意外と知られていない!?種類豊富なモバイルバッテリーを目的にオススメ♪
モバイルバッテリーは、外出時に1台あるとスマートフォンやタブレットの充電残量を気にせず過ごせ、非常に便利です。スマートフォンが約1回充電できるタイプから5回以上充電できる大容量のものもあります。
また、スマートフォンだけでなくワイヤレスイヤホンやノートパソコンなど、充電が必要なデバイスが増えた今、モバイルバッテリーはお出かけの必需品になりつつありますよね。
しかし、モバイルバッテリーを選ぶ基準がわからず悩んでしまうことはありませんか?
使う目的に応じて選ぶことで、不便さやストレスを感じることなくモバイルバッテリーを使用できます。
本記事では、種類豊富なモバイルバッテリーを、独自アンケートの結果からわかったユーザーのライフスタイルに合わせて目的別にご紹介します。
記事を読めば、きっと自分の使用目的に合ったモバイルバッテリーを選べますよ。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【容量別】モバイルバッテリーの用途や求めることから考えよう
【行き先・日数別】必要な充電回数などから考えよう
【用途別】どんなデバイスに使うか?から考えよう
モバイルバッテリーに関する豆知識
【容量別】モバイルバッテリーの用途や求めることから考えよう
「モバイルバッテリーを持ってますか?持っていればどんな容量のものを持っていますか?」という内容のアンケートを集計しました。
結果、モバイルバッテリーを持っている人は「5,000mAh~10,000mAh未満」の容量を使用している割合が最も多いことがわかりました。
少なすぎず多すぎない、中容量タイプが人気のようです。
しかし、使用用途や充電頻度によっては物足りなかったり、あるいは多すぎたりすることもあるでしょう。自分にぴったりなモバイルバッテリーを選ぶために、容量別に詳しく解説していきます。ぜひ購入時の参考にしてくださいね。
5,000mAh未満のモバイルバッテリー
アンケートの回答では「5,000mAh未満」のモバイルバッテリーを持っている人は中容量タイプの次に多い結果でした。
スマートフォンの充電をするために携帯している人が多いためだと考えられます。
5,000mAh未満のモバイルバッテリーは小容量に分類され、スマートフォンの充電やポータブルゲーム機を充電したい人向けの容量です。
スマートフォンやポータブルゲーム機の種類にもよりますが、5,000mAhあれば約1回のフル充電が可能。
各デバイスのバッテリー容量と、5,000mAhでできる充電回数の例をあげてみます。
デバイス | バッテリー容量 | 充電回数 |
iPhone SE(第3世代) | 2,018mAh | 約1.5回 |
iPhone 15 | 3,349mAh | 約1回 |
Air Pods Pro(第2世代) | 49.7mAh | 約60回 |
Nintendo Switch 本体 | 4,310mAh | 約0.7回 |
※充電回数は単純計算値
参照:mysmartprice iPhone 15 / mysmartprice Air Pods Pro(第2世代)
Nintendo Nintendo Switch / iPhone SE
デバイスのスペックが高くなればなるほどバッテリー容量も大きくなります。iPhoneSE(第3世代)とiPhone 15では1.5倍ほど容量が異なるため、SEなら単純計算で約1.5回充電が可能です。
使い方によっても充電できる量は変化しますが、スマートフォンを1回フル充電したい人には5,000mAh未満のモバイルバッテリーがおすすめです。
国内最小最軽量モバイルバッテリー スマホ約1~1.5回分充電 2年保証(MOT-MB5001-EC)
・重さ約98g 国内最小最軽量5,000mAhモバイルバッテリー(2023年4月時点)
・手軽な5,000mAh
・2台同時充電可能
・USB Power Delivery 20W対応で超速充電
・専用ポーチとモバイルバッテリー本体充電用ケーブル付き
・飛行機に持ち込み可能
・小型充電式電池のリサイクルを推進するJBRCに加盟しています
・安心の2年保証付き
5,000mAh~10,000mAh未満のモバイルバッテリー
アンケートでは「5,000mAh〜10,000mAh未満」の中容量タイプを持っている人が最も多い結果となりました。昨今ではスマートフォンだけでなく、複数のデバイスを持ち歩く人が多くなったことがあげられます。
5,000mAh〜10,000mAh未満のモバイルバッテリーは、タブレットの充電や複数のスマートフォンを充電したい時などにぴったりな容量です。
