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2024.04.16 モバイルバッテリー

モバイルバッテリーのOEM生産するメリット・デメリットとは

モバイルバッテリーのOEM生産するメリット・デメリットとは

スマートフォンやタブレットの需要が高まり、モバイルバッテリーも身近な存在となりました。突然の充電切れに備え、ひとつはカバンに入れて持ち歩きたいアイテムですよね。

外出先など、コンセントがなくても充電ができる便利なモバイルバッテリーは、近年そのデザインやオシャレさにもこだわりを見せています。有名ブランドのロゴがプリントされた商品や、中には自分でオリジナルデザインを施したモバイルバッテリーも人気です。

最近では、ロゴやプリントを施すことで価値を見出し、モバイルバッテリーをOEM商品として取り扱っている企業も増えています。OEM商品にすることで、どのような効果をもたらしているのでしょうか?

そこで今回は、モバイルバッテリーをOEMで生産するメリットやデメリットについて解説していきます。「OEM生産って何?」と思われている方に向けて、“OEMとは何か”についても触れていきますので、ぜひご覧ください。

 

目次
OEM生産って何

OEMのメリット・デメリットとは?

モバイルバッテリーのOEMでこんなことが実現できる!?

OEMに最適!?MOTTERUオススメのモバイルバッテリー

 

 

 

 

OEM生産って何?

まずはじめに、OEM(オーイーエム)とはどのような意味を持つのかについて解説していきます。現代のビジネス社会にとって欠かせない仕組みとなっているので、この機会にぜひご確認ください。

OEMは、他社商品を作ること

OEMは、

Original(オリジナル)

Equipment(製品)

Manufacturing(製造)

の略称となります。直訳してみると「オリジナル製品の製造」ですが、正しくは「他社ブランドの商品を製造する」という意味です。このOEM生産を行う事業者は一般的に、「OEM事業者」や「OEMメーカー」と呼ばれています。

 

例えば「A社が販売している商品の製造元を確認したところ、B社が記載されていた」といった経験はございませんか?これは、他社(A社)の商品をOEM事業者(B社)が製造したことを意味しています。

OEM生産には、OEM事業者が商品を企画する場合と、委託側が商品を企画する場合があります。OEM事業者が企画を行う場合は、同じ商品が既に販売されており、ブランド名だけを変更して商品化されることもあります。一方、委託側が企画を行う場合は、商品の仕様などは委託側の希望に沿って決まるので、よりオリジナリティの高い商品が販売されるでしょう。

 

 

よく間違えられるODMやPBとの違い

OEMと間違えられやすい製造形態や商品形態として、ODMやPBがよく挙げられます。それぞれの違いについて簡単にご紹介します。

 

■ODM(Original Design Manufacturing)

OEMが一般的に、製品の企画・設計・開発を委託側(事業者側)が行い、製造工程を受託側(OEM事業者側)が行うのに対し、ODMでは製品の企画・設計・開発から受託側(ODM事業者)が行い、更に場合によってはマーケティング領域までを含めて一貫して行う方法を指します。委託側の目的・意図に沿って製造を行っていくOEMに対して、ODMは受託側が企画から入り込んでいくため、自ら主導権を握って進めやすい方法と言えるでしょう。

 

■PB(Private Brand)

例えばスーパーやコンビニなどで、各メーカーの商品と並んで販売されている自社ブランド商品(そのスーパーやコンビニなどが自らのブランドとして販売している商品)のように、販売を行う事業者側が自社のブランドとして販売したい商品を外部の製造業者に委託し、生産を行っている商品を意味しており、その企画から製造までの方法としては、OEMやODMの形で実施されるケースが多くあります。

なお、このPBという表現は基本的に販売者側(PB商品を販売する側)の立場から使用される表現となります。

 

 

 

 

 

OEMのメリット・デメリットとは?

