ケーブルの長さで困ったことはない？意外と失敗しがちな“長さ”について考えよう！

スマートフォンやタブレットの充電に欠かせないUSBケーブル。皆さんはどのようなポイントに注目して選んでいますか？

新しいUSBケーブルを購入する際には、メーカーや充電速度、デザイン性はもちろんですが「長さ」を意識している方も多く見られます。必要な長さは利用シーンや目的によって変化するため「この長さが良い！」と一概には言えません。

一方、利用シーンや目的を曖昧にしたままUSBケーブルの長さを選んでしまうと「長すぎる」「短すぎる」といった問題が発生します。USBケーブルの長さをきちんと把握した上で、ニーズに合ったアイテムを選択することが大切です。

そこで今回は、USBケーブルの長さの種類やメリット・デメリット、おすすめの利用シーン、選び方のポイントについて解説します。

USBケーブルの長さにはどんなものがあるの？
USBケーブルは短い方がいい？長い方がいい？
USBケーブルの長さについてシーン別に考えよう！
合わせて考えよう！USBケーブル選びでのポイントとは？

USBケーブルの長さにはどんなものがあるの？

はじめに、一般的なUSBケーブルの長さの種類についてご紹介します。ぜひ、ご家庭で使用しているUSBケーブルの長さと比較してみてくださいね。

50㎝～1m
50㎝～1mほどのUSBケーブルは、非常にコンパクトな長さのアイテムです。ケーブルの絡まりを最小限に抑えることができ、スッキリとした見た目がポイントになります。持ち運びやすいため、外出先でも重宝するでしょう。

1～1.5m
1～1.5mほどのUSBケーブルは、一般的なケーブルよりも若干長さのあるアイテムです。普段使いに適しており、多くのスマホ・タブレットユーザーが利用しています。充電だけではなく、パソコンに接続してデータ転送を行うなどデスクワークにもおすすめです。

2～3m
2～3mほどのUSBケーブルは、一般的なケーブルよりも大幅に長いアイテムです。広範囲に渡って利用できるため、ご自宅でのリラックスタイムに適しています。ケーブルに接続したスマホを持ちながら自由に移動することもできるでしょう。

【おまけ】巻き取り式
巻き取り式のUSBケーブルとは、その名の通りケーブルをコンパクトにまとめることができるアイテムです。持ち運んでいる時もケーブルが絡まる心配がなく、外出時に重宝されています。ケーブルを伸ばしている時の長さもさまざまですが、巻き取りには限度があるため長くとも1.2m程度が多く見られます。

USBケーブルは短い方がいい？長い方がいい？

一般的に、USBケーブルは50㎝～3m程度のアイテムが展開されています。ニーズに応じて適切な長さは異なりますが、結局のところ短いケーブルと長いケーブル、どちらの使い勝手が良いのでしょうか？

短いケーブルのメリット
短いケーブルの大きなメリットは、その「コンパクトさ」にあります。見た目をスッキリとさせることができるため、収納にとても便利です。かばんの中でケーブルが絡まる心配も少なく、旅行や出張などの外出時に役立ちます。

短いケーブルのデメリット
短いケーブルは、ケーブルを接続したままスマホやタブレットを操作するには不向きです。ケーブルが短いため手元で操作しづらく、コンセントが遠い場合は端末を置きっぱなしにしてしまう、なんてことがあるかもしれません。

長いケーブルのメリット
長いケーブルは、窮屈さを感じることなくゆったりと使用できるメリットがあります。コンセントから離れた場所でスマホやタブレットを操作するのに十分な長さがあるからです。枕元にスマホを置いて寝たい方や、スマホでレシピを確認しながら料理をしたい方などに適しています。

長いケーブルのデメリット
3m近い長さのケーブルは、他の長さの物と比較して太くなってしまいます。そのため、ひとつにまとめるとボリュームを感じてしまうかもしれません。荷物としてかさばるため、外出先には不向きでしょう。

また、余分な長さをたるませたままケーブルを使用していると、足を引っかけて怪我をしたり、ケーブルの銅線が傷ついたりする恐れがあります。長いケーブルを使用する場合は「使わないときは片づける」を心がけてみてください。

余分な長さのケーブルを束ねて使おう！
短いケーブルの場合、その長さを調整して便利に使うことはできません。一方、長いケーブルは余分な長さを調整して短く使用できるため、使い勝手の良さでは「長いケーブル」の方が有利と言えるでしょう。