スマートフォンを仕事やプライベートで使い分けるために2台以上持っている人や、動画や新聞・雑誌などを見るためにタブレットを持つ人も増えています。さきほど例にあげたポータブルゲーム機を持って出かけることもありますよね。
iPad Air 5(第5世代)はバッテリー容量が7,606mAhと言われているので、スマートフォンの充電とともに使用するのにもぴったりです。
参考:iFixitが第10世代iPadを分解。第2世代Apple Pencil非対応の理由がわかった
ですが、バッテリー容量が0%になるまで使用するのはあまりおすすめできません。詳しくは後述の「モバイルバッテリーを長持ちさせる使い方とは?」をご覧ください。
5,000mAh〜10,000mAh未満の中容量タイプなら、複数デバイスを充電したい人に十分な容量ですよ。
国内最小最軽量 モバイルバッテリー 大容量10,000mAh スマホ約3回分充電 2年保証(MOT-MB10001)
- 重さ約174g 国内最小最軽量10,000mAhモバイルバッテリー(2020年9月時点)
- 手のひらサイズでコンパクト
- 2台同時充電可能
- 大容量の10,000mAh
- USB Power Delivery18W対応で超速充電
- 36Whの定格パワーなので、飛行機に持ち込み可能
- 多重保護システム搭載
- 専用ポーチとモバイルバッテリー本体充電用ケーブル付き
- 安心の2年保証付き
10,000mAh~20,000mAh以上
アンケートの結果、「10,000mAh〜20,000mAh以上」の大容量モバイルバッテリーを持っている人は最も少ない結果となりました。日常で使う人よりも、長期の旅行など特別なケースで必要となるためかもしれません。
10,000mAh~20,000mAh以上のモバイルバッテリーは、旅行時や災害時など特別な時のために備えておける容量です。ハイスペックなタブレットの充電が必要なデバイスを持ち歩く機会の多い人にも適しています。
災害時はもちろん、電源設備が充実していない地域へ行くなど、行き先によっては長時間コンセントに接続できないこともあるでしょう。
またiPad Pro 12.9インチ(第6世代)は、バッテリー容量が10,758mAhとかなり大きいため持ち歩く際には大容量タイプのモバイルバッテリーが必要です。
参考:Apple
10,000mAh~20,000mAh以上の大容量モバイルバッテリーは、もしもの時のために1台持っておくと安心ですね。
PD60W出力対応 モバイルバッテリー 大容量20,000mAh スマホ約4回分充電 (MOT-MB20001)
- 重さ約350g 国内最小クラス20,000mAhモバイルバッテリー
- USB Power DeliveryでスマホからノートPCまでスピード充電
- バッテリー本体への充電も速い
- 「かしこく充電」で最大60Wまで対応
- 2台同時充電可能
- 72Whの定格パワーなので、飛行機に持ち込み可能
- 入力電流が弱いBluetoothイヤホンも安全に充電可能(低電流モード対応)
- インジケータ表示で残量や充電状況確認が可能
- ケーブル&専用ポーチ付きで持ち運びにも使いやすい
- 安心の2年保証付き
【行き先・日数別】必要な充電回数などから考えよう
「モバイルバッテリーに求めるもの(選ぶ時のポイント)で最も重要とすることを教えて下さい。」という質問に対するアンケート回答で最も多かったのは、「充電できる容量」でした。
充電できる容量を重視してモバイルバッテリーを選ぶ人が多いようです。
電子機器を充電する際、1回充電できれば十分なのか何度か充電できたほうがよいのか、行き先やお出かけの日数によっても変わってくるでしょう。
旅行や出張に向けてモバイルバッテリーの購入を検討している人のために、行き先・日数別に必要な充電回数などから最適なモバイルバッテリーを紹介していきます。ぜひ、お手持ちのデバイスと照らし合わせて必要な充電回数を考えてみてくださいね。
日帰り旅行・お出かけや出張の場合
日帰り旅行・お出かけや出張の場合は、スマートフォンを約1回充電できる小容量の軽量なモバイルバッテリーがおすすめです。
出かける際には移動経路を検索するなど、外出先でのスマートフォンの使用機会は思ったよりも多いです。
たとえば、テーマパークへのお出かけならアトラクションの待ち時間を調べたり、電車の移動に交通系電子マネーを利用したりすることもあるでしょう。最近ではバーコード決済を使っている人も多いですよね。
