キャリアショップで購入したスマホは純正以外の充電器も使える?違いやキャリアごとのポイントを解説
キャリアとは、スマートフォンなどの通信サービスを展開し、その上で通信設備を自ら開設したり運用したりしている通信事業者を表します。キャリア(carrier)の語源「運ぶもの」という意味の通り、目には見えない莫大なデータを運ぶ仕事を行っているのです。
キャリアショップでは、特定の通信キャリア商品のみを取り扱っています。現在、日本の3大キャリアは「NTT docomo」「au」「Softbank」であり、2020年からは「Rakutenモバイル」もキャリア参入を果たしました。格安SIMなどを扱うショップも増えていますが、自社の通信網を持たない通信事業者はキャリアには該当しません。
これらのキャリアショップでは、特定のスマホに対応した純正の充電器が販売されています。一方、家電量販店では純正以外の充電器が多く販売されていますが、キャリア契約を行っているスマホは純正以外の充電器を使用しても問題ないのでしょうか?
そこで今回は、純正の充電器と純正以外の充電器の違いやキャリアごとのポイントを解説します。キャリアショップでしか充電器を購入したことのない方は、ぜひご参考ください。
純正の充電器と、純正以外の充電器の違いとは
docomoショップで購入したスマホはどうなの?
auショップで購入したスマホはどうなの?
Softbankショップで購入したスマホはどうなの?
Rakutenモバイルショップで購入したスマホはどうなの?
MOTTERUならキャリアのポイントも使用できる⁉
純正の充電器と、純正以外の充電器の違いとは
キャリアショップでは、例えばiPhoneの場合はAppleが、Androidの場合はGoogleやSONY、SHARPなどの各メーカーがスマホに合わせて製造した充電器(純正品)やキャリアブランドの充電器を販売しています。最近はスマホ購入時に充電器が付属されない場合も多いため、キャリアショップでスマホと充電器を同時購入すれば安心でしょう。
対して、家電量販店やスマホアクセサリーショップに並ぶ充電器の多くは互換品(非純正品)です。スマホを製造したメーカー以外が販売している商品であり、さまざまなニーズに対応しています。
結論からいうと、キャリアショップでスマホを購入するかどうかに関わらず、スマホの充電器は純正以外の商品でも使用することができます。この項では、純正品とそうではない充電器の違いについて確認していきましょう。
価格の違い
一般的に、純正の充電器は非純正品と比較して価格が高い傾向があります。非純正品は安価なものから純正品と同額程度のものまで販売されており、その機能性やデザイン性によって価格が変動します。
例えば、非純正の充電器なら100円ショップやコンビニでも見つけることが可能です。ただし、耐久性などにはやや不安が残るため、安易に安い充電器を選ぶのは避けた方が良いでしょう。
機能性の違い
純正の充電器は、それぞれのスマホに合った電圧・電流に調整されており、相性問題などが発生しないことが保証されています。ただし、あくまでスマホを充電することが目的のため出力が一つしかなく、利便性には乏しい印象が残るでしょう。
一方、非純正品にはさまざまな種類があり、ニーズに応じて適切な充電器を選択することができます。例えば、軽量にこだわった商品や高速充電に対応した商品、複数のデバイスを同時充電可能な商品まで多種多様です。
ただし、高速充電などの機能は充電器だけではなくスマホも対応している必要があることにご注意ください。
品質の違い
純正の充電器は、メーカーによる厳しい安全基準をクリアした上で販売されています。耐久性が高く、メーカー保証の付いた充電器がほとんどです。そのため、安心して充電器を使用することができるでしょう。
一方、非純正品には高品質な充電器から粗悪品まで幅広く展開されているのが現状です。キャリアショップや家電量販店などに並んでいる充電器なら一定の品質が保証されますが、ネットショップには粗悪品も目立ちます。そのため、有名ブランドの充電器を選ぶなど、自分で品質を見極めることが大切です。
キャリアショップに並んでいる充電器は、非純正でもキャリアが動作保証をしている商品がほとんどです。非純正でも安心してご利用いただけます。
docomoショップで購入したスマホはどうなの?
