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2023.11.10 AC充電器

USB PD(パワーデリバリー)のメリット・デメリット

USB PD(パワーデリバリー)のメリット・デメリット

 

よく見かける「USB PD(パワーデリバリー)」というワードですが、みなさんはご存じでしょうか?
スマートフォンやノートパソコンを日常的に使用する方にはマストとなっているUSB PDですが、今さら聞けない、なんとなく理解はしているけど・・・という方にはぜひ本記事をご覧いただいてUSB PDのメリットとデメリットを知っていただきたいです!
そして、USB PD対応商品を購入したくなった!現在購入を検討している、そんな方のために今回はUSB PD対応商品を選ぶ際のポイントもご紹介いたします。

 

 

目次

USB PD(パワーデリバリー)とは?

USB PD(パワーデリバリー)のメリットは?

USB PD(パワーデリバリー)のデメリットは?

USB PD(パワーデリバリー)対応商品を選ぶ際のポイントは?

MOTTERUのパワーデリバリー対応商品

 

 

USB PD(パワーデリバリー)とは?

USB PDとは「USB Power Delivery(パワーデリバリー)」の略で、USB Type-C端子に対応した効率的かつ高速に給電を行える規格です。スマートフォンからノートパソコンなど幅広いデジタルデバイス機器へと充電ができます。
従来のUSB充電と比較すると、最大240Wまでの電力を出力することができるため、「急速充電」が可能になります。とにかくパワフルということですね。

急速充電ができるUSB PD(パワーデリバリー)とは?ではさらに詳しくUSB PDとはについてご紹介しております。

 

 

 

【USB PD(パワーデリバリー)のメリットは?

とりあえずのところ、早く充電ができるということはご理解いただけましたでしょうか?
USB PDはただ充電が早いだけではありません。いくつか具体的なメリットをご紹介しましょう。

 

 

急速充電が可能
こちらは冒頭部分でもご紹介した通り、従来のUSB規格であるUSB Type-A規格は5~10W程度の電力しか扱うことができなかったのに対して、USB PDは最大240Wの電力供給が可能です。
当社が行った、Androidスマートフォンへの充電時間(充電0%から100%のフル充電までの時間)の測定結果では従来のUSB Type-A規格を使用したUSB PD非対応の充電器(スマートフォンに付属していた製品)および充電ケーブルでの充電時間は約3時間かかりました。
それに対して、USB Type-C規格を使用したUSB PD対応の充電器(当社製品MOT-ACPD20)および充電ケーブルでの充電時間の結果はなんと1時間42分と約半分の時間でフル充電にできました。
※使用したスマートフォンはAndroidスマートフォン(2,760mAh)
※同一のスマートフォンおよびコンセントを使用しました

さらに詳しくは【大人の自由研究】実際にやってみた!急速充電(USB Power Delivery)どれだけ差が出る!?をご覧ください。

 

 

アダプタ、コネクタの統一化
USB PDの充電器を使用するにはUSB Type-Cコネクタを使用します。
今まではスマートフォンとノートパソコンのほとんどの充電器は互換性が無く、別の充電器を使用していました。しかし、USB PD対応のノートパソコンであれば、USB PD対応の充電器を使用してノートパソコンとスマートフォン両方への充電をすることができるのです。つまり、1つの充電器を併用して使用することができるので持ち物を減らすことができるということです。
また、スマートフォンの充電端子部分がUSB Type-Cであればノートパソコンにも使用ができるのでケーブルも併用して使用することができます。ケーブルが1本で済むのもメリットになるのではないでしょうか。
急速充電が可能なだけでなく、持ち物も減らすことができるのは外出先やビジネスシーンで利用する方にとっては喜ばしいことなのではないでしょうか。

 

 

双方向へ電力供給が可能
USB PD対応のUSB Type-Cケーブルは、「ロールスワップ」という電力供給側と受給側の入れ替えをすることができる機能があります。
たとえば、USB PD対応のノートパソコンとディスプレイをUSB PD対応のケーブルで接続されているとします。その際に、ノートパソコンがACアダプタに接続されている場合は、ノートパソコンからディスプレイ側へと電力供給、つまり充電が行われます。反対に、ディスプレイがACアダプタに接続されている時、ディスプレイからノートパソコンへ電力供給が可能ということです。
また、複数のデバイスをケーブルで数珠つなぎすることでそれぞれへと電力供給をすることができます。
今までにはない柔軟な使用方法ができるようになったのです。

 

 

 

【USB PD(パワーデリバリー)のデメリットは?

