こんな用途も!?ケーブルバンドの使い方いろいろ!
ケーブルバンドはその名の通り複数のケーブルをまとめ、整える配線器具です。英語では“Cable Ties”、中国語では“扎带”、スペイン語では“Bridas”、フランス語では“Colliers de serrage”、ドイツ語では“Kabelbinder”と表現し、日本では「ケーブルタイ」や「結束バンド」「配線バンド」などとも呼ばれています。
日本でケーブルバンドが使用されはじめたのは1960年代のことです。樹脂の開発が進み、その柔軟性や耐久性などの特徴から従来の紐結束に代わって利用されるようになりました。
現代では当たり前のように使用されるケーブルバンドですが、どのような種類や用途があるのでしょうか。今回は、ケーブルバンドの特徴やちょっと変わった使い方までをご紹介します。
ケーブルバンドってどんな種類があるの?それぞれの特徴をおさらい
基本的なケーブルバンドの使い方とは?
これはおしゃれで便利!さまざまな場所や場面で活躍するケーブルバンド
名入れもできる!ケーブルバンド
ケーブルバンドってどんな種類があるの?それぞれの特徴をおさらい
はじめに、ケーブルバンドの基本的な種類について確認していきましょう。
素材について
ケーブルバンドの多くには「ナイロン」という素材が用いられています。安価な素材である上に強度が高く、柔軟性もあるためケーブルを傷付ける心配がありません。
また、ケーブルバンドにはナイロンとよく似た「シリコン」という素材が用いられることもあります。シリコンはナイロンよりも柔軟性・耐久性が高いのが特徴です。
そして、薬局や病院など薬品を扱う場面では、酸やアルカリに強い耐薬品性の「ポリプロピレン」という素材が用いられる場合があります。ポリプロピレンは、耐薬品性だけではなく耐熱性も優れているのが特徴です。ポリプロピレンよりも更に高い耐薬品性・耐熱性が求められる場合は「フッ素樹脂」という素材が用いられます。
さらに丈夫な素材としては、「ステンレス」などを用いた金属製のケーブルバンドが使用されます。金属は耐久性・耐火性が高く、高温な場所や地中などに最適です。
用途について
ケーブルバンドは、その用途に応じて適切な製品を選ぶ必要があります。「ケーブルバンドをどんな場所で使用したいのか」を考えてみましょう。
例えば、ケーブルバンドを屋外で使用するとします。その場合、外気温の変化や雨風に耐えうる製品を選ぶことが大切です。パッケージなど、製品の説明文の中に「屋外用」「耐候仕様」といった表示がないかを確認すると良いでしょう。
また、ケーブルバンドには一度結束したら再利用できないタイプと、再利用可能なタイプが存在します。再利用できないタイプは耐久性や強度に優れていますが、仮止めしたい場合や何度も外して使い直したい場合には不向きです。
個性について
ケーブルバンドを複数使用する場合、視覚的に分かりやすいと“何をまとめてあるのか”が伝わりやすくなります。複数のケーブルを同じ場所に整理する際や、何のデバイスに適したケーブルなのかを明らかにする際には、個性の光るケーブルバンドがおすすめです。
例えば、ラベル付きのケーブルバンドなら、ラベルに内容を書き込むことで分かりやすくなります。ひとつひとつの結束を外して確認する必要がないため、作業効率がアップするでしょう。
また、大まかに区別するのなら、色別のケーブルバンドを使用するのがおすすめです。ラベルに明記するほどではありませんが、結束する配線に合わせてケーブルバンドの色を分けることで、見分けがつきやすくなります。
基本的なケーブルバンドの使い方とは?
