COLUMN

2024.11.19 AC充電器

ハワイでもいつもの充電器って使える？ハワイでの充電の悩み・不安をスッキリ解消！

「ハワイでいつもの充電器は使えるのかな？」
「ハワイと日本は電圧が違うと聞いたけれど、充電はどうすれば良いの？」

とお悩みの方へ。スマートフォンやタブレット、デジタルカメラやゲーム機器といった電子機器は必需品であり、ハワイに行っても頻繁に使うアイテムです。もちろんハワイで活用するためには、充電が欠かせません。

ハワイのコンセントの形は日本と同じ「Aタイプ」と呼ばれるもので、基本的にいつもの充電器（ACアダプター）を使うことができます。しかしハワイの電圧は日本より少しだけ高めなので、他の電子機器を使うときは注意が必要です。

この記事ではハワイへ行く方に向けて、いつもの充電器が使えるのかどうかや注意したいポイント、充電関連で持っておくと便利なアイテムを解説します。

ハワイでも快適に電子機器を充電したい方は、ぜひ最後までお読みください。

ハワイのコンセントの形は？
日本の充電器は使えるの？気をつけるポイントとは？
日本の充電器を使うために必要なアイテムとは？

ハワイのコンセントの形は？

ハワイのコンセントの形は日本と同じ「Aタイプ」ですが、コンセントによっては見た目が異なるかもしれません。
ここでは、ハワイと日本のコンセントの違いや見分けるポイントについて解説します。

ハワイのコンセントの形は日本と同じ「Aタイプ」

日本でコンセントと言えば、縦に長い穴が2つ空いた「Aタイプ」が主流です。
実はハワイでもこのAタイプが多いので、基本的に日本から持ち込んだ充電器をそのまま使うことができます。

“基本的に”としているのは、コンセントによってはAタイプではなかったり、ハワイと日本で電圧が違ったりするためです。

国によってコンセントのプラグの形は違っており、大きく分けてA・B・C・B3・BF・O・SE・O2の8つのタイプがあります。

世界ではコンセントの形がさまざまで、海外に行ったときに「日本と差込口の形が違う！」と驚く人も多いものです。
ハワイではあまり心配ありませんが、コンセントの形が違えば充電器をそのまま使うことはできません。

Aタイプのコンセントには「2つ穴」と「3つ穴」がある
コンセントにおいて日本で主流のAタイプは2つ穴のイメージが強いものですが、実は3つ穴タイプもあります。
“3ピンプラグ”とも呼ばれる3つ穴タイプはハワイでも多く使われており、最初見た時は驚くこともあります。
しかし同じAタイプなので、日本のコンセントを使っても問題ありません。

3つ目の穴は「アース」とも呼ばれ、万が一漏電した際に放電する役割を持つ安全装置のようなものです。
日本では、医療機器や電子計測器でよく採用されています。
充電したい機器のコンセントが2本足タイプだとアース部分の穴が開いたままになりますが、そのまま充電して問題ありません。

日本の充電器は使えるの？気をつけるポイントとは？

日本の充電器は、ほとんどの場合ハワイでも使うことができます。しかし電圧が日本とハワイで若干違うので、使用する前に充電器の電圧をチェックしておくと安心です。

ここでは日本とハワイの電圧の違いや電気製品の電圧を確認する方法、充電で気を付けたいポイントを解説します。

日本とハワイでは電圧が違う

日本の一般家電における電圧は100Vが主流ですが、これは国際的にみても低い電圧です。

韓国や中国は220V程度の電圧が主流ですし、国によっては240Vもあります。
ハワイを含むアメリカは110～120Vであることが多く、若干ですが日本より電圧が高いので、使用する際注意が必要です。

例えば炊飯器や電気ケトル、掃除機といった国内製品は100V専用であることが多く、ハワイで使用すると故障や発火といったトラブルになる恐れがあります。

電気製品を使用する場合は、次にご紹介する方法でその機器の電圧を調べてください。
必要なら「変圧器」などを使って、安全に充電できるような配慮が必要です。

電圧を調べる方法

ハワイで使用したいと考えている電気製品は、出国前に電圧を確認しましょう。

電気製品の裏面や側面に貼ってあるシールを見て、「定格電圧」や「入力」、「INPUT」などと書かれている欄をチェックしましょう。
100Vや100V-240Vなど、「V」（ボルト）が付く単位で表記されている部分が見つかればOKです。