ご紹介してきた通り、メリットの多いUSB PDですが、使用する際のデメリットもあります。
しっかりとデメリットも理解して使用しましょう。

充電器・ケーブル・デバイスすべてUSB PDに対応していないといけない
USB PDのパフォーマンスを堪能するには以下の3つの製品すべてがUSB PDに対応していないといけません。
・充電器(AC充電器やモバイルバッテリーなど)
・ケーブル
・デバイス(スマートフォンやノートパソコンなどの端末)
USB PD対応製品は非対応の製品と比較すると販売価格が高いのですべて揃えるには出費がかさむでしょう。
また、USB PD対応なのに充電が遅い気がするなと感じる方は充電器の出力数がデバイスの容量に満たしていないのかもしれません。

 

負荷がかからないように使用する必要がある
USB PDの特徴の1つでもある「急速充電」は使用方法によっては充電器やデバイスのバッテリーに負荷がかかってしまう恐れがあります。
どうしても多量の電力を流して充電をしているので充電器やデバイスが熱を発してしまうことがあります。しかし、この状態で使用し続けているとバッテリーに負荷がかかってしまい、劣化する恐れがあります。ですから、異常な発熱を感じたら使用するのを中止しましょう。また、安全な使用方法を心掛ける必要があります。

【USB PD(パワーデリバリー)対応商品を選ぶ際のポイントは?

USB PDのメリットとデメリットを理解して、USB PD対応商品を選びましょう。
その際に判断基準となるポイントをご紹介します。

 

ケーブルの選び方
前項でもご紹介したようにUSB PDを使用するには対応のケーブルが必要となります。USB PDのケーブルはUSB Type-Cコネクタなのですが、すべてのUSB Type-CコネクタがUSB PD対応なわけではありません。アクセサリーの仕様を確認して、USB PD対応かどうか必ず確認しましょう。

また、USB PD対応に対応しているUSB Type-Cケーブルは「3A対応(最大60W対応)」と「5A対応(最大100W対応)」の2種類あります。PD60Wよりも大きな電力で給電する際には「eMarker(イーマーカー)」と呼ばれる認証チップを搭載している「5A対応ケーブル」を使用する必要があります。

 

 

 

デバイスにあった出力数
最大240Wまで対応ではありますが、対応できる最大電力数は充電器やデバイスによって異なります。デバイス側が必要とする電力に充電器側が対応していないと充電時間が長時間になってしまうことや、場合によっては充電ができないといったこともあります。
充電器やデバイスの仕様もしっかり確認しましょう。

 

 

 

MOTTERUのパワーデリバリー対応商品

USB PD対応のデジタルデバイスを持っているのにUSB PDを使わないのはもったいないです!どれを購入しようか迷っているそんな方にはMOTTERUのおしゃれでコンパクトなこちらの商品をおすすめします。

Power Delivery65W対応 USB-C×1ポート、USB-A×1ポート 合計最大63W AC充電器(MOT-ACPD65WU1)
実売価格4480円

こちらはUSB PD対応のType-Cポートにより急速充電が可能です。
USB PD対応ノートパソコンの充電にも対応しています。(単体使用時 PD65W)
※2ポート使用時、合計最大63Wになります。
ハイパワーなのにコンパクトです。プラグ部分は可動式を採用しており、未使用時は折りたたむことができるので持ち運びにも便利です。旅行先や出張先でも大活躍の商品です。
また、AC充電器ではめずらしい全8色という豊富なカラーバリエーションなので、人とは被りたくないなんて方にもオススメです。

 

 

 

PD60W出力対応 モバイルバッテリー 大容量20,000mAh(MOT-MB20001)
実売価格7990円

PD60W対応の20,000mAhモバイルバッテリーでは国内最小クラスで重さは約350g。
スマートフォン4回以上充電可能です。USB PD対応のノートパソコンにも充電ができるのでビジネスシーンでも大活躍間違いなしの商品です。
バッテリー本体への充電も、USB Power Deliveryに対応しており、最大30W入力(12V/1.5A、PD対応)なら、わずか3時間でモバイルバッテリー本体を満充電にすることが可能です。

 

 

しなやかで絡まない シリコンケーブル 急速充電 データ転送対応 USB-C to USB-C 1m(MOT-SCBCCG100)
実売価格1580円

まとめたり巻いたりしてもやわらかいので、絡まずスッキリ使用できるMOTTERUのシリコンケーブルは50,000回の折り曲げ試験をクリアしており、しなやかでやわらかく耐久性に優れています。
最大60W(20V/3A)出力に対応し、ノートパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどのUSB Type-C端末デバイスに急速充電が可能です。
急速充電のデメリットである異常な発熱に対しても異常な発熱を検知したら、温度センサーが電流を停止し、火災事故を未然に防ぎます。
カラーバリエーションは全7色でお好みのカラーをお選びいただけます。

⇒USB Type-CtoLightningケーブルをお探しの方はこちら

 

これでみなさんもUSB PD上級者です!
他にもMOTTERUにはUSB PD対応商品が勢ぞろいしておりますので、商品ページも覗いて見てください!

 

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