1回充電できるモバイルバッテリーを持っていれば、低電力モードで使用しなければならないストレスもありません。
またモバイルバッテリーは旅の必需品となりつつありますが、お出かけ先で使うものや出張時に必要な資料など持ち物が多くなりやすく荷物を減らしたいですよね。モバイルバッテリーが重くて大きいと負担になってしまいます。
アンケートでも充電できる容量の次に「持ち運びやすさ」を重視してモバイルバッテリーを選ぶ人が多いという回答が得られました。
スマートフォンを約1回充電できるモバイルバッテリーは多数あります。軽量タイプのなかには、クレジットカードより小さく、iPhoneより軽いモデルも登場していますよ。
日帰りの旅行・お出かけや出張時には、軽量な小容量タイプのモバイルバッテリーを選ぶとよいでしょう。
国内最小最軽量クラス スマホ約1~1.5回分充電 2年保証(MOT-MB5001-EC)
1泊2日の旅行や出張の場合
1泊2日の旅行や出張の場合は、場所をとらずにスマートフォンを2回以上充電できるモバイルバッテリーが望ましいです。旅先ではイレギュラーがつきものなので、想定よりもバッテリーを消費してしまう可能性があるからです。
道に迷って屋外でマップを調べたり、旅の疲れで充電せずに寝てしまったりすることも考えられますよね。屋外ではスマートフォンの画面が自動的に明るくなるため、通常よりもバッテリー消費が激しくなります。
手のひらサイズのコンパクトな見た目ながらスマートフォンを2回以上フル充電できるタイプのものもありますよ。1泊2日の予期せぬ事態に備えて、小さくて場所をとらずに持ち運べる10,000mAh程度の中容量モバイルバッテリーを1台持っておくと便利ですよ。
国内最小最軽量 モバイルバッテリー 大容量10,000mAh スマホ約3回分充電 2年保証(MOT-MB10001)
3泊4日の長期旅行の場合
3泊4日の長期旅行の場合は、さまざまなデバイスを充電できる大容量のモバイルバッテリーを選ぶとよいでしょう。長期旅行になると、複数の電子機器を使う機会が増えるからです。
たとえば家族旅行なら、飛行機や新幹線の移動中に子どもが飽きてしまうのを防ぐため、ポータブルゲーム機などを持ち込むこともありますよね。リモートワークの人なら、旅行中にもノートパソコンを使って仕事をする場面もあるかもしれません。
とくにzoomなどのオンライン会議では、カメラやマイクを使うほか録画をすることもあり、バッテリーを多く消費します。
大容量のモバイルバッテリーを使う際にはUSB Power Deliveryを採用しているものがおすすめ。スマートフォンだけでなくノートパソコンなどの大型電子機器まで同じケーブルで使えるからです。
最新のAndroidやiPhone 15のケーブルはUSB Power Deliveryと同じType-Cなので、1本のケーブルでスマートフォンとノートパソコンを充電できます。ケーブルがいくつも必要になると荷物がかさばってしまうため、同じケーブルで充電できるのはありがたいですよね。
一方でUSB Type-CでもUSB Power Deliveryに対応していないケーブルもあるので、購入時にはよく確認しましょう。
接続する機器によって最適な電流を流せて、同じモバイルバッテリーでノートパソコンやBluetoothイヤホンを安全に充電できる機能がついた製品もありますよ。
3泊4日の長旅には、複数デバイスの充電が可能な大容量モバイルバッテリーはいかがでしょうか。
PD60W出力対応 モバイルバッテリー 大容量20,000mAh スマホ約4回分充電 2年保証(MOT-MB20001)
飛行機を利用した旅行・出張の場合
飛行機を利用した旅行・出張の場合、機内に持ち込めるモバイルバッテリーを用意しなければなりません。機内に持ち込めるモバイルバッテリーにはいくつか規定があるからです。
国内線で機内に持ち込めるモバイルバッテリーの条件を見てみましょう。
- ワット時定格量が100Wh以下は持ち込みの個数制限なし
- 100〜160Whは2個まで機内持ち込みが可能
- 160Whを超えるものは持ち込み不可
ワット時定格量(Wh・ワットアワー)は、「電力量」を表しています。
100Wh(ワットアワー)以下のモバイルバッテリーでも2個までの制限を設けている航空会社もあるほか、国際線ではさらに厳しい条件があります。航空会社の規定をよく確認しておく必要があります。
大容量タイプの20,000mAhでも、実は持ち込める個数が制限されない容量です。
旅先で観光する時などのために小容量タイプと、もしもの時に備えて大容量タイプの2つを持っていくのもよいですね。
