徐々に統一が進むUSB-C。すべてのガジェットをUSB-Cに揃えるとどうなる?
USB-Cとは、USBの次世代規格として制定された新しいUSBコネクタです。「USB Type-C」とも呼ばれ、2021年以降さまざまな電子機器に搭載されています。
2023年9月には、従来「Lightningコネクタ」が使用されていたApple社のiPhoneシリーズにもUSB-Cが搭載され、話題となりました。今後も、世界中にある多くのコネクタがUSB-Cに統一されていくと考えられます。
そこで今回は、身の回りのガジェットをUSB-Cに統一するとどんな変化が起こりうるのかについて解説します。ガジェットの種類やUSB-Cに統一するメリット・デメリット、おすすめのアイテムについてもご紹介するので、ぜひご参考ください。
USBを使用するガジェットにはどんなものがある?
デスク周りやスマホ関連グッズなどをUSB-Cに統一したら、どんなメリット・デメリットがある?
USB-Cへの統一へ向けた、おすすめのアイテムとは?
USBを使用するガジェットにはどんなものがある?

はじめに、USBを使用するガジェットにはどんな種類があるのかについて確認していきましょう。
スマートフォンやパソコンが普及し、頻繁に耳にするようになった「ガジェット」という言葉。ガジェットは「便利な小型の電子機器」のことを表しています。
これまで、ガジェットは電子機器に限定して用いられる言葉ではありませんでしたが、近年は「ガジェット=電子機器」という認識が一般的です。ただし、IT用語では「デジタル端末で使用する小さなアプリケーションソフト」のことをガジェットと呼ぶ場合があるので、混同しないよう注意が必要です。
現代は科学技術の発展が目まぐるしく、日々新しい製品が生産・販売されています。そのため、今後もガジェットと呼ばれるアイテムは益々増えていくことでしょう。
電子機器という認識でガジェットを分類すると「本体系」「周辺機器系」「家電系」の3種類に分けることができます。
本体系とは、小型の電子機器の本体です。目的の機能を実行するために主体となるガジェットで、パソコンやスマホ、タブレット、ポータブルゲーム機、スマートウォッチ、スマートグラス、デジタルカメラ、VRヘッドセット、ドローンなどが挙げられます。
周辺機器系とは、主体となる電子機器をより便利に使うことを目的として開発されたガジェットです。主体の機器と組み合わせて特定の機能を発揮し、ユーザーの細かい要求にも応えられます。例えば、マウスやキーボード、ワイヤレスイヤホン、ヘッドホン、モバイルバッテリー、ワイヤレス充電器、スマートペン、Webカメラ、無線LANルーターなどが挙げられます。
家電系とは、名前の通り小型家電のことです。便利にコンパクトに進化し続ける家電は、とても身近なガジェットといえるでしょう。例えば、電動歯ブラシやスマートロック、スマートスピーカー、ロボット掃除機、プロジェクターなどが挙げられます。
デスク周りやスマホ関連グッズなどをUSB-Cに統一したら、どんなメリット・デメリットがある?

