モバイルバッテリーでノートPCを充電したい!ポイントや条件、確認すべきことは?

「ノートPCの充電が切れそうなのに、コンセントが見つからない」
「外出先でノートPCを長時間使いたいけど、バッテリーが心配」
「モバイルバッテリーでスマホは充電できるけど、ノートPCも可能なの?」
仕事による出張や外出が多い人にとって、よくある悩みですよね。モバイルバッテリーがあれば、ノートPCの充電を気にせずどこでも仕事ができます。
本記事では、ノートPCを充電する方法やモバイルバッテリーで充電するメリットやデメリットを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
モバイルバッテリーがあれば場所を選ばずノートPCを自由に使用でき、外出先でも安心して作業を続けられますよ。
ノートPCを充電するにはどんな方法がある?
モバイルバッテリーでノートPCを充電するための方法とは?
モバイルバッテリーで充電できるメリット・デメリットとは?
ノートPCを充電するにはどんな方法がある?
ノートPCを充電する方法は、主に以下の3つです。
・ACアダプターを使用
・モバイルバッテリーを使用
・車載充電器を使用
それぞれ解説していきます。
ACアダプターを使用しての充電は、ノートPCの一般的な充電方法です。
コンセントに接続して使用するため、安定して充電できます。ACアダプターはほとんどのノートPCに付属しているので、追加で購入する負担もなく手軽に充電できます。
使用方法は簡単で、ACアダプターをコンセントに差し込み、ノートPCに接続するだけです。
ただし、コンセントが近くにない場所では使用できないという欠点があります。外出先や電源のない場所では、別の充電方法の検討が必要です。
2つ目のモバイルバッテリーを使用した充電は、外出先でノートPCを充電したい時に役立ちます。コンセントがない場所でも使用できるため、出張や外出が多い人におすすめです。
「これから打ち合わせなのに、ノートPCの充電がない」などの緊急時にも、役立ちます。モバイルバッテリーの多くが手のひらサイズなので、持ち運びしやすいのもポイントです。
3つ目の車載充電器は、車内でノートPCを充電したい場合に便利です。
車のシガーソケットに接続して使用するため、車での移動中に充電できます。車載充電器はノートPCの電圧に対応したものを選ぶ必要があります。
また、車内で作業することが多い人にとっては、便利な充電方法ですが、車のバッテリーの消耗にも注意が必要で、エンジンを切った状態での長時間使用は避けてください。
出張や外出が多い人は、ノートPCの充電方法をいくつか備えておくと、安心してPCが使えますよ。
モバイルバッテリーでノートPCを充電するための方法とは?
モバイルバッテリーでノートPCを充電するためには、以下の4つを確認しておく必要があります。
・ノートPCにUSB Type-C端子があるか
・PD充電に対応しているか
・モバイルバッテリーの容量は十分か
・モバイルバッテリーの出力は適切か
それぞれ解説していきます。
まず、ノートPCにUSB Type-C端子があるか確認します。USB Type-C端子がないと、モバイルバッテリーでの充電はできません。
※Type-A端子では、ノートPCの充電はできません。
USB Type-C端子はノートPCの側面にあることが多いですが、わからない場合は、取扱説明書を確認してください。
次に、ノートPCがPD充電に対応しているか確認します。Type-C端子があってもPD充電に対応していない場合があります。PD充電に対応しているかどうかは、ノートPCの取り扱い説明書やメーカーのウェブサイトで確認してください。それでもわからない場合は、ノートPCメーカーのサポートにご利用のノートPCの型名を伝えて「PD充電に対応していますか?」と確認をしてください。
PD充電対応のノートPCなら、PD対応のモバイルバッテリーから充電が行うことができます。
3つ目に、ノートPCを充電するには、高容量のモバイルバッテリーが必要です。
現在市販のノートPCのバッテリー容量は、30Wh~60Whくらいと言われています。(ご自身のノートPCのバッテリー容量は、取り扱い説明書やノートPCの裏面の記載事項で確認してください。)ノートPCを1回充電するのに必要なモバイルバッテリーの容量は、ノートPCのバッテリー容量の1.7倍くらい必要です。30WhのノートPCを1回充電するために必要なモバイルバッテリーの容量は51Wh。60WhのノートPCを1回充電するのに必要なモバイルバッテリーの容量は102Whです。
51Wh~102Wh(50Wh~100Whとします)のモバイルバッテリーと言われてもわかりにくいですね。これは、13000mAh~27000mAhのモバイルバッテリーということになります。
4つ目に、ノートPCを充電できる出力(W数)を備えているか確認が必要です。
PD充電に対応しているノートPCの充電に必要なW数は、付属の充電器の裏面で調べることができます。MacbookであればPD30Wで充電できる場合があります。WindowsノートPCは一般的にPD45W以上で充電できる場合が多いですが、必ずご自身のノートPCの充電に必要なW数は確認してください。必要なW数に満たない場合は、ノートPCによっては電力が足りず充電できないこともあります。
どうしてもわからない場合は、PD60W以上の出力に対応したモバイルバッテリーを使うようにしましょう。
ご自身のノートPCの使い方によって、どのくらいの容量のモバイルバッテリーが必要か、確認しておきましょう。
モバイルバッテリーで充電できるメリット・デメリットとは?
モバイルバッテリーで充電できるメリットとデメリットについて解説していきます。
メリットは、以下の2つです。
・場所を選ばず充電できる
・持ち運びが簡単
デメリットは、以下の2つです。
・充電できる回数に限りがある
・モバイルバッテリー自体の管理が必要
それぞれ解説していきます。
メリット
モバイルバッテリーで充電できるメリットは、以下の2つです
・場所を選ばず充電できる
・荷物を減らすことができる
モバイルバッテリーは、場所を選ばずに充電できます。
出張や外出時にコンセントが見つからない場合でも、モバイルバッテリーがあれば安心して作業が続けられます。また、コンセントがある会議室でも複数人で使うとコンセント差込口が不足していたり、コンセントが遠くてノートPCまで届かなかったりして充電できないこともありますよね。コンセントの位置を気にしなくてよいノートPC用モバイルバッテリーはそのようなときにも活躍します。バッグに1つ入れておくだけで、急な電池切れの心配がなく安心です。
2つ目のメリットは、PD対応のモバイルバッテリーとType-Cケーブルがあれば充電することはできることです。これらはノートPCだけでなくスマートフォンの充電にも利用できるので、出張や外出時など荷物を減らすことができます。
デメリット
モバイルバッテリーで充電するデメリットは、以下の2つです。
・モバイルバッテリー自体の管理が必要
・相性の確認が難しい
1つ目は、モバイルバッテリー自体の管理が必要な点です。モバイルバッテリー自体も、出かける前に充電しておく必要があります。
使用するたびに充電しておかないと、いざ使いたいと思ったときに充電がなく、役に立たないこともあります。お出かけする前に、忘れずに充電しておくことが大切です。
2つ目は、相性の確認が難しいことです。
ここまで説明した中でも、PD対応の確認、容量の確認、充電W数の確認などなかなか難しい話だったと思います。
ただ、これらの確認を怠って、PD対応のモバイルバッテリーを購入すると、購入後に『充電器出来ない』などのトラブルが発生する場合があります。
ノートパソコンの取説書を読んだり、ノートPCメーカーのサポートに確認するなどして準備を行いましょう。周囲のパソコンに詳しい知人に確認するのも一つの案です。
(モバイルバッテリーメーカーのサポートではノートPCの詳細はお答えできないため、ノートPCの仕様に関しては必ずノートPCメーカーのサポートに確認してください)
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