モバイルバッテリーの歴史を振り返ろう!誕生秘話やニーズ、種類の変化とは
外出先など、すぐコンセントに繋いでスマートフォンを充電できない場面で活躍するモバイルバッテリー。移動しながらでも充電を続けることが可能で、出張先や学校、旅行先で重宝されています。
そんなモバイルバッテリーですが、いつごろから普及し始めたのかをご存じでしょうか?「気付けば、モバイルバッテリーが当たり前のような存在になっていた」という方も多いでしょう。
そこで今回は、モバイルバッテリーの歴史についてご紹介します。誕生秘話やデザインの変化、現在のモバイルバッテリーの特徴について確認していきましょう。モバイルバッテリーがどのように誕生し、私たちの生活に欠かせないものとなっていったのかについて振り返ってみてくださいね。
モバイルバッテリーはいつからある?誕生の歴史や当初のデザインを紹介
現在のモバイルバッテリーにはどんな種類がある?
スマホの普及でモバイルバッテリーのニーズが拡大!どんな機能やサービスが登場している?
モバイルバッテリーはいつからある?誕生の歴史や当初のデザインを紹介
モバイルバッテリーはいつからある?誕生の歴史や当初のデザインを紹介
はじめに、モバイルバッテリー誕生の歴史について解説します。モバイルバッテリーの充電機能に不可欠な電池の由来や当初のデザインについても確認していきましょう。
1989年になると外出先での通話を可能にした小型の携帯電話が発売されます。当時の携帯電話は、バッテリーを消費するため、頻繁な電池交換が必要でした。携帯電話のバッテリーは取り外しができ、予備のバッテリーを持ち歩いていました。また予備の充電器を持っている方も多かったです。当時はまだモバイルバッテリーと呼ばれる物は普及していませんでした。
1991年、ソニーは世界初の商用リチウムイオン電池を発表しました。リチウムイオン電池はノートパソコンに導入され急速に普及します。従来の電池と比較して軽く、大容量で寿命が長いという特徴を活かしたリチウムイオン電池を搭載した製品の開発が進みました。
2000年代になると、PDA(Personal Digital Assistant)やコンデジと呼ばれるデジタルカメラ、コンパクトビデオカメラの普及により、外付けの充電用電池の需要が高くなり、現在のモバイルバッテリーのような製品が誕生します。
この当時のモバイルバッテリーはまだ、専用の充電ケーブル、専用コネクタプラグなどが必要であり、汎用的な物は少なかったため大きな普及はしませんでした。
2002年になると、WIndows Mobileと呼ばれるOSを搭載したスマートフォンが発売されます。現在のスマートフォンの走りです。スマートフォンの登場とともにUSBで充電をする(USB BC1.2)ことが普及します。
USB充電によりモバイルバッテリーの規格が統一され、モバイルバッテリーの種類が増えてくることになります。
そして2007年にiPhoneの登場。2008年にAndroidOSの登場。これによりスマートフォン市場は拡大し、モバイルバッテリーの需要も高まることになりました。
2010年代には、スマホ性能の向上による電力消費に対応するため、モバイルバッテリーも大容量の製品や急速充電が可能な商品が登場しました。
スマートフォンの普及によりモバイルバッテリーの需要はどんどん高まり、多種多様なモバイルバッテリーが販売されることになります。
現在のモバイルバッテリーにはどんな種類がある?
さまざまな変化を経て進化し続けるモバイルバッテリーですが、現在はどのような種類があるのでしょうか?多角的な視点から確認していきましょう。
モバイルバッテリーは、スマホだけではなくワイヤレスイヤホンやポータブル扇風機など、さまざまな電子機器を充電することができます。しかし、アイテムによってコネクタの形状が異なるため、ニーズに合ったバッテリーやケーブルが必要です。
このような悩みを解決するため、異なる充電ポートを複数備えたモバイルバッテリーがあります。「USB-C」「USB-A」などの複数の端子をひとつのモバイルバッテリー搭載することで複数の機器を充電することが可能です。
モバイルバッテリー 10000mAh 残量表示ディスプレイ PD20W入出力 PSE適合製品 ケーブル付属 全3色 2年保証(MOT-MB10005-EC)

・充電残量が数字で見える
・PD20Wで急速充電できる
・コンパクトでもしっかり充電できる大容量
・2台同時充電に対応
・バッテリー本体も急速充電できる
・ポケットにも入れやすいコンパクトタイプ
・飛行機への持ち込みもできる
・安心の2年保証付き
USB PDは「USB Power Delivery」の略で、従来よりも大きな電力を送ることができる規格です。USB-Cに対応しており、より急速な充電を可能にしています。
モバイルバッテリーでもUSB PDに対応した製品が登場し、外出先でも素早くスマホの充電ができるようになりました。大容量でもコンパクトなデザインのモバイルバッテリーが登場しているので、購入の際にはUSB PDに対応しているかどうかを確認してみてください。
USB-Cケーブル一体型モバイルバッテリー 10000mAh 残量表示ディスプレイ PD35W入出力 PSE適合製品 全2色 2年保証(MOT-MB10004)

