モバイルバッテリー MOT-MB20001の正しい使い方

PD60W出力対応 モバイルバッテリー 大容量20,000mAh スマホ約4回分充電 2年保証(MOT-MB20001)
ノートパソコンの充電にも使用できるロングセラーモデルMOT-MB20001。
大容量20000mAh、PD60Wの高出力に対応する人気製品です。
そこで今回は、問い合わせの多い内容に関する説明をしながら、MOT-MB20001の正しい使い方を解説します。
◆MOT-MB20001ってどんな物?
◆まず最初にボタンを押してみましょう
◆モバイルバッテリーを充電するには?
◆スマートフォンなどを充電するには?
◆ノートPCを充電するには?
◆LEDがゆっくり点滅している。【低電流モード】って?
◆モバイルバッテリーが熱いが大丈夫?
◆Lightningケーブルは使ったら外しましょう
◆海外で使うことはできますか?
◆MOT-MB20001ってどんな物?
MOT-MB20001とは
●内蔵リチウムイオン電池の容量が20,000mAh
●出力はType-C出力:PD60W、Type-A出力:18W
●入力はType-C入力:PD30W
●付属品:Type-C to Type-Cケーブル、Type-A to Type-Cケーブル、専用ポーチ
●カラーリングは2色
●同SPECでは最小最軽量クラス 約58(W)×25(D)×150(H)mm 、 重量 約350g
小さいとは言えないですが、高SPECをギュっと詰め込んだ製品です。
◆まず最初にボタンを押してみましょう
MOT-MB20001をお使いになる時、まずボタンを1回押してみてください。
(長く押したり、2回連続で押さないで、短く1回だけ押してください)
するとLEDが光ります。
この時LEDは、モバイルバッテリーの残容量を示しています。
残容量が少なくなった(50%以下くらいを目安に充電してください)時は、モバイルバッテリーの充電を行ってください。
◆モバイルバッテリーを充電するには?
モバイルバッテリーを充電する時の注意です。
(1)モバイルバッテリーを充電する時は、必ず10W(5V2A)以上のAC充電器をご使用ください。
※5W(5V1A)のACアダプタ(以下の画像のACアダプタ)では充電できません。
画像引用:Apple USB アダプタについて
私どもは充電時間を短くすることが出来るPD30W以上のAC充電器をお勧めしています。
以下、お勧めのAC充電器です。
AC充電器 PD35W USB-C 1ポートUSB-A 1ポート 折りたたみ式プラグ 急速充電 PSE適合製品 全7色 2年保証(MOT-ACPD35WU1)
軽量&コンパクト PD30W USB-CポートAC充電器 急速充電対応 2年保証(MOT-ACPD30)
(2)充電時間はご利用の充電器で異なります。
ご利用の充電器により充電時間は変わります。
以下、参考にしてください。
・5V2AのAC充電器で充電した場合、約11時間20分
・PD18WのAC充電器で充電した場合、約4時間50分
・PD30W以上のAC充電器で充電した場合、約3時間
で満充電になります。
(3)モバイルバッテリーを充電する時はType-C
モバイルバッテリーを充電する時は、Type-Cに接続して充電する必要があります。
画像のように見て、電源ボタンに近い小さい楕円がType-Cです。
※説明の画像はMOT-MB10001ですが、接続や動作などは同じです。
電源ボタンから遠い方の長方形のType-Aからモバイルバッテリーを充電することは出来ません。
付属のType-A to Type-Cケーブルで充電するには、Type-A出力のAC充電器が必要です。
接続は画像のようにしてください。
下記のような点滅になっていれば正常に充電できています。
Type-C to Type-Cケーブルをご使用の場合は、Type-C出力のAC充電器が必要です。
接続は画像のようにしてください。
下記のように、緑色点灯(PD対応AC充電器の時のみ)と白色点滅が確認できれば正常に充電できています。
LEDインジケータはバッテリーの容量を示します。
全部点灯すると満充電です。
Type-C出力のAC充電器からモバイルバッテリーのType-Aを接続してもモバイルバッテリーの充電はできません。
Type-Aは、スマートフォンなどを充電する出力専用です。Type-Aでモバイルバッテリー本体を充電することはできません。
粗悪なType-C AC充電器を使ってこの接続を行うと、モバイルバッテリーとAC充電器の両方を壊してしまう可能性もあります。
この接続はしないように注意してください。
◆スマートフォンなどを充電するには?
