブレットを旅行に持ち込む際、充電方法はどのように行えば良いのでしょうか。

 

 

今回は、タイで充電器を使用する際の注意点について解説します。

 

 

 

 

 

タイのコンセントの形は?
日本の充電器は使える?気をつけるポイントとは
日本の充電器を使うために必要なアイテムとは

 

 

 

 

 

 

 

タイのコンセントの形は?

はじめに、タイのコンセントの形状について確認していきましょう。

形状が合わないと充電を行うことができないため、あらかじめ調べておくことが大切です。

 

 

 

そもそも日本のコンセントの形は?

一般的に、日本のコンセントは縦長の2つの穴が空いている形状が使用されています。

 

普段何気なく使っていますが、実は日本でも3種類のコンセントの形状があるのです。

 

1つめは、縦長の2つの穴が空いている形状の「単相100V」です。

世界標準としては「タイプA」と呼ばれています。

家電製品などに広く利用され、建物の壁や天井への設置が一般的です。単相100Vのコンセントには、感電事故を防ぐ「アース」が付いている場合もあります。

 

 

2つめは、横長に2つの穴が空いている形状の「単相200V」です。

エアコンや洗濯乾燥機など消費電力の大きい家電製品に利用され、単相100Vよりも大きな電圧の電気を送ることができます。単相200Vのコンセントには、安全対策としてアースが付いている場合が多いです。

 

 

3つめは、縦長あるいは斜めに3つの穴が空いている形状の「三相200V」です。

産業・業務目的として工場やショッピングモールで利用されています。

 

 

 

普段、目にすることはほとんどないかもしれませんが、単相100Vや単相200Vよりも効率の良い電気を送ることが可能です。三相200Vにもアースが付いている場合があります。

 

最近では、機能付きコンセントとして「USB給電用コンセント」や「防水コンセント」なども登場しています。

例えば、USB給電用コンセントがあれば、USBケーブルしか持っていない時でもスマホを充電することができるので大変便利です。

 

 

 

タイではA・B3・Cタイプのコンセントが主流!

タイでは、日本でも一般的な「タイプA」の他に

 

「タイプB(タイプAにアース用の丸いピンが付いている)」

「タイプB3(タイプBと同じ3ピンだが、ピンの位置が異なる)」

「タイプC(2本の丸いピンが付いている)」

「タイプBF(3本の四角いピンが付いている)」

 

という複数のコンセントが存在しています。

 

 

タイでは日本のようにコンセントの形状が統一されていないため、地域や施設によって異なるタイプに対応する必要があるのです。

 

特に、タイでは「タイプA」「タイプB3」「タイプC」のコンセントが中心に使用されています。

日本と同じタイプAばかりではないので、出発前には「宿泊先のホテルにどのタイプのコンセントが付いているのか」を必ず確認するようにしてください。

 

 

 

 

 

日本の充電器は使える?気をつけるポイントとは

たとえ宿泊先のコンセントが「タイプA」でも、場合によってはスマホやタブレットをそのまま充電できない可能性があります。

その理由や注意すべきポイントについて確認していきましょう。

 

 

 

日本とタイでは電圧が倍以上違う!

日本とタイでは、コンセントの形状だけではなく電圧にも気を配る必要があります。

それは日本の電圧が100Vであるのに対し、タイは220Vという倍以上の電圧が流れているからです。

 

例えば、日本から持参した電化製品をタイのコンセントに繫いだ場合、タイの電圧に耐え切れず製品が破損したり火災を引き起こしたりする恐れがあります。

むやみに使用せず、表記を見るなどして製品がタイの電圧に対応できるかどうかを確認してみてください。

 

 

 

海外利用に対応している製品もある

スマホやタブレット、それに付随するUSBケーブルなどのアクセサリーは、日本での使用に特化した製品ばかりではありません。

 

例えば、iPhoneは世界中で使えるように開発されているため、幅広い電圧に対応することができます。購入した商品の取扱説明書やメーカーに確認してみましょう。

 

近年、電化製品は100~240Vの電圧に対応できるものが増えてきました。スマホなどの充電器には、適切な電圧に変換する機能も備わっている場合があります。

 

海外利用に対応している端末の場合は、コンセントの形状が合えばそのままタイで充電を行っても問題ありません。

ただし、使用前には電圧表示を確認してタイの220Vに対応しているかどうかを判断するようにしてください。

 

 

 

 

 

日本の充電器を使うために必要なアイテムとは

 タイでは、異なるタイプのコンセントや電圧が備わっており、日本の充電器を普段通りに使用するのは難しいことが分かりました。

確かに、タイでは日本と同じ「タイプA」のコンセントも増えてきていますが、歴史ある観光スポットや老舗のホテルでは日本の充電器をそのまま使用できないかもしれません。

 

しかし、あるアイテムを活用すればタイでも簡単に充電を行うことが可能です。いつも通りにAC充電器やUSBケーブル、モバイルバッテリーが使えるようになりますよ。

 

 

ここからは、日本の充電器を利用するために必要なアイテムについてご紹介します。

 

 

 

変換プラグ

形状の異なるコンセントを使用するためには「変換プラグ」が必要です。

 

タイプB3、タイプCなど特定の形状に対応したプラグもあれば、複数の形状に対応したマルチプラグもあります。

さまざまな国に旅行する予定がある方は、マルチプラグを1つ持っておくと良いでしょう。

 

使い方はとても簡単で、日本の充電器をプラグの裏側に差し込み、表側をタイのコンセントに差し込みます。あとは普段通りに充電を行うことが可能です。

 

変換プラグは比較的安価に販売されており、1,000円前後で手に入れることができます。100円ショップでも購入可能ですが、タイに到着した後に「作りが甘くて使えなかった」というトラブルを防ぐためにも、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしてください。

 

 

また、タイだけでなくその他の海外へ行く頻度が高い人は、どのプラグにも対応可能なマルチ変換プラグの購入がおすすめです。

 

 

 

画像引用元:iHouse all 海外変換プラグ コンセ ント変換プラグ

 

 

変圧器

タイの電圧である220Vに対応していない充電器を使用する場合は「変圧器」が必要です。

購入の際は、使用する電化製品の消費電力よりも容量が大きい変圧器を選ぶようにしましょう。具体的には、スマホの消費電力の目安は10~15Vなので、それよりも容量が大きい変圧器を使います。

 

変圧器は変換プラグと比較してやや値段の高い傾向がありますが、数千円程度で購入することができます。

変換プラグが備わったアイテムもあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

変換プラグ・変圧器を壊したり忘れたりしたときは

せっかく変換プラグや変圧器を用意していたのに、旅先で故障したり持ってくるのを忘れてしまったりする場合もあります。観光地では変換プラグや変圧器を販売しているお店が見つかるかもしれませんが、相場より高額な上に粗悪品な恐れもあるでしょう。

そんな時は、宿泊先のホテルで変換プラグや変圧器を貸し出すサービスが行われていないかを確認してみてください。

 

タイには年間多くの日本人観光客が訪れているため、日本人宿泊者の多いホテルなどではこのようなサービスを提供している可能性があります。

また、USB給電用コンセントが備わっていれば、USBケーブルを直接接続して充電を行うことが可能です。

 

 

 

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