・ケーブル一体型で荷物がスッキリ
・充電残量が数字で見える
・しっかり充電できる大容量の10000mAh
・PD35Wで急速充電できる
・2台同時充電にも対応
・バッテリー本体も急速充電できる
・手のひらサイズでいつでも一緒
・旅行の必需品、飛行機への持ち込みもOK
・幅広い対応機種に充電ができる
・安心の2年保証付き
AC充電器とモバイルバッテリーが一体化した製品もあります。コンセントから直接充電することでモバイルバッテリーを急速充電することが可能です。また自宅でではAC充電器として使用し、外出時にはそのまま持ち出しモバイルバッテリーとして使用することができます。旅行や出張などの時も、AC充電器とモバイルバッテリーの2種類を持ち運ぶ必要がなくなるため、とても便利です。
コンセント一体型 モバイルバッテリー 10000mAh PD30W入出力 2in1 残量表示ディスプレイ PSE適合製品 全2色 2年保証(MOT-MBAC10001-EC)

・1台2役のモバイルバッテリー
・最大PD30Wで急速充電できる
・2台同時充電に対応
・バッテリーへの充電もコンセントに挿すだけで急速充電
・充電残量が数字で見える
・コンパクトでもしっかり充電できる大容量
・睡眠中にスマホもバッテリーも一緒に充電できる
・持ち運びしやすい折りたたみ式プラグ
・飛行機への持ち込みもできる
・安心安全の多重保護システム
・安心の2年保証付き
Qi規格の登場により、スマホはワイヤレス充電が可能になりました。スマホの背面に充電器を添えるだけでスマホが充電できるこの技術は、近年注目を集めています。
更に、2023年には次世代規格の「Qi2」(マグネット式ワイヤレス充電)が誕生し、Qi2に大した充電器とスマホがマグネットでピタッと固定されることでより充電がしやすくなりました。モバイルバッテリーもQi2に対応した製品が登場し、スマホの背面にモバイルバッテリーを吸着させることで、気軽な充電を可能にしています。
マグネット式 ワイヤレスモバイルバッテリー 5000mAh Qi2認証品 MagSafe対応 15W対応 全2色 2年保証(MOT-MBQI5001-EC)

・ケーブル要らずでピタっとワイヤレス充電
・ワイヤレスでも15Wの急速充電
・スリムで充電中も手持ちしやすい
・充電しながら通話ができて最高
・充電しながらでも動画視聴もスイスイ
・カメラ干渉せず、撮影もできる
・ケーブルでの急速充電も可能
・残量と充電をLEDランプでお知らせ
・バッテリー本体も急速充電できる
・パススルー充電もできる
・万が一を未然に防ぐあんしん保護機能
・安心の2年保証付き
SDG’sの普及に伴い、エコフレンドリーな活動が広まっています。モバイルバッテリーも例外ではなく、環境に優しい製品の開発が進んでいます。
例えば、自然素材や再生プラスチックを活用したモバイルバッテリーのケースや、レアメタルを使用しない製品の開発。Li-ion二次電池の再利用の研究。より効率的なエネルギー管理のシステムの導入などが行われています。将来的には、身の周りの小さなエネルギーを集めて電力に変換し、持続可能なエネルギー技術を持ったモバイルバッテリーの誕生が期待されます。
スマホの普及でモバイルバッテリーのニーズが拡大!どんな機能やサービスが登場している?
スマホのニーズが多種多様なように、モバイルバッテリーにもさまざまなニーズが求められています。具体的にどのような機能やサービスがあるのか、確認していきましょう。

経済産業省は、PSE(電気用品安全法)によってモバイルバッテリーの製造・輸入業者に一定の措置を義務付けています。例えば、製造の届け出や技術基準の適合性の確認、検査記録の保存などです。規則に沿った製造手順によって、モバイルバッテリーの安全性が保たれています。
また、モバイルバッテリーには保護システムが標準搭載されています。過充電や過放電、短絡、過熱などに対する保護を行います。リチウムイオン電池は過充電・過放電状態になると劣化するため、それらを防ぐことで安心してモバイルバッテリーを使用できるのです。

モバイルバッテリーは、非常時や災害時にも役立つ製品です。今やスマホはライフラインに欠かせない物となっており、非常時や災害持の情報収集に欠かせない存在です。モバイルバッテリーがあれば、いざという時もスマホを充電することができます。また、スマホだけではなくさまざまなLEDライト、ハンディファン、電子カイロなどの機器を充電することもできます。
また、モバイルバッテリー機能に加えてLEDライトやスピーカー機能を兼ね備えた製品もあります。ソーラーパネルを使い、太陽光でモバイルバッテリーを充電することも可能です。大型ポータブル電源があれば、スマホの充電だけでなく調理機器や電気毛布などを動かすこともできます。モバイルバッテリーは、アウトドア活動や防災用品には欠かせないアイテムといっても過言ではないでしょう。
駅やショッピングモール、テーマパークなどでモバイルバッテリーの貸し出しサービスを見たことはありませんか?このサービスを「シェアリングサービス」といい、必要なときにモバイルバッテリーをレンタルして使用し、充電し終わったら所定の場所に返却するシステムです。
シェアリングサービスが設置されている場所では、バッテリー 充電切れを気にせずにスマホを使い続けることができます。災害時にも役立つでしょう。
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