ケーブルの余分な部分は「ケーブルバンド」などを活用することでスッキリとまとめることができます。ケーブルバンドは、ケーブルが絡まることなくひとつに束ねることもできるので、1個持っておくと大変便利です。

USBケーブルの長さについてシーン別に考えよう！

続いて、USBケーブルのおすすめの長さについてシーン別に確認します。身近な場面を紹介するので、ご自身の日常生活を振り返りながら考えてみてください。

昼休みのカフェでスマホを充電したい！→50㎝～1mがおすすめ
学校やお仕事の合間のランチタイム。最近ではファミリーレストランやカフェの各席にコンセントが設置されるようになりました。

外出先の店内でスマホを充電したい時には、50㎝～1m程度の短いUSBケーブルがおすすめです。テーブルの上で使用してもケーブルが邪魔にならず、食事を楽しむことができるでしょう。

ホテルのベッドサイドなど、少し離れたコンセントに接続したい！→1～1.5mがおすすめ
旅行や出張などでホテルに宿泊した際、ベッドサイドにスマホを置いて休みたいが、コンセントはやや離れた場所にあり不便に感じる時があります。

このようなシチュエーションでは、1～1.5m程度のUSBケーブルがおすすめ。外出先のため、長すぎるケーブルを持ち歩くと荷物になりますが、短すぎても何かと不便です。1.5m程度あれば、動かすことのできないコンセントにも届くでしょう。

車内の後部座席でスマホを充電しながら使いたい！→2～3mがおすすめ
家族でドライブに出かけた時、後部座席に座って充電しながらスマホを使おうとすると、前方のUSBポートにケーブルを接続しづらい時があります。、

このような時合、ケーブルに2～3m程度の長さがあれば、後部座席でもゆったりとスマホを使用することができるでしょう。ケーブルが短いと前よりの姿勢になりもし事故などが起きた際、防げた怪我をしてしまうかもしれません。

合わせて考えよう！USBケーブル選びでのポイントとは？

ケーブル選びには「長さ」が重要であることが分かりましたが、さらに「長さ」以外のポイントも押さえることで、ケーブルを長期間・便利に・楽しく使用することが可能です。ここからは、USBケーブルを選ぶ際に注目したい「長さ」以外のポイントについて解説します。

耐久性
どんなに適切な長さのケーブルを選んでも、すぐに壊れてしまっては困ります。そのため、USBケーブルを購入する際は耐久性を確認することも大切です。

もともとUSBケーブルは使用頻度が高く、断線や劣化は避けられません。一方、耐久性のある素材を選ぶことで、ケーブルの寿命を延ばすことができます。特に「アラミド繊維」や「ナイロン」を使用したケーブルは耐久性が高いのでチェックしてみてください。

折り曲げ試験〇〇〇回、屈曲回数〇〇〇回などと記載されている商品を選ぶのがポイントです。回数が多い方が丈夫な商品です。

また、保証期間が付いている商品や、有名なメーカーを選ぶこともポイントです。ネット通販の中には粗悪品も出回っているため、安心・安全に使用できるアイテムを心がけると良いでしょう。

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機能性
ケーブルの利用シーンを考える際、長さの他にも機能性にこだわることで使いやすくなります。例えば、複数の端末を使用する場合は「変換アダプター付きケーブル」を選ぶと良いでしょう。USBケーブルには、LightningやUSB Type‐C、Micro USB Type-Bなど、複数の端子に対応できる製品が登場しています。

また「USB PD（USB Power Delivery）」に対応したUSBケーブルなら、急速充電を行うことができます（ただし、端末や充電器もUSB PDに対応している必要があります）。仕事の合間など、短時間でスマホを充電したい場合におすすめです。

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デザイン性
USBケーブルは毎日のように使用するアイテムです。そのため、使いやすさだけではなく「デザイン性」にもこだわることで、楽しく過ごすことができるでしょう。

例えば、外出先の人目に付く場所で使用する場合は、明るくビビッドなカラーのUSBケーブルを選んでみてはいかがでしょうか。オシャレであることはもちろん、派手な色は置き忘れを防ぎます。

最近では、ケーブル部分の色がグラデーションになったアイテムや、コネクタ部分とケーブル部分の色が異なるバイカラーなアイテムも登場しています。ファッションの一環として、USBケーブルのデザイン性にも着目してみてください。

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