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2023.10.24 モバイルバッテリー

モバイルバッテリー寿命はどのくらい?処分の方法は?

モバイルバッテリー寿命はどのくらい?処分の方法は?

 

モバイルバッテリーを長く使う方法は? 買い替え時は? 捨て方は? 気になる疑問にお答えします!

 

スマホなどの電子機器をいつでも充電でき、最近は災害時の備えとしても注目されている「モバイルバッテリー」ですが、普及とともにその寿命や処分方法に関する疑問も増えています。そこで今回は、モバイルバッテリーの寿命や長く使うために知っておきたいこと、使わなくなったときの処分方法まで詳しく解説します。

 

 

目次

モバイルバッテリーの寿命はどれぐらい?

劣化の原因は? 長く使うために心がけることは?

寿命となったときの対処方法は?

まとめ/オススメのモバイルバッテリー

 

【モバイルバッテリーの寿命はどれぐらい?】

 

まずはモバイルバッテリーの中身から説明しましょう。モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池というものが内蔵されており、この電池に蓄えられた電気を使ってスマホなどを充電しています。

 

リチウムイオン電池は一般的に約500回~1000回程度の充電を繰り返すと最大容量が新品の5割~7割程度に落ちるといわれており、その状態になると“寿命”とされています。寿命というとバッテリーがまったく使えなくなる状態のことかと考えてしまいますが、最大容量の半分程度にまで下がってしまうことがリチウムイオン電池における寿命なんですね。

 

寿命になったリチウムイオン電池は最大容量の低下のほかに、充電に時間がかかるようになったり、まだ残量が残っているのに突然電池切れになったり、充電時に異常に発熱したりと、様々な症状も現れるようになります。そういった症状が続くようであれば買い替えのサインといえるでしょう。

 

また、寿命というと日数や年数などの期間を思いがちですが、リチウムイオン電池の寿命は充電回数によるものなので、毎日充電する場合と2日おきに充電する場合では、寿命を迎えるまでの日数は2倍の開きが生じます。1日何度も充電するようなヘビーユーザーだと、1年ももたずにバッテリーが劣化してしまうことも。では、モバイルバッテリーの劣化を抑えてできるだけ長く使うためには、どのようなことを心がければよいのでしょうか?

 

 

 

【劣化の原因は? 長く使うために心がけることは?】

 

前項でリチウムイオン電池の寿命は充電回数によることを説明しましたが、このほかにも様々な要因が電池の劣化に影響しています。

 

1.高温や発熱に注意

リチウムイオン電池は充電するときや放電するときに熱を生じる性質がありますが、この温度が高すぎると電池そのものの劣化を引き起こすことがあります。異常に発熱している場合は使用を止めて様子を見ましょう。

 

ほとんどのモバイルバッテリーには過電流や過放電、短絡(ショート)を感知して電流を遮断する保護機構が備わっていますが、粗悪なものには安全機構が無い場合も。製品選びの際に安全機構が備わっているか確認するようにしましょう。

 

 

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)は、インターネットで購入した粗悪なモバイルバッテリーが発火してしまう事例を紹介し、ほかと比べて極端に安い製品や日本語の説明が不自然なもの、販売事業者の連絡先が不明なもの、高評価ばかりついているもの(やらせレビューの可能性)などを購入する際は注意するように呼びかけています。

 

(外部リンク)

NITE モバイルバッテリー「4.インターネットで購入したモバイルバッテリーから発火」

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/21022501.html

 

また、モバイルバッテリーを高温になる場所に放置すると、最悪の場合燃えてしまうこともありますので、直射日光の当たる場所や閉め切った狭い空間などに放置することは避け、充電中もできるだけ目を離さないようにしましょう。

 

(外部リンク)

NITE モバイルバッテリー「6.高温下に放置して発火」

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/23062701.html

 

 

2.満充電や過放電を避ける

 リチウムイオン電池の性質として、最大容量いっぱいまで充電したり、逆にゼロになるまで使い切ったりすると劣化してしまうというものがあります。スマホなどで最大容量の80%程度までしか充電しない「いたわり充電」機能を備えた機種があるのも、そういったリチウムイオン電池の性質に合わせているからなのです。

 

モバイルバッテリーは、基本的には10%~90%くらいの間で使うことを意識し、残量がゼロになる前に充電するように心がけましょう。また、長期間使用しないときは、満充電せず60%~80%の状態にしておくとよいでしょう。

 

 

【寿命となったときの処分方法は?】

 

寿命となって性能が低下したり使わなくなったりしたモバイルバッテリーは、どのように処分すればよいのでしょうか。近年、モバイルバッテリーに限らず、ワイヤレスイヤホンや加熱式タバコなどバッテリーを内蔵した製品を分別せずにゴミに出し、ゴミ収集車のなかで発火して事故になるケースが多発しています。バッテリーを内蔵した製品は、必ず分別しお住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。