次に、ケーブルバンドのタイプ別に基本的な使い方を説明します。使いたいシーンを思い浮かべながら、用途に合ったケーブルバンドを考えてみてくださいね。
使い捨てタイプ
最も一般的なケーブルバンドは、再利用の効かない「使い捨てタイプ」です。ナイロン製の商品が多く、配線に応じて幅広い長さのケーブルバンドが展開されています。
ケーブルバンドには裏表があり、裏面にはギザギザとした突起があるのが特徴です。片端には固定するための部品(ヘッド)が付いており、もう片端にかけてバンドがやや細くなっていきます。
構造はとてもシンプルで、ヘッドの中空にバンドを差し込むことで裏面のギザギザが引っかかり、固定されます。ギザギザがかみ合うと、あとは締まる方向にしか動かないため固定後緩むことはありません。外すときは断裁してケーブルバンドを取り除きます。
マジックバンドタイプ
マジックバンドは、マジックテープの性質を活かして配線などを束ねるケーブルバンドのことです。バンドにマジックテープが付いており、くるくると束ねることで固定することができます。
マジックバンドは100円ショップでも販売されており、安価に手に入れることが可能です。マジックテープをベリベリと剥がすことで再利用でき、幅広いアイテムに重宝します。
ただし、マジックテープは毛糸やホコリなどが引っ付きやすく、使い続けると粘着力が落ちてしまいます。また、取り外すときにはベリベリと大きな音がするので、静かな場所では使いづらいと感じる方もいるでしょう。
ボタンタイプ
ケーブルバンドには、ボタンのような部品に穴を通して固定するタイプも登場しています。シリコンやゴムなど伸びやすい素材を使用している場合が多いです。
充電ケーブルなど、細くて小さく、何度もバンドを取り外して使用する製品にはボタンタイプのケーブルバンドがおすすめです。「シリコンはゴミがくっつきやすいのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、ケーブルバンド同士がくっついたり、ゴミが絡みついたりしないよう加工された製品もあります。
シリコンは柔らかくてしなやかな素材なので、配線だけではなくさまざまな用途に活用することができます。活用方法については後ほど詳しく見ていきましょう。
これはおしゃれで便利!さまざまな場所や場面で活躍するケーブルバンド
続いて、デバイス機器の配線をまとめる以外の方法でケーブルバンドを活用するコツについてご紹介します。ご家庭でも気軽に使用できる方法をピックアップしたので、ぜひ活用してみてくださいね。
ヘアドライヤーやヘアアイロンの電源コード
ヘアドライヤーやヘアアイロンなど、洗面所には電源コードの付いた家電製品が多く保管されているのではないでしょうか? 製品が増えるとコードがかさばり、部屋がごちゃごちゃとしてしまいますよね。
そんな時は、電源コードをケーブルバンドでまとめてみましょう。おしゃれなデザインや可愛いカラーのケーブルバンドを使用すれば、部屋がまとまるだけではなくインテリアのひとつとしても装飾できます。
ソフトタッチ ケーブルバンド sofumo シリコン 北欧 4つ穴タイプ (MOT-CBBAND04)
・大きくなってまとめやすい
・調整可能でより便利に
・お手入れ簡単
・アイデア次第で使い方いろいろ
・誰でも簡単4STEP
ソフトタッチ ケーブルバンド sofumo シリコン 北欧 3つ穴タイプ (MOT-CBBAND02)
・累計販売数17万個を突破(自社販売実績 2024年8月時点)
・カバンの中にいれておけばいつでも便利にスッキリ
・誰でも簡単4STEP
・お手入れ簡単
・アイデア次第で使い方いろいろ
パンやお菓子の袋
パンやお菓子の袋など、一度開封すると閉じ方に困るものはケーブルバンドを使用してみましょう。ゴミやホコリが入るのを防ぐだけではなく、密閉して食品の鮮度を保つことができます。
取り外しの効くケーブルバンドなら、ひとつ持っておけば何度でも繰り返し使用することが可能です。複数のバンドを保有している場合は「パンはこの色、お菓子はこの色」などと区別することで、毎日楽しくケーブルバンドを活用できるでしょう。
壁面のインテリアや収納
さまざまなものを束ねたりまとめたりできるケーブルバンドは、壁面などに活用することも可能です。例えば、ワイヤーネットを壁に設置し、ケーブルバンドを用いて留めたり吊るしたりすることで、観葉植物などを飾ることができます。
このように、インテリアとしてケーブルバンドを使用する場合は、その耐久性だけではなくデザイン性にも着目すると良いでしょう。お部屋の空間に合う色合いや素材のケーブルバンドを探してみてくださいね。
傘やカバン
外出先に持って行き、お店の前や職場のロッカーなど一時手放す機会のある傘やカバンなどのアイテムは、ケーブルバンドを付けておくことで紛失防止に繋がります。このようなシーンで活用する場合は、目立つケーブルバンドがおすすめです。
また、デザイン性や耐久性にもこだわることでオシャレに長く使用することができます。傘やカバンなどのアイテムに馴染み、また雨風にも耐えうるケーブルバンドを選ぶと良いでしょう。
名入れもできる!ケーブルバンド
MOTTERUの名入れサービスではケーブルバンドに名入れも行っております。
学校卒業記念品や、会社の周年記念、ノベルティなど小ロットから可能です。
ケーブルバンド以外にもモバイルバッテリーやスタンドなど名入れ対象商品がございます。
是非チェックしてみてくださいね。
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