日本の電気製品の場合、一般家庭用である100Vが多いです。
ハワイの電圧は110～120Vが多いので、使用できないことを想定して変圧器を持っておくと安心です。

電圧が100～240V と書かれていた場合はハワイでもそのまま使用できるので、変圧器を準備する必要はありません。

iPhone・Androidの充電器の電圧

日常生活でも欠かせないスマートフォンの充電器は、ハワイに行く前に必ず電圧をチェックしておきましょう。

・iPhone用のApple純正充電器の電圧→線間電圧: 100～240 V

iPhone用のApple純正充電器の場合、公式サポートに「線間電圧: 100～240 V」となっていました。
ユニバーサル仕様としてハワイの電圧をカバーしているので、そのまま使って問題ありません。
電圧が200Vを超える国に旅行する際も、240Vまで対応しているのでそのまま使うことができます。

Androidの充電器や周辺機器メーカーの充電器はメーカーによって異なります。
充電器に「100-240V」などの記載がありますので、一度チェックしてみてください。

充電器によっては文字が小さく見にくいこともあります。
その場合は公式サイトを調べると電圧の数字が明記されているので、ぜひご参照ください。

日本の充電器を使うために必要なアイテムとは？

日本の充電器をハワイで快適に使うためには、以下のアイテムがおすすめです。

・変圧器
・マルチ変換プラグ
・延長コード
・テーブルタップ
・USBケーブル

それぞれについて、順番に解説します。

変圧器

トランスとも呼ばれる変圧器を使うと、電圧を変えることができます。
充電したい電化製品とコンセントの間に取り付けることで、日本の電圧である100Vに変換してくれます。
国によっては必須となるので、海外旅行をするなら1つ持っておくと安心です。

変圧器は「電子式」と「トランス式」の2つがあります。

電子式は熱電気専用であり、ドライヤーや電気ケトル、ホットカーラーといった熱を発するものに使います。
軽量ですがデジタル表示や電子コントロール機能が搭載された電子機器には使用できず、オーディオプレーヤーや映像機器、パソコンの充電には使えません。

一方トランス式は構造がシンプルで、パソコンや携帯ゲーム機・スマートフォンの充電など精密機器の使用に最適です。
出力容量が大きくなると重量も増すので、インターネット上で購入するときは重さや大きさもチェックしておくと良いでしょう。

マルチ変換プラグ

マルチ変換電源プラグとは、コンセントプラグの形状が違う時に別のプラグ形状に変換する機器（アダプタ）です。
１種類ではなく複数のプラグ形状に変換できるのでマルチ変換プラグといいます。
海外旅行には欠かせないアイテムです。

画像引用元：iHouse all 海外変換プラグコンセント変換プラグ

マルチ変換プラグがあれば、コンセントプラグの形状がハワイや日本のようなAタイプ以外だった時も利用できます。

マルチ変換プラグは、製品によって対応しているプラグ形状に違いがあります。
ハワイ以外の国に行く予定がある場合は、その国に対応したマルチ変換プラグを選んでおくと良いでしょう。

マルチ変換プラグはあくまでもコンセントプラグ形状の違いをカバーするもので、電圧の違いはカバーしていません。
旅行先の電圧が200Vなど日本と違う場合は、1つ前でご紹介した「変圧器」も一緒に持参してください。

ハワイではコンセントプラグの形状が日本と同じなので、マルチ変換プラグは必須ではありません。

テーブルタップ

宿泊先のホテルやコテージの電源は、備え付けのテレビの横やベッド周りの下部分など、少し不便な場所に取り付けられていることが多くあります。

例えばベッドで寝ころびながらスマートフォンを操作したい……という場合、一般的な充電コードだと長さが足りないことがあります。
そのような時テーブルタップが大活躍してくれるのです。

テーブルタップがあれば、ベッドだけでなくソファでもスマートフォンやパソコンを充電しながら操作することもできます。

今では個人で持っている電子機器の数が増えていますから、家族やカップル・友人同士で旅行する場合、コンセントの数が足りません。

テーブルタップを持参しておけば、スマートフォンにデジタルカメラ、タブレットにパソコン…と多くの電子機器を一度に使用できます。

しかし国内向けに製造されているテーブルタップだと、海外の高い電圧に耐えられないリスクがあります。
高い電圧をかけ続けると漏電や発火の恐れがありますから、100V～240Vの電圧に対応した「海外対応」や「ユニバーサル対応」と記載されたテーブルタップを用意するのがおすすめです。

またテーブルタップは、長いタイプなら2mを超えるものもあります。
ハワイだけでなく国内旅行でも重宝するので、もし持っていない方は1つ持っておいて損はないでしょう。

USBケーブル

USBケーブルは今や生活必需品の一つになっています。旅行中の飛行機内でもUSBケーブルがあれば充電することができます。
Lightning・USB Type-Cの２つの端子を備えた“2 in 1”というタイプも出ています。
iPhoneや周辺機器さまざまな電子機器を充電したい時、この2 in 1のケーブルが大変重宝します。