ガジェットを意識して周囲を見渡すと、私たちはたくさんのガジェットに支えられて生活していることが分かります。そして、ガジェットを使用するためには本体を充電したり使用したりするためのコネクタが不可欠です。
コネクタには、USB規格である「USB-A」「USB-B」「USB mini B」「USB micro B」「USB-C」のほか、Apple社が手掛ける独自の「Lightningコネクタ」などがあります。これらをUSB-Cに統一した場合、どのような変化が起きるのでしょうか?
ここからは、デスク周りやスマホ関連グッズをUSB-Cに統一することで想定されるメリット・デメリットについて考えていきます。
ガジェットをUSB-Cに統一することで、USB-Cケーブルが1本あれば、電源供給や映像出力に対応できます。従来のUSB端子では、ホスト側に接続するのはAコネクタ、デバイス側に接続するのはBコネクタといった決まりがありましたが、USB-Cは両側に対応しているので、さまざまな機器に合わせられます。
例えば、モバイルバッテリーなどを持ち歩く際、USB-Cに統一していれば充電ケーブルを1本用意しておけば問題ありません。複数のケーブルを持ち歩かなくて済むため、荷物を最小限に抑えられるでしょう。
USB PD(USB Power Delivery)とは、USB-Cに対応している電源供給の規格です。従来と比較してより大きな電源出力が可能で、急速充電を実現しています。
USB PDに対応した充電器に機器が接続されると、充電器と接続機器の間で情報が自動的に交換され、最適な電圧・電流が送られます。これによって短時間での充電が可能になるのです。ただし、急速充電を行うためには、接続する全ての電子機器がUSB PDに対応している必要があります。
「ガジェットをUSB-Cに統一したから、今後はUSB-Cケーブルが1本あれば困らない!」と思っていたところ、結局ニーズに合わせて複数本持ち合わせているという方もいます。その理由は、必要な長さが利用シーンによって異なるからです。
例えば、デスク周りでUSB-Cケーブルを使用する場合は1m程度の長さで十分ですが、リビングのソファなどでリラックスしながら使いたいときは、コンセントとの距離が遠く、2m以上の長さが欲しいと思うかもしれません。
USB-Cへの統一へ向けた、おすすめのアイテムとは?
デメリットがないわけではありませんが、USB-Cに統一することでさまざまなガジェットが使いやすくなります。今すぐの買い替えは難しくても、今後新しいガジェットを購入する際はUSB-Cに対応した製品を選ぶと良いでしょう。
ここからは、USB-Cへの統一を加速させる、おすすめのアイテムについてご紹介します。
USB-Cを楽しく活用するためには、デザイン性にこだわったアイテムがおすすめです。例えば、端から端までの色が変化していくグラデーションになったUSB-Cケーブルが登場しています。鮮やかな色合いで、毎日の充電が楽しみになるかもしれません。
グラデーションケーブル USB-C to USB-C 1m PD60W しなやか 絡まない 急速充電 データ転送 ケーブルバンド付属 全6色 2年保証 (MOT-SCBCCG100)


・やわらかく、絡まない
・くるっとまとめて持ち運び
・断線に強い
・スマートフォンやタブレットを最大60Wパワフル充電
・ケーブルバンド付きで持ち運びにも便利
・安心の2年保証
USB-Cをより快適に活用するためには、ストレスフリーなアイテムがおすすめです。例えば、使用していない時はごちゃごちゃしやすい銅線をスッキリとまとめる、マグネット式のUSB-Cケーブルが登場しています。ケーブルがマグネットになっているので、デスク周りもピタッと止まり、綺麗に整頓することができるでしょう。
マグネットシリコンケーブル PD240W対応 USB-C to USB-C 1m 全8色 2年保証 (MOT-MGSCC100)


・誰でも整理上手になれる、磁力でケーブル同士がスルッとまとまるケーブル
・スチール面にピタッとつけてデスクもスッキリ、引き出しいらず
・なめらか触りここちのシリコン素材
・耐久性もしっかりで長く使える、折り曲げ試験5万回クリア
・PD240Wの急速充電対応、データ転送もできる
USB-Cケーブルを綺麗に保管し、長く使用するためには、何度でも着脱可能なケーブルバンドがおすすめです。最近では、明るい場所で光を蓄え、暗闇で優しく光る蓄光ケーブルバンドが登場しています。蓄光ケーブルバンドを使用すれば、夜の寝室でもUSB-Cケーブルがどこにあるのかすぐに分かり、足を引っかけて銅線を傷つけるリスクもありません。
sofumo ソフトタッチ シリコンケーブルバンド 蓄光 夜行 暗闇で光る 10本セット 各2色 4つ穴タイプ (MOT-CBBAND06)

・シリーズ累計販売数200万本を突破(自社販売実績 2025年6月時点)
・暗い場所でも「ケーブルがパッと見つかる」
・光を蓄えて約2時間光る
・この柔らかさと手触りがクセになる、まとめやすさ
・4個の留め穴で、色々な太さに調整しやすい
・さらに自由に組み合わせて、長さ延長もできる
・暑さにも寒さにも強い
・誰でも簡単4STEP
・アイデア次第で使い方いろいろ
※直径約7mmまでのケーブルを推奨
最近では、USB-Cを搭載したハンディファンが登場しています。USB-Cケーブルを1本持ち歩いておけば、スマホだけではなくファンディファンも充電可能です。軽量なのに風速の強い製品も多く、その親しみやすさからUSB-Cの統一へ向けて一役買うでしょう。
COLUMN CATEGORY
NEW ARRIVAL
-
2025.11.12モバイルバッテリーモバイルバッテリーの安全性と、MOTTERUの想い ―― 誰もが持ちたくなるようなプロダクトを、安心とともに ―― -
2025.11.05お役立ちアイテムTiktokやInstagramの動画はどう撮る?おすすめアイテムと合わせてご紹介 -
2025.10.29モバイルバッテリーモバイルバッテリーの歴史を振り返ろう!誕生秘話やニーズ、種類の変化とは