(外部リンク)

NITE モバイルバッテリー「2.ごみ収集車で発火・破裂」

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/19102401.html

 

最も手軽なのは、製品を購入した家電量販店やホームセンターなどの販売店に持ち込み回収してもらうことです。こういった店舗の店頭には充電池の回収ボックスが設置されていることがありますので、買い物のついでに気軽に持ち込むことができます。

 

小型充電式電池の回収やリサイクル活動を推進する一般社団法人JBRCの公式ホームページでは、お住まいの地域を選択するだけで充電池の回収に協力している販売店や自治体施設などを検索できるサービスを提供しています(※)。充電池はリサイクルが可能なので、回収してもらえれば再利用され資源を有効活用できます。

 

※:回収対象となるのはJBRC加盟メーカーの製品のみ

 

JBRC 「協力店・協力自治体」検索

https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/

 

また、まだ使えるものであればリサイクルショップやフリマアプリなどを利用するのも手です。なるべくゴミにならないようにリサイクルを心がけましょう。

 

 

【まとめ/MOTTERUのおススメモバイルバッテリー】

今回の内容をまとめると以下のようになります。

・モバイルバッテリーの寿命は充電約500~1000回程度が目安

・モバイルバッテリーの劣化を抑えるには「温度」と「バッテリー残量のコントロール」が重要。高温や発熱に注意し、残量ゼロになる前に充電しよう

・安全機構の備わっていない粗悪な製品は発火の危険性も。購入時に確認しよう

・不要になったモバイルバッテリーは回収してリサイクル。ゴミとして捨てるのはNG

 

 

オススメのモバイルバッテリー

 

本文中でも説明したように、モバイルバッテリーを選ぶ際には安全性のチェックも重要です。MOTTERUのモバイルバッテリーはすべての製品に多重保護システムを搭載しているので、過電流や過放電、短絡(ショート)を感知して電流を遮断し、トラブルを未然に防ぎます。また、MOTTERUは一般社団法人JBRCに加盟しているので、不要になったモバイルバッテリーは協力店舗や自治体に持ち込めば無料で回収してくれます。

 

 

10,000mAh モバイルバッテリー(MOT-MB10001)

実売価格3,990円

 

重さわずか174gで、同容量のモバイルバッテリーでは国内最小・最軽量となるコンパクトモデル(2020年9月時点)。USB-AとUSB -Cの2ポートを備え、2台同時充電も可能。スマホなら約2~3.5回のフル充電が可能な10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。デバイスに合わせて最適な給電を可能にする「かしこく充電」対応。専用ポーチと本体充電用のUSB-A to USB-Cケーブル1本が付属。カラーは全8色。

 

10,000mAh PD30Wモバイルバッテリー(MOT-MB10002-EC)

実売価格4,980円

 

USB Power Deliveryに対応したUSB-AとUSB -Cのポートの2ポートを備え、最大30Wの超高速充電が可能。スマホやタブレットをはじめ、ノートPCやポータブルゲーム機などにも充電ができます。クレジットカードとほぼ同サイズで重さも約185gと持ち運びにも最適。専用ポーチと本体充電用のUSB-C to USB-Cケーブル1本(バッテリーと同色)が付属。カラーは全2色。

 

20,000mAh モバイルバッテリー(MOT-MB20001)

実売価格7,990円

 

PD60W対応で、スマホからノートパソコンまですばやく充電可能。20,000mAhの大容量バッテリーにより、一般的なスマホなら約4回フル充電できます。USB-AとUSB-Cの2ポートを備え、2台同時充電にも対応。本体の充電もPD対応なので、PD対応のAC充電器なら約3時間で充電できます。デバイスに合わせて最適な給電を可能にする「かしこく充電」対応。専用ポーチと充電用ケーブル2本(USB-A to USB-C/USB-C to USB-C)付属。カラーは全2色。

 

5,000mAh モバイルバッテリー(MOT-MB5001-EC)

実売価格3,280円

 

丸みを帯びた長方形のボディで、重さは約98gと国内最小最軽量クラスの超コンパクトなモバイルバッテリー(2023年4月時点)。容量5,000mAhで、スマホを約1回フル充電できます。PD20Wの入出力に対応しており、急速充電対応機種ならスピーディに充電可能。iPhone 14なら約30分で0%→50%まで充電できます。また、PD20WのAC充電器を使えばモバイルバッテリーを約1時間30分でフル充電可能。機内持ち込みにも便利な専用ポーチと本体充電用のUSB-A to USB-Cケーブル1本(バッテリーと同色)が付属します。カラーは全6色。

 

モバイルバッテリーは正しく使えばとても便利な製品ですので、今回ご紹介した内容を踏まえて快適なモバイルライフを過ごしましょう。

 

 

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