モバイルバッテリーのType-C、Type-Aどちらからでもスマートフォンを充電することができます。
ご使用中のスマートフォンが充電できるUSBケーブルをご用意いただき充電を行ってください。
画像のようにType-C、Type-Aの両方を同時使用することも可能です。
モバイルバッテリーを満充電にした状態で、おおよそですが下記の回数充電することが可能です。
(あくまで目安です。お使いのスマートフォンにより回数は異なります)
◆ノートPCを充電するには?
MOT-MB20001はPD60Wの出力に対応しており、ノートパソコンの充電にもご利用いただけます。
ノートパソコンを充電するためには
・お使いのパソコンにType-C端子があるかご確認ください。
・お使いのパソコンがUSB Power Delivery充電に対応しているかご確認ください。
・お使いのパソコンが何W充電かご確認ください。
これらの確認は、ノートパソコンの取り扱い説明書をご確認いただくか、ノートパソコンメーカーのサポートにお尋ねください。
(弊社ではノートパソコンの仕様に関するサポートは出来ません)
併せて以下のコラムもご覧ください。
モバイルバッテリーでノートPCを充電したい!ポイントや条件、確認すべきことは?
最近のノートパソコンは外部機器に給電する機能を強化している影響で、モバイルバッテリーで充電しようとすると相性問題が発生する場合があります。
ノートパソコンへの充電をメインとする方は、ノートパソコン向けに開発しました以下の製品もございますのでご検討ください。
モバイルバッテリー 25000mAh PD140W出力 残量表示ディスプレイ PSE適合製品 シリコンケーブル付属 全1色 2年保証(MOT-MB25001)
MOT-MB25001のコラムもご覧いただけますと幸いです。
【新商品紹介】25000mAh PD140W出力 モバイルバッテリー MOT-MB25001
◆LEDがゆっくり点滅している。【低電流モード】って?
LEDが点滅していて止まらない。という問い合わせがよくあります。
慌てないでください。
LEDの点滅はどのくらいの速度でしょうか?
5秒くらい点灯して、5秒くらい消灯 を繰り返している場合。
これは【低電流モード】というモードになっています。
【低電流モード】とは?
モバイルバッテリーでBluetoothイヤホンなどを充電しようとすると充電できないことがあります。
それは、Bluetoothイヤホンを充電するための電流が小さすぎるため、モバイルバッテリーが出力を停止してしまうからです。
モバイルバッテリーのType-A出力は、出力する電流が小さくなるとスマートフォンが満充電になったと判断して出力を停止する機能を持っています。
【低電流モード】は、Bluetoothイヤホンなどの充電電流が小さい機器を充電するためのモードです。
【低電流モード】にすると、3時間出力を停止せずに充電を続けることができます。3時間後に自動的にOFFになります。
【低電流モード】を起動するには、電源ボタンを約5秒間長押ししてください。
【低電流モード】を終了するには、電源ボタンを2度素早く押してください。
◆モバイルバッテリーが熱いが大丈夫?
これも良く質問があるのですが、
モバイルバッテリーが熱いのですが大丈夫?
モバイルバッテリーは、表面の温度が60℃くらいまで上昇する場合があります。
60℃って言われてもちょっとわからないと思います。
おおよそですが、5秒くらい触っていて熱いと思うくらい(5秒くらい触れる)が60℃くらいと思ってください。
60℃くらいであれば、通常の温度上昇の範囲でお使いいただけます。
(ICやトランスと呼ばれる電子部品が熱くなっているだけで、電池の温度はもっと低いです。)
ですので、少し熱いな・・・と思った時は、5秒くらい触れる温度を目安に判断をしてください。
もし異常な温度になったら?
