防犯は子どもだけではなく大人も必須!身の回りのアイテムで防犯対策をしよう

近年、攻撃的な強盗や犯罪が増加しています。また、不審者情報も日々更新されており、自分の身を守る力が求められます。
学校帰りのお子さまはもちろん、大人でも防犯対策が欠かせません。とはいえ、防犯グッズは種類が豊富で、何を選べば良いか悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、防犯に関する知識を深め、防犯対策や防犯に活用できる身の回りのアイテムについてご紹介します。
危険が身近に迫っている?犯罪が起こりうる場面を考えよう
防犯の基礎を身に着けよう!どんな方法があるかな?
身の回りのアイテムでできる防犯をチェック
危険が身近に迫っている?犯罪が起こりうる場面を考えよう
危険が身近に迫っている?犯罪が起こりうる場面を考えよう
犯罪が起こる場面では「領域性」「監視性」「抵抗性」という3つの要素が大きく関わっていると考えられています。領域性とは、犯罪者の力に影響を与える範囲(場所)のことです。物理的あるいは心理的な領域性が生じると、標的への接近を防ぐことに繋がります。
監視性とは、犯罪者の行動を把握できる程度を表します。例え、犯罪者が勢力圏の内側にいる場合でも、監視性が高ければ犯罪の動きを阻止できるかもしれません。
また抵抗性とは、犯罪者からの圧力を押し返す力のことです。もし犯罪が生じた場合でも、抵抗性が高ければ犯罪者は目的を達成できません。
上記の3要素をもとに、犯罪が起こりうる具体的な場面について考えてみましょう。
領域性が低い場所とは、以下のようにどこからでも入れ、またどこからでも逃げられる場所を指します。
・きちんとした区切りがない
・はっきりとした境がない
・入るために邪魔なものがない
具体的には、裏通りなどの入り組んだ道や、使用されていない家屋、街灯の少ない道が挙げられます。これらの場所を通る際には、昼夜を問わず防犯対策が必要です。
監視性が低い場所とは、以下のように何が起こっているのか把握しにくい場所を指します。
・人がほとんどいない
・暗く、見通しが悪い
・周りを見渡すために邪魔になるものが多い
具体的には、高くて長い塀が続く道や、物陰が多く曲がりくねった道、雑草や木が生い茂っている場所などが挙げられます。また、警備員がいない駐車場や駐輪場、公衆トイレなどにも危険が隠れている場合があります。落書きが多かったりゴミが散乱したりしている場所には近付かないようにしましょう。
抵抗性には「割れ窓理論」という考え方が関係しています。割れ窓理論は、人間の心理に基づくもので、地域の防犯意識が強く、各家庭や店舗が防犯対策を講じていれば凶悪な犯罪の抑制に繋がることを理論化したものです。
逆にいえば、防犯意識の弱い環境では犯罪が起こりやすくなります。例えば、ひとつのゴミを放置したことにより、更にポイ捨てが増えていく…という現象は「何をやってもいい」という無秩序な雰囲気を生み出します。その結果、落書きが増えたり空き巣などの犯罪が増えたりする恐れがあるのです。
防犯の基礎を身に着けよう!どんな方法があるかな?
防犯の基礎を身に着けよう!どんな方法があるかな?
警視庁によると、令和6年の犯罪では自転車の盗難や万引き、金属類の盗難といった窃盗が50万件を超え、またわいせつ行為などの性犯罪が前年と比べて56.8%増加しています。近年は手口が巧妙な侵入犯罪が増えており、ご家庭でも防犯対策が必須です。
ここからは、効果的な防犯対策について解説します。ご家族や財産を守るためにも、防犯意識を高めていきましょう。
子どもの場合、学校からの帰り道や放課後など、不審な人物に声を掛けられる事案が多発しています。下校時間を見守る「パトロール活動」を実施している地域もありますが、全ての子どもたちをカバーするのは困難です。
子どもだけで出かける際は、大きな音を出して危険を知らせることのできる防犯ブザーがおすすめです。もしもの時に備え、日頃からブザーを鳴らす訓練をしておきましょう。
また、できるだけ複数人で行動し、子どもがひとりで外出する時間を減らす工夫が大切です。集団での登下校を推奨している学校も多いので、地域全体で犯罪を防いでいきましょう。
年代別にみると、中学生・高校生は最も性犯罪や傷害被害に遭いやすいといわれています。原因のひとつとしては、小学生までは地域住民も保護者も細心の注意を払って子どもを守ろうとしますが、中高生になると注意喚起の意識が薄れ、子どもから目を離してしまうことが多くなるからだと考えられます。
これは、保護者だけに原因があるのではなく「親から距離を取りたい」と感じる思春期ゆえの問題ともいえるでしょう。そのため、中学生以降は一方的に守られるのではなく、自分の身は自分で守る術を身に着けていくことが重要です。