OEMがビジネスシーンに浸透しているのは、企業にとって効果があるからだと考えられます。一方で、デメリットがないとも言い切れませんよね。

ここからは、OEM生産を行うことによって得られるメリットやデメリットについて考えていきましょう。

OEMのメリット

OEMを委託する企業の主なメリットとして、

・開発コストが削減できる

・ノウハウがなくても自社ブランドの商品を製造できる

・商品の企画や販売に専念できる

・在庫のリスクを抑えられる

ことなどが挙げられます。

OEMを行う場合、製造設備を持っていなくても商品を作れますよね。また、OEM事業者に頼ることができるので、開発に関わるノウハウがなくても商品を製造することが可能です。商品の企画や販売に専念することができれば、より良いものを生み出すこともできるでしょう。小ロットからの製造を得意とするOEM事業者も増えているので、在庫リスクを抑えることができます。

 

また、OEMを受託する企業の主なメリットとして、

・売り上げが安定する

・設備を有効活用できる

・技術力を向上できる

ことなどが挙げられます。

 

OEM事業者は、有名企業の商品を製造することで生産量が増え、売上アップにつながっています。また、製造設備の稼働率も向上するので、自社の製造力を無駄なく発揮することが可能です。さらに、生産の際に委託側から技術提供を受けることで技術力も上がり、ノウハウを蓄積することができます。

 

 

OEMのデメリット

OEMを委託する企業の主なデメリットとして、

・ノウハウが蓄積されない

・製造収益を得られない

・委託先が競合他社になる恐れがある

ことなどが挙げられます。

 

OEM生産により、製造工程はOEM事業者に一任することとなるため、製造に関するノウハウの蓄積や収益は見込めません。また、委託者の持つ生産技術をOEM事業者に提供する場合は、受託側の技術力が高まるため、将来的に競合他社となる恐れがあります。

 

また、OEMを受託する企業の主なデメリットとして、

・自社ブランドが育たない

・生産技術が流出する恐れがある

・生産量のコントロールが難しい

ことなどが挙げられます。

 

いくら他社商品を製造しても、自社ブランドは育ちませんよね。製造元にOEM事業者の名前は記載されていますが、販売元のブランドに着目されるため、一般消費者への認知度は低いと言えるでしょう。また、委託企業と製品開発のやり取りを行う中で、生産技術が流出してしまう恐れもあります。さらに、委託企業から依頼されることによって製造する商品の数が決まるため、生産量をコントロールするのは困難です。

 

 

モバイルバッテリーのOEMでこんなことが実現できる!?

OEM生産はメリットがある一方で、デメリットも理解しておかなければならないことがわかりました。近年、OEMはさまざまな業界で採用されていますが、モバイルバッテリーの場合はどのような効果をもたらすことができるのでしょうか?

ここからは、モバイルバッテリーのOEM生産で実現できることについて、考えていきましょう。

 

ネットショップなどのスモールビジネスに適している

オリジナルなデザインを武器に、Eコマースなどの店舗を持たないスモールビジネスを検討している場合は、OEM生産がおすすめです。中小企業や個人事業主では、企画から開発、経営、販促までを全てひとりで担うこともあるでしょう。OEMでは製造工程を一任できるので、デザインなどの企画力に専念することができます。

 

 

少ない資本で生産できる

モバイルバッテリーをOEMで生産すると、自社に生産設備を持たないため、設備投資を抑えることができます。少ない資本でモバイルバッテリーを商品化する場合は、小ロットに対応したOEM事業者を探すと良いでしょう。また「試験的に商品を生産したい」といった場面にもおすすめです。

 

 

モバイルバッテリー業界に新規参入できる

モバイルバッテリーなどの家電商品は、OEM製品として販売されているものが多く存在しています。新規事業として、独自ブランドのモバイルバッテリーを開発する際も、既にノウハウを持ったOEM事業者に依頼することで開発期間やコストを抑えることができるでしょう。「自社PRのノベルティとしてモバイルバッテリーを製造したい」といったイレギュラーな場面にもおすすめです。

 

 

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