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2023.12.28 AC充電器

“急速充電”体験で変わる!時間上手なモバイル生活

“急速充電”体験で変わる!時間上手なモバイル生活

外出など何かと忙しくなる季節。慌ただしくなるとうっかり忘れがちになるのがスマートフォンの充電ですよね。いざ外出しようというときになって、「スマホのバッテリー残量が少なくて不安……」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

 

そんなときに活躍するのが、急速充電に対応した充電アダプタやモバイルバッテリーです。急速充電機能を利用すれば、これまで何時間もかかっていた充電が数十分で済むようになり、外出前のちょっとした時間や移動時間などのすきま時間でたっぷり充電できます。

 

しかし、そんな便利な急速充電機能を利用するとき、意外な落とし穴があることはあまり知られていません。今回は、便利な急速充電環境を構築するためのコツを伝授します。

 

 

 

【目次】

その1. そもそも急速充電って何?

その2. 急速充電に必要なモノは?

その3. 急速充電する際の注意点

その4. まとめ

その5. 急速充電に対応したオススメ充電アイテム6選

 

 

 

 

その1.そもそも急速充電って何?

 

これまでUSB充電はUSB規格の制限により2.5W~5W程度の少ない電力で充電するものが一般的でした。しかし、USB 3.x世代やUSB C(USB Type-C)といった新世代の規格、USB BC(Battery Charging)やUSB PD(Power Delivery)といった給電規格の登場により、より大容量の電力を流せるようになりました。最新のUSB PDでは、なんと最大240Wまで給電可能となっています。

 

USBから大容量の電力を給電できるようになったことで、スマホのバッテリーの充電にかかる時間も短縮できるようになりました。これは容器に水を貯めるとき、細くてチョロチョロとしか水の出ない蛇口より、より大きくて水の勢いのある蛇口から水を出したほうが水を貯める時間が短くなるのと同じイメージです。

 

具体的な例を出すと、一般的なAC充電器とPD対応のモバイルバッテリーでは最大で3倍も充電時間が違ってきます。

 

・iPhone 14をバッテリー残量0%から50%まで充電するのにかかる時間

一般的なAC充電器5W(5V/1A)で充電した場合:約1時間30分

PD対応のモバイルバッテリー20W(9V/2.2A)で充電した場合:約30分

 

急速充電について詳しくは急速充電ができるUSB PD(パワーデリバリー)とは?をご覧ください

 

 

 

 

その2.急速充電に必要なモノは?

 

急速充電を利用するためには、

1.充電するもの(スマホなど)

2.給電するもの(ACアダプタやモバイルバッテリーなど)

3.1と2をつなぐUSBケーブル

 

の3つすべてが急速充電に対応している必要があります。1つでも対応していない場合はフルに急速充電の性能を発揮することができません。

 

 

よくありがちな失敗パターンでは、スマホもモバイルバッテリーも最新のものなのに、なぜか充電が遅い……というものがありますが、その場合USBケーブルが急速充電に対応していないものの可能性があります。

 

急速充電に対応している製品かどうか確認するためには、製品のパッケージや製品説明・概要などに「急速充電対応」「PD対応」といった表示があるかチェックするとよいでしょう。

 

 

→10,000mAhモバイルバッテリーのパッケージには急速充電PD18wと表示

 

スマホの場合、最新モデルやここ数年以内のものでしたら急速充電に対応しているものがほとんどですが、5年以上前の古いモデルなどは対応していない場合があります。気になる場合はネットで検索してみるとよいでしょう。

 

 

その3.急速充電する際の注意点

 

急速充電する際の注意点として、急速充電対応とひと口に言っても様々な規格があるため、その性能に差があることを認識しておきましょう。

 

例えば最新のUSB-Cを搭載した製品でもPD対応のものと非対応のものがありますし、PD対応でも何Wまでの電力に対応しているかも異なります。また、同じUSB-C端子でも中身が古いUSB 2.0規格のものと新しいUSB 3.2規格のものではそもそもの給電量が違ってくるため、急速充電対応をうたっていても充電時間が変わってくることも。