docomoでは例年、春・夏・冬と数回に分けて新しいスマホが発表されます。発表時期は多少前後しますが、最新技術やトレンドのデザインを取り入れたスマホが登場しているのです。
docomoの人気機種はAppleの「iPhone」をはじめ、Samsungの「Galaxy」、SONYの「Xperia」、Googleの「Pixel」などがあります。スマホ初心者でも扱いやすい「エントリーモデル」から、高性能が際立つ「ハイエンドモデル」までスペックもさまざまです。
docomoキャリアで購入したスマホは、純正はもちろん非純正の充電器を使用することができます。例えば、docomoショップでiPhoneを購入した場合は「MFi認証」を取得している充電器やキャリアブランドの充電器・キャリアショップで販売している非純正充電器を選びましょう。純正品は白色などシンプルな充電器が多いですが、キャリアブランドやキャリアショップで販売している非純正品の充電器ならカラフルなものから柄の付いたものまで幅広いデザインを見つけられるはずです。
auショップで購入したスマホはどうなの?
auでは、docomoと同様に春・夏・冬と数回に分けて新しいスマホが発表されます。最新モデルのiPhoneにも対応し、常に新しい技術を取り扱っているのです。
auの人気機種はAppleの「iPhone」をはじめ、Samsungの「Galaxy」、SHARPの「AQUOS」、Googleの「Pixel」などがあります。セキュリティ面に特化したスマホや、カメラ性能の高いスマホなど、幅広いニーズに応えています。
auキャリアで購入したスマホは、純正はもちろん非純正の充電器を使用することができます。例えば、auショップでワイヤレス充電対応のGalaxyを購入した場合、ワイヤレス充電器を選んでみてはいかがでしょうか?
ワイヤレス充電器は従来のコードを繋ぐ充電方式とは異なり、充電スポットにスマホを置くだけで充電できるアイテムです。Galaxyの一部のモデルはワイヤレス充電に対応しているため、気軽に充電を行うことができるでしょう。高さや角度を変えられるスタンド型や、安心保証の付いた商品もあります。
Softbankショップで購入したスマホはどうなの?
Softbankでは、他キャリアと同様に春・夏・冬と数回に分けて新しいスマホが発表されます。スマホのスペックも幅広く、年齢や使用頻度に合わせて機能を選択することが可能です。
Softbankの人気機種はAppleの「iPhone」をはじめ、SONYの「Xperia」、Xiaomiの「Redmi」、Googleの「Pixel」などがあります。特にカメラ機能はメーカーによって特徴が異なるため、搭載レンズや撮影モードの種類をあらかじめ調べておくと良いでしょう。
Softbankキャリアで購入したスマホは、純正はもちろん非純正の充電器を使用することができます。例えば、SoftbankショップでXperiaを購入した場合、高速充電に対応した充電器を選んでみてはいかがでしょうか?
高速充電器は「USB Power Delivery(以下PD)」という規格に対応し、急速充電を可能にしています。XperiaのモデルのほとんどはPDに対応しているため、高速充電器を使用することができます。非純正品には軽量化にこだわった高速充電器もあるので、ぜひ探してみてください。
Rakutenモバイルショップで購入したスマホはどうなの?
Rakutenモバイルは、大手3大キャリアに続く通信事業者です。格安SIMサービスを提供しながらも、自社の通信設備を整えています。
Rakutenモバイルの人気機種はAppleの「iPhone」をはじめ、Samsungの「Galaxy」、OPPOの「OPPO」、Googleの「Pixel」などがあります。格安スマホだからといってスペックが下がることはなく、高性能が期待できるでしょう。
Rakutenモバイルで購入したスマホは、純正はもちろん非純正の充電器を使用することができます。例えば、RakutenモバイルショップでOPPOを購入した場合、コンパクトな充電器を選んでみてはいかがでしょうか?
Rakutenモバイルをキャリアに選んでいる方は、コストパフォーマンスだけではなくその“手軽さ”に魅力を感じている方も多いです。負担なく持ち歩けるコンパクトな充電器は、外出の多いビジネスマンや学生の方に重宝されるでしょう。
MOTTERUならキャリアのポイントも使用できる⁉
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