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2025.06.06 技術コラム

【新商品紹介】Qi2認証 車載用Qi2ワイヤレス充電器ファン付き MOT-QI15WCH02-ECBK

【新商品紹介】Qi2認証 車載用Qi2ワイヤレス充電器ファン付き MOT-QI15WCH02-ECBK

新商品の紹介です。

マグネット式 ワイヤレス充電器 車載 Qi2 MagSafe対応 15W 冷却ファン&冷却プレート付 シリコンケーブル付属 全1色 2年保証(MOT-QI15WCH02-EC)

です。

 

◆Qi2とは?
◆車内でサッと充電ができる
◆Qi2認証品です
◆Qi2(15W)ワイヤレス充電に対応
◆放熱ファンと冷却プレート内蔵
◆充電器はPD30W以上の充電器をご使用ください
◆夜の車内でも位置がわかるパワーインジケーター
◆選べる取り付け方法 エアコンルーバーに取り付け/ダッシュボードに取り付け
◆安心・安全にお使いいただける多重保護システム

 

 


◆Qi2とは?

Qi2とは?

既存のQi規格は、スマートフォンQiワイヤレス充電器のコイルの中心が一致したときにのみ最大の効率が得られ、
少しでもズレると効率が落ちる問題がありました。
この問題を解消すべく、AppleのMagSafe充電の技術を積極的に取り入れた新しいワイヤレス充電規格がQi2です。

Qi2の詳細は以下コラムも参照ください
MagSafe充電?Qi2?ワイヤレス充電の仕組み


◆車内でサッと充電ができる

MOT-QI15WCH02-ECは、Qi2対応のスマートフォンをワイヤレス充電できるワイヤレス充電器です。

スマートフォンを近づけると正しい位置にマグネットで固定されます。

内部に冷却用のファンと冷却プレートを内蔵しており、充電時のスマートフォンの発熱を軽減します。

 


◆Qi2認証品です

しっかりとQi2認証を取得しています。

Qi認証を取得すると何が良いか?

認証を取得するためのテストには、機能的な試験以外に端末との接続試験も含まれています。

お使いの端末がQi認証を取得していれば、MOT-QI15WCH02-ECとの相性は保証されていることになるのです。

 

認証品かどうかの確認は、

Wireless Power Consortium の Certified Products

に必要事項を入力するとどなたでも確認できます。

 


◆Qi2(15W)ワイヤレス充電に対応

・5Wワイヤレス充電(Androidスマートフォン)※

・7.5Wワイヤレス充電(iPhone 8 ~ iPhone 11シリーズのiPhone)※

・10Wワイヤレス充電(Androidスマートフォン)※

・15W Qi2ワイヤレス充電(iPhone 12 ~ iPhone 16シリーズのiPhone)

に対応しています。

※5W/7.5W/10Wワイヤレス充電対応のスマートフォンは、マグネットを内蔵していないためMOT-QI15WCH02-ECを使用することは出来ません。

※ケースを使用する際は、MagSafe対応ケース、Qi2対応ケースをご使用ください。
非対応のケースは、マグネットの磁力が弱まるため固定できなくなります。

 


◆放熱ファンと冷却プレート内蔵

放熱ファンとペルチェ素子冷却プレートを内蔵しています。

 

分解するとこのようなイメージです。

 

スマートフォンとの接合面を冷却することでワイヤレス充電時の発熱を抑えています。

 

 

どのくらいの冷却効果があるのか?

画像はiPhone 16を0%から20分間充電した直後の画像です。
(冷却機能のあるMOT-QI15WCH02-ECを使うと、20分以上やるとiPhoneの温度がどんどん下がるため20分で測定しています。)

画像は『サーモカメラ』と呼ばれる内部の温度が分かるカメラで撮影しています。
暗い方が温度が低く、明るい方が温度が高くなっています。

iPhone 16 は36.6℃(白い十字部分の温度)です。

MOT-QI15WCH02-ECの温度は、29.7℃(白い十字部分の温度)です

MOT-QI15WCH02-ECの温度は、29.7℃とかなり低いです。
20分以上の時間をかけるとiPhoneの温度もだんだん30℃に近づいてきます。

 

 

比較として他のQi2充電器の温度を測定してみます。

条件は同じiPhone 16を0%から20分間充電した直後の画像です。

iPhone 16 は39.0℃(白い十字部分の温度)です。(41℃くらいまで上昇するのを確認しています)

比較対象のQi2充電器の温度は、41.9℃(白い十字部分の温度)です

Qi2充電器の中心温度に41.9℃と29.7℃で約12℃の差があります。

 

次にMOT-QI15WCH02-ECとスマートフォンの接合面の温度を測定してみます。
試験条件は、Qi2(15W)の出力を継続できる装置を取り付け、15W出力を継続しながら結合面の温度を測ります。

試験を3時間30分ほど実施しましたが、接合面(充電器側)の最高温度は28.1℃でした。

Qi2充電中でもMOT-QI15WCH02-ECは30℃以下をキープします。

これが充電時にスマートフォンの温度上昇を抑える秘密です。

 


◆充電器はPD30W以上の充電器をご使用ください

MOT-QI15WCH02-ECをご利用の際は、PD30W以上の車載充電器をお使いください。

放熱ファンとペルチェ素子冷却プレートを動作させるため、通常のQi2ワイヤレス充電器より消費電力が大きいです。

そのため、必ずPD30W以上の車載充電器を使用してください。

PD30W未満の充電器を使用すると、ワイヤレス充電の機能低下が起こります。

※現在、弊社でご紹介できる車載充電器がございません。近日、発売予定ですので改めてご紹介いたします。

 

 

 


◆夜の車内でも位置がわかるパワーインジケーター

暗い夜の車の中でも、パワーインジケーターが点灯して位置がはっきりわかります。

 

電源を投入した時は、画像のように虹色に光ります。
3周ほど虹色で回転した後、緑点灯 ⇒ 薄い緑点灯 で準備OKです。

ちょっと派手ですが、夜の車内でもしっかりと位置を確認できます。

 


◆選べる取り付け方法 エアコンルーバーに取り付け/ダッシュボードに取り付け

エアコンのルーバー(吹き出し口)に取り付けたり、ダッシュボードに取り付けたり。

2種類の設置方法が可能です。

 

 

強力な3M社製の粘着吸盤を採用しています。

シボ加工のダッシュボードには補助プレートをお使いください。

※補助プレートは貼り直しが出来ません。取り付け位置は慎重に決めてください。

 

アームの長さを変えたり、角度を変えたりすることで見やすい位置にスマホを固定できます。

 

取付用のエアコンクリップ、吸盤式アームスタンド、補助プレート、Type-C to Type-Cケーブル。付属品も充実しています。

 


◆安心・安全にお使いいただける多重保護システム

 

異常が発生すると、6回ほど青と緑が交互に点滅した後、消灯します。

このような状態になった時は、スマートフォンを外してワイヤレス充電を停止させてください。

一定時間で自然と復旧しLEDが緑色点灯します。

それでも復旧しなかった時は、Type-C to Type-Cケーブルを外して、少し時間をおいてから再びType-C to Type-Cケーブルを取り付けてください。

 

 


MOTTERUのワイヤレス充電器は、製品企画、設計段階の仕様のチェック、動作テストを日本国内で行っています。
安心・安全に使えるワイヤレス充電器です。

今回、ご紹介したのは以下の商品です。

マグネット式 ワイヤレス充電器 車載 Qi2 MagSafe対応 15W 冷却ファン&冷却プレート付 シリコンケーブル付属 全1色 2年保証(MOT-QI15WCH02-EC)

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