またモバイルバッテリーのバッテリー容量は、ほとんど「mAh(ミリアンペアアワー)」で表記されます。機内に持ち込めるかどうかを確認するには、Whに変換して計算しなければなりません。
変換には以下の式を使うとカンタンに求められます。
「ワット時定格量(Wh)=バッテリー容量(Ah)×定格電圧(V)」
モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池の定格電圧は3.7Vが多いので、モバイルバッテリーの容量を調べればおおよそのワット時定格量がわかります。
例:10,000mAhのモバイルバッテリーのワット時定格量を求める場合
10,000mAh(ミリアンペアアワー)はAh(アンペアアワー)に変換すると10Ahなので、式に当てはめると
10(Ah)×3.7V=37Wh
国内線ではワット時定格量が100Wh以下のモバイルバッテリーは機内に持ち込めるので、10,000mAhのモバイルバッテリーは37Whで機内持ち込みが可能です。計算が必要なので少し複雑ですが、飛行機に持ち込めないモバイルバッテリーを購入してしまうともったいないですよね。
国内線・国際線のモバイルバッテリーの持ち込み条件規定を必ず守って搭乗しましょう。
【用途別】どんなデバイスに使うか?から考えよう
「モバイルバッテリーの用途を教えて下さい。」という設問では、最も多いアンケート回答が「スマホの充電用」でした。
外出時の使用頻度が高いスマートフォンへの充電用にモバイルバッテリーを利用する人が多いのは納得の結果ですね。
何を充電するかによって最適なモバイルバッテリーは異なります。スマートフォン・タブレット・ノートパソコンのデバイスを充電する際におすすめなモバイルバッテリーを紹介していきます。
主にスマートフォン向けの場合
アンケート結果から、最も多く選ばれている「スマートフォンの充電用」に適したモバイルバッテリーについて解説していきます。スマートフォンの充電に使用するなら、本体の軽い小容量タイプや充電の速さを選ぶ基準にするとよいでしょう。
大容量のモバイルバッテリーでは使いきれず余ってしまう場合や、荷物が重くなりかさばってしまうこともあります。また充電に時間がかかると、スマートフォンとモバイルバッテリーのコードを長時間つなげておかなければならないからです。
小さなバッグで出かけたくても、大容量のモバイルバッテリーだと収納できずに困ってしまうこともあるかもしれません。さらに、なかなか充電されないモバイルバッテリーではコードを繋げたままスマートフォンを利用する必要もあり、わずらわしいですよね。
スマートフォンとつなげてモバイルバッテリーをバッグにしまった状態で移動していると、何かの拍子にコードが引っかかってしまい破損してしまうおそれがあるほか、事故のリスクにもなり得ます。
軽量でスピード充電ができるモバイルバッテリーなら最小サイズで約98g。食パン4枚切り1枚分と同じ重さとたとえるとわかりやすいかもしれません。ワイヤレスイヤホンも充電できる低電流モード搭載のタイプなら、同じモバイルバッテリーでしっかりと充電できますよ。
スマートフォンの充電には、小容量の軽いものや急速充電が可能なモバイルバッテリーを選ぶのがおすすめです。
国内最小最軽量クラス スマホ約1~1.5回分充電 2年保証(MOT-MB5001-EC)
主にタブレット向けの場合
アンケートの回答では、「スマートフォンの充電用」についで「タブレットの充電用」にモバイルバッテリーを使用している人が多いことがわかりました。タブレットを充電する場合、複数デバイスが充電できるモバイルバッテリーを選ぶことをおすすめします。
タブレットを利用している人も、タブレット単体ではなくスマートフォンも携帯している可能性が高いからです。タブレットは動画視聴や資料の確認などに役立つものの、手軽に取り出したり片手で操作したりするのが難しいですよね。
移動中も調べものや取引先とのやりとりは頻繁に行う機会が多いため、最低でもスマートフォンと合わせて2つのデバイスを充電できたほうが便利でしょう。
タブレットの充電とスマートフォンの充電が可能なモバイルバッテリーは10,000mAhほどの容量なので、中容量タイプのモバイルバッテリーを選べば十分でしょう。2台同時充電が可能なモバイルバッテリーも時短になるのでおすすめですよ。
国内最小最軽量 モバイルバッテリー 大容量10,000mAh スマホ約3回分充電 2年保証(MOT-MB10001)
主にノートパソコン向けの場合
仕事や学校、または趣味でも使う機会のあるノートパソコン。アンケートでも約10%の人がノートパソコンの充電のためにモバイルバッテリーを使用しています。
