ケーブルクリップって何?用途や種類、選び方などを考えよう!

車やデスクの周りで、ケーブルが絡まっていませんか?電子機器のほとんどはケーブルやコードがあり、何もせずに垂らしておくと絡まって見た目が美しくありません。
ケーブルをまとめる「ケーブルクリップ」を使うと見た目がすっきりするだけでなく、絡まりにくくなってコードを保護することもできます。ケーブルが絡まることで断線したり劣化したりするので、寿命を延ばすためにもケーブルクリップは大事です。
ケーブルクリップの種類は多く、用途に合わせたものを選ぶことが大事です。この記事ではケーブルクリップについて、主な役割と種類、用途別の使い方を解説します。ケーブルが絡まって困っている方は、ぜひ最後までお読みください。
ケーブルクリップってどういうもの?どういう種類があるの?
ケーブルクリップはどういう使い方をする?用途別にご紹介!
ケーブルクリップの選び方!場所や素材にも気をつけて選ぼう!
ケーブルクリップってどういうもの?どういう種類があるの?
まずは、ケーブルクリップの目的や主な役割、種類について解説します。
ケーブルクリップを使う目的
ケーブルクリップとは、充電などのケーブルやコードをまとめておくアイテムです。小さな見た目ですがその効果は大きく、2本以上のケーブルを一緒に置いているエリアには欠かせません。
ケーブルクリップは、ケーブルをひっかけたりまとめたりして束ねます。これによってケーブルの絡まりを防ぎ、見た目のごちゃつきを押さえたり、断線を防いだりする効果が期待できるのです。
ケーブルは、触っていなくても気づけば絡まってぐちゃぐちゃになっています。これはコードを束ねていないことが原因で、コードの自由度が高いせいで少しの振動や揺れで絡まってしまうのです。
ケーブルクリップの種類
ケーブルをまとめるだけのケーブルクリップですが、以下のようにさまざまな種類があります。
・はめこみタイプ
溝にケーブルをはめこんで使うタイプ。1本用はもちろん4本以上ケーブルをはめこむクリップもあり、ケーブルの本数が多い場所にもおすすめです。
・マグネットタイプ
マグネットでケーブルを挟み込むタイプ。マグネットでしっかりホールドするのでずれの心配がありません。または土台部分もマグネットになっているものもあります。土台がマグネットタイプだと金属部分などに手軽に固定することができます。付けたり外したりなども比較的に自由にできる点が便利です。また両面テープを使う必要がないので、跡が残る心配もありません。
・両面テープタイプ
土台が両面テープのタイプはいろんな場所に貼り付けることができるため便利ですが、一度取り付けると粘着力が落ちてくるため、剥がして別の場所に取り付けるなどが難しいです。車の車内に取り付ける際などは両面テープタイプが便利です。
・カバータイプ
らせん状にケーブルに巻き付けて使う「スパイラルチューブ」や、全体を網で覆う「ケーブルスリーブ」などの「カバータイプ」のケーブルクリップは、複数のケーブルを同時にまとめることができます。はさみでカットできるものが多く、調整しやすい点がメリットです。
・ケーブルバンド
「ケーブルバンド」は、束ねたコードに巻き付けて小さくまとめることができます。大変コンパクトで着脱しやすいので、旅行用などケーブルを広げたりたたんだりする時におすすめです。また、ケーブルをまとめる用途以外にも使用ができます。
・巻き取りタイプ
長いコードを巻き取って収納できるタイプで、メジャーのような見た目のものが多いです。太いコードはかたくて巻き取りにくいので、細いコードが向いています。
ケーブルクリップはどういう使い方をする?用途別にご紹介!