普通にお使いいただいていれば、異常な温度になった際は温度保護が働いて安全にお使いいただける温度まで下げるような動作をいたします。
本当に危険にな温度になった時は動作停止します。
安心してお使いください。
ただし、全く触れないほど熱い時などは使用を中止して、弊社サポートセンターまでご連絡ください。
◆Lightningケーブルは使ったら外しましょう
Type-C to Lightningケーブルをお使いの方。
モバイルバッテリーでType-C to Lightningケーブルを使う時の注意事項です。
モバイルバッテリーにType-C to Lightningケーブルを挿しっぱなしにしないでください。
Type-C to Lightningケーブルを挿しっぱなしにするとモバイルバッテリーは出力をOFFできないためです。
これは不良ではなく、USB Type-Cの規格に則って製品を作っているため発生します。
USB Type-Cは入出力双方向です。
そのため、通常は出力はOFFになっており、Type-Cに負荷が接続したことを検出すると出力がONになる仕様になっています。
Type-C to Lightningケーブルは、ケーブル内にMFiチップというICを内蔵しているため負荷として認識されます。
そのため出力をType-C to Lightningケーブルを挿すとType-CはONしてしまい、挿した状態だとONを継続します。
これは弊社の製品に限らず、USB規格に則って作ったモバイルバッテリーはこのような動作になります。
出力をONしているとじわじわとバッテリー容量が減っていきます。
Type-C to Lightningケーブルは、使い終わったら外す。心がけてください。
◆海外で使うことはできますか?
これもよくある質問です。「今度インドに行くのですが、電圧的に使えますでしょうか?」のような質問です。
モバイルバッテリーを海外で使うことはできます。
モバイルバッテリーはコンセントから直接充電するわけではないので、海外のAC電圧の違いの影響はありません。(一部のACコンセント付きのモデルを除きます)
海外でご使用する際は、訪問先の国の電圧に対応したAC充電器を持って行ってください。
このコラムでご紹介したAC充電器は海外でもご使用いただけます。(弊社のAC充電器は全て海外でもご使用いただけます)
※製品保証は日本国内での使用に限られております。海外で故障した際は保証の対象外となります。
以下のコラムも併せてご覧ください
韓国でもいつもの充電器って使える?韓国での充電の悩み・不安をスッキリ解消!
ハワイでもいつもの充電器って使える?ハワイでの充電の悩み・不安をスッキリ解消!
飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む時は、必ず機内持ち込みの手荷物で持ち込んでください。
預ける手荷物に絶対に入れないでください。
預ける手荷物の検査でモバイルバッテリーが発見されると呼び出されたり、その場で破棄されることもあります。
特に国際線では国内線以上に厳格にチェックされるため、必ず機内持ち込みの手荷物に入れておきましょう。
また、機内に持ち込みできるモバイルバッテリーの条件は、ご利用の航空会社のHPなどで確認をしてください。
近年、飛行機でのモバイルバッテリー発火事故の影響で、機内へのモバイルバッテリー等の持ち込みや機内での使用の規制が強化されています。
機内では使用禁止になっている場合もあります。
必ずご利用の航空会社のHPなどで確認をしてください。
ぜひこちらのコラムも参考にしてください。
モバイルバッテリーは飛行機の機内持ち込みできる?条件などをしっかり把握しておこう!
MOTTERUのモバイルバッテリーは、製品企画、設計段階の仕様のチェック、動作テストを日本国内で行っています。
安心・安全に使えるモバイルバッテリーです。
今回、ご紹介したのは
PD60W出力対応 モバイルバッテリー 大容量20,000mAh スマホ約4回分充電 2年保証(MOT-MB20001)
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