例えば、最近は多くの中学生がスマホを持ち歩いていますよね。スマホに夢中で、周りを見ずに歩いている学生も多いです。しかし、防犯対策には周囲を把握する力が欠かせません。後ろを振り返るだけでも、犯罪を狙っている人物には効果的です。周りを見る癖を付け、自分に危険が迫っていないかを常に確認するようにしてください。
空き巣をはじめとする窃盗は、鍵のかかっていない場所や窓ガラスからの侵入が多いです。鍵をかけて侵入を防ぐことはもちろんですが、窓ガラスにも防犯対策を施すことができます。
例えば、窓ガラスを割って侵入する「ガラス破り」を防ぐためには、雨戸を設置したり補助錠を取り付けたり、防犯フィルムを貼ったりすることが挙げられます。
また、犯罪者に侵入を断念させる対策としては、防犯カメラの設置やセコムなどのセキュリティシステムの導入が効果的です。「常に監視している」とアピールすることで、侵入されにくい環境を整えられます。
身の回りのアイテムでできる防犯をチェック
身の回りのアイテムでできる防犯をチェック
「防犯には専用のグッズが必要なのでは?」と思っていませんか?実は、普段使いのアイテムでも防犯対策に十分活かすことができます。
ここからは、防犯に繋がるおすすめの身の回りアイテムをご紹介します。
スマートロックは、スマホなどのデバイスを使って玄関や門扉を施錠・解錠できる仕組みです。リフォーム会社に設置を依頼するほか、家電量販店やホームセンターで購入し取り付けることもできます。
スマートロックを導入すると、スマホがあれば施錠・解錠できるので、鍵の持ち忘れや閉め忘れがなくなります。また、外出先でもスマホから施錠・解錠状態を確認できるので、防犯対策にも役立つのです。
見守りカメラは、寝ている子どもの様子を見守ったり、留守中のペットの様子を確認したりできるカメラです。カメラ部分が回転することで、空間を広く見渡せる商品や、音声通話機能で会話が可能な商品も登場しています。
また、最近ではAIによる人体検知機能を搭載した商品もあり、人やペットの動きを検知するとスマホへ通知が届きます。この機能は防犯対策にも効果的で、何者かが侵入した際には即座に対応できるでしょう。
自転車や車、インテリアなどに貼って楽しめるステッカー。シールとは異なり防水加工が施されているステッカーは、屋内だけではなく屋外でも重宝されています。
赤色や黄色などの目立つステッカーは、防犯対策にも効果的です。例えば、カメラのイラストが描かれたステッカーを窓際に貼っておけば、防犯カメラが設置されているように見えます。侵入しようとしていた人物は、このステッカーを見て窃盗を断念するかもしれません。
犯罪者は、明るい光を嫌がる傾向があるといわれています。そのため、暗闇で光るケーブルバンドは防犯対策に有効です。
蓄光ケーブルバンドは、日光や電気などの明るい場所で一定時間光を浴びることで光を蓄え、光を放つ仕組みとなっています。大切なものに目印として蓄光ケーブルバンドを付けておけば、夜間にもしものことがあった場合もすぐに見つけることが可能です。
sofumo ソフトタッチ シリコンケーブルバンド 蓄光 夜行 暗闇で光る 10本セット 各2色 4つ穴タイプ (MOT-CBBAND06)
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・暗い場所でも「ケーブルがパッと見つかる」
・光を蓄えて約2時間光る
・この柔らかさと手触りがクセになる、まとめやすさ
・4個の留め穴で、色々な太さに調整しやすい
・さらに自由に組み合わせて、長さ延長もできる
・暑さにも寒さにも強い
・誰でも簡単4STEP
・アイデア次第で使い方いろいろ
スマホストラップは、スマホを首に掛けて持ち運べるアイテムです。スマホを狙った窃盗は、外出先でも起こります。手に持っているだけではふとした瞬間にスマホを盗られてしまう可能性があるのです。
しかし、ストラップでスマホを首に掛けていれば、そう簡単に盗まれることはないでしょう。どこかに置き忘れる心配もないため、外出先にはぜひスマホストラップを活用してみてください。
スマホリング
スマホリングは、スマホの背面にリング部品を付けて使用するアイテムです。指に通してスマホを固定したり、リングを立ててスマホスタンドにしたりするなどの活用方法が挙げられます。
スマホストラップと同様に、スマホリングを指に通していればスマホがスリに遭うリスクを軽減することが可能です。最近では、マグネット式で簡単に取り外しできるスマホリングも登場しています。
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