ノートパソコンを充電するためにモバイルバッテリーを選ぶなら、大容量かつUSB Power Deliveryを採用しているものがよいでしょう。
一般的なノートパソコンのバッテリー容量は60Wh~100Whを超える物が多いため、15,000mAh〜20,000mAh(55Wh~74Wh)ほどの大容量モバイルバッテリーが必要です。さらにUSB Power Deliveryが使われているモバイルバッテリーはスピード充電が可能。
これまでの規格では、スマートフォンなどの小型電子機器までしか充電ができませんでした。しかしUSB Power Deliveryの搭載されたモバイルバッテリーなら、スマートフォンだけでなくノートパソコンのスピード充電もできて快適です。
大容量かつハイスペックなモバイルバッテリーだとかなりの重量を想像してしまいますが、重さ約350gの製品もあります。缶ビールと同じ重さなので、バッグに入れて持ち歩くのも苦になりませんよ。
PD60W出力対応 モバイルバッテリー 大容量20,000mAh スマホ約4回分充電 2年保証(MOT-MB20001)
モバイルバッテリーに関する豆知識
モバイルバッテリーはさまざまな種類があり、必要なシチュエーションごとに選ぶことでさらに快適なお出かけグッズになります。モバイルバッテリーを長持ちさせる使い方や処分方法をご存じでしょうか。
普段はあまり気にかけることはないものの、お手持ちのモバイルバッテリーが使えなくなってしまった際に困ってしまいますよね。
使用時や処分の際に気を付けてほしい注意点もあるので、詳しく解説していきます。
モバイルバッテリーを長持ちさせる使い方とは?
モバイルバッテリーの寿命は約500回〜1000回程度の充電を繰り返し、最大容量が半分程度に下がったタイミングと言われています。
モバイルバッテリーを長持ちさせるには、3つの使い方を意識するとよいでしょう。
- 高温になりやすい場所を避ける
- 充電が0%の状態で長期間放置しない
- 「継ぎ足し充電」を心がける
モバイルバッテリーは高温になりやすい場所を避けて保管しましょう。窓際や車内のダッシュボード、屋外など高温になりやすい場所に置いてしまうと、モバイルバッテリーの劣化が激しくなります。さらに安全装置が故障して、発火や爆発などの危険もあるので、十分注意してくださいね。
また充電が0%の状態で長期間放置すると、約500回〜1000回程度使用していなくても寿命を迎えてしまう場合があります。モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を採用しているので、充電が0%の完全放電状態は大きな負担です。
継ぎ足し充電もモバイルバッテリーを長持ちさせられる効果的な方法です。リチウムイオン電池にメモリー効果はありません。メモリー効果とは、電池を使い切らずに充電池の容量がある状態で継ぎ足し充電を繰り返すと、使用中に機器が止まったり、使用可能な容量が減少して見えたりする現象のこと。
誤った使い方をするとバッテリーの劣化が早まり、本来よりも寿命が短くなってしまいます。
発火など事故のおそれもあるので十分に注意し、お気に入りのモバイルバッテリーと長く付き合っていきましょう。
モバイルバッテリーの正しい処分方法とは?
モバイルバッテリーの正しい処分方法は「回収・リサイクルへ出す」ことです。理由は、ほとんどの自治体でモバイルバッテリーを燃えないゴミとして回収できないから。モバイルバッテリーをはじめとした繰り返し使える電池(二次電池)が燃えるゴミに混入すると、発火の原因になるおそれがあります。
実際に燃えるゴミで回収されたモバイルバッテリーが清掃工場で発火したケースもあるので、十分に注意してくださいね。
自治体のホームページを確認すると、最寄りの電器店、ホームセンターなどのリサイクル協力店へ持参し、回収箱に入れるよう指示しているところがほとんどです。
リサイクルマークのついた小型充電式電池(リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池)は一般社団法人JBRCが設置している「小型充電式電池回収ボックス」が利用できます。
安全回収のため、金属端子部に絶縁テープを貼ってから回収ボックスに入れましょう。
種類豊富なモバイルバッテリーのなかから自分の目的にぴったりなものを選び、正しい使い方をすれば、これまで以上に安全かつ快適にお出かけを楽しめますね。
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