 

そのほか、急速充電は大容量の電力を流すため発熱しやすく、熱によりスマホのバッテリーの劣化を早める場合があります。急速充電を利用する場合は、温度に注意し熱がこもりやすい密閉された場所に放置しないように気をつけましょう。

 

 

その4.まとめ

・急速充電を使えばスマホの充電時間が3倍早くなる場合も

・充電器や充電ケーブルなど急速充電対応のものを揃える必要がある

・スマホの古い機種では急速充電に対応していないことがある

・急速充電にも様々な規格があるためスペックをよく確認しよう

・急速充電を行う場合は発熱に注意

 

スマホやモバイルバッテリーの充電をスピーディーに行える急速充電は、“タイパ”(タイムパフォーマンスの略。かかった時間に対する満足度の意味)にこだわる現代人には必須の機能とも言えるでしょう。一度使うと以前の充電には戻れなくなりますので、スマホをすばやく充電したい方はぜひ試してみてください。

 

 

その5.急速充電に対応したオススメ充電アイテム6選

 

MOTTERU

10,000mAh モバイルバッテリー(MOT-MB10001)

○USB PD 18W対応

 

重さわずか174gで、同容量のモバイルバッテリーでは国内最小・最軽量となるコンパクトモデル。USB-AとUSB-Cの2ポートを備え、2台同時充電も可能。スマホなら約2~3.5回のフル充電が可能な10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。デバイスに合わせて最適な給電を可能にする「かしこく充電」対応。専用ポーチと本体充電用のUSB-A to USB-Cケーブル1本が付属。カラーは全8色。

 

 

 

MOTTERU

20,000mAh モバイルバッテリー(MOT-MB20001)

○USB PD 60W対応

 

 

20,000mAhの大容量バッテリーにより、一般的なスマホなら約4回フル充電できます。USB -AとUSB-Cの2ポートを備え、2台同時充電にも対応。本体の充電もPD対応なので、PD対応のAC充電器なら約3時間で充電できます。デバイスに合わせて最適な給電を可能にする「かしこく充電」対応。専用ポーチと充電用ケーブル2本(USB-A to USB-C/USB-C to USB-C)付属。カラーは全2色。

 

 

MOTTERU

5,000mAh モバイルバッテリー(MOT-MB5001-EC)

○USB PD 20W対応

 

丸みを帯びた長方形のボディで、重さは約98gと国内最小最軽量クラスの超コンパクトなモバイルバッテリー。容量5,000mAhでスマホを約1回フル充電できます。便利な専用ポーチと本体充電用のUSB-A to USB-Cケーブル1本(バッテリーと同色)が付属します。カラーは全6色。

 

 

■AC充電器

 

MOTTERU

Power Delivery65W対応AC充電器(MOT-ACPD65WU1)

○USB PD 65W対応
USB-AとUSB -Cの2ポートを備えたAC充電器。PD65W出力に対応(USB-C単体使用時)し、ノートパソコンの充電も可能。2ポート同時使用時は45W+18Wの合計63W出力で、スマホの急速充電も可能です。 デバイスに合わせて最適な給電を可能にする「かしこく充電」対応。カラーは全8色。

 

 

■充電ケーブル

↑USB-C to USB-C(MOT-SCBCCG)の1mと2mサイズ。色は7色

 

 

↑Apple MFi認証品 USB-C to Lightning(MOT-SCBCLG)の1mと2m。色は全6色

 

MOTTERU

しなやかで絡まない シリコンケーブル 急速充電 データ転送対応USB-C to USB-C(MOT-SCBCCG100200)/Apple MFi認証品 USB-C to Lightning(MOT-SCBCLG100200

○USB PD 60W対応
やわらかく絡みにくいシリコン素材を採用した充電・データ転送対応のUSBケーブル。3A 60W出力に対応しているので、スマホの急速充電やPD対応ノートパソコンの充電も可能。5万回の折り曲げ試験を実施しており、断線に強い構造を採用しています。カラーは全6~7色(モデルによって異なる)。

 

 

 

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