ケーブルクリップの種類を1つ前の章でご紹介しました。ここでは、用途別におすすめのケーブルクリップについて以下の通りご紹介します。
・はめこみタイプ
・マグネットタイプ
・両面テープタイプ
・カバータイプ
・巻き付けタイプ
・巻き取りタイプ
・コードホルダータイプ
はめこみタイプ
はめこみタイプのケーブルクリップは、決まった位置にケーブルを固定できる点が魅力です。そのため車やテーブルなど、置く場所が決まっているシーンに向いています。
sofumo マグネット ケーブルクリップ 6個セット 整理整頓 磁石 両面シール 跡が残らない 全6色(MOT-CBCLIP06)
・マグネットでパチっととめるだけ
・もうイライラしない!ケーブル配線がみるみる整う
・一つ一つ分かれた6個セット
・ほぼ身の回りのケーブル全部に使える
・しっかり貼りつく粘着テープ
・デスク以外でも、どこでも使える
マグネットタイプ
磁力でピタッとケーブルを挟めるので、ずれたりすることがなくまとめるのも簡単。ケーブルクリップの土台にマグネットが付いているものは、スチール家具や冷蔵庫、玄関の扉や社内のデスクなど、磁石がくっつくものに取り付けたい時に大変おすすめです。
sofumo マグネットケーブルクリップ シリコン ケーブル収納 全5色(MOT-CBCLIP05)
・選べる設置方法
・8.0mmまでのケーブルに対応
・玄関の鍵かけに
・デスクのケーブル収納に
両面テープタイプ
両面テープタイプのケーブルクリップは、木製のデスクや車内など、マグネットが付かない場所かつケーブルを固定したい場所におすすめです。両面テープは強力すぎると跡が残ったり、弱すぎるとすぐに落ちたりと調整に手間がかかります。
しかし最近では強力かつ跡が残りにくいものなど、両面テープが進化しています。インターネットでは様々な両面テープの口コミが公開されているので、ぜひ参考になさってください。
ソフトタッチ ケーブルクリップ sofumo シリコン 北欧 (MOT-CBCLIP02)
・使いたいものが見やすいデザイン
・アイデア次第で使い方いろいろ
・両面接着テープでしっかり設置
・各カラーに合計3個入り(3色×各1個)
カバータイプ
「スパイラルチューブ」や「ケーブルスリーブ」などの複数のケーブルをまとめられ、太いケーブルにも対応できるカバータイプのケーブルクリップは、テレビの裏やPCの裏、空気清浄機のコードなどにおすすめです。
特にペットがいるご家庭では、むき出しのケーブルを噛んでしまうというトラブルが後を絶ちません。ケーブルを噛まれると家電はもちろん故障しますし、ペットにも大変危険です。ペットが家の中のものを噛む癖があるなら、苦い味が付いたカバーなどもあるのでぜひチェックしてみてください。
ケーブルバンド
まとめたケーブルに巻き付けて使うタイプのケーブルバンドは、モバイルバッテリーの充電ケーブルや有線イヤホンといった、あちこちで使いまわすシーンにおすすめです。ケーブルクリップでコードをしっかりホールドすれば、絡まることもありません。
ソフトタッチ ケーブルバンド sofumo シリコン 北欧 3つ穴タイプ (MOT-CBBAND03)
・累計販売数17万個を突破(自社販売実績 2024年8月時点)
・カバンの中にいれておけばいつでも便利にスッキリ
・誰でも簡単4STEP
・アイデア次第で使い方いろいろ
・合計6本入り(6色×各1本)
巻き取りタイプ
巻き取りタイプのケーブルクリップは、スマートフォンの充電ケーブルや有線イヤホンといった細めのケーブルにおすすめです。コンパクトにまとまるので、カバンに入れても邪魔になりません。
ケーブルクリップの選び方!場所や素材にも気をつけて選ぼう!
ケーブルクリップを選ぶときは、以下の4つのポイントをチェックしてみてください。
・取り付けたい場所に収まるサイズかどうか
・取り付けたいケーブルの数を満たしているか
・ケーブルがきちんと収まるか
・素材
それぞれについて、順番に解説します。
取り付けたい場所に収まるサイズかどうか
ケーブルクリップを取り付ける場所と、ケーブルクリップのサイズが合っているか確認しましょう。車など限られたスペースにケーブルクリップを取り付ける場合、サイズが大きいものだとはみ出てしまい不格好になりがちです。
インターネットでケーブルクリップを買うときは、特に「思っていたサイズと違う」という失敗が多くなります。サイズを事前にチェックしてから買うと失敗しません。
ケーブルの太さが合っているか
はめこみ式のケーブルクリップは、取り付けられた溝にコードをはめこむので、太さが合わなければきちんと固定できません。ある程度はさみこむ余裕はありますが、あまりに太いとはめこむことができなかったり、細すぎて外れてしまったりします。
スマートフォンの充電ケーブルなどは細いものが多いですが、テレビのアンテナケーブルやパソコンのコード類は太いものが多いです。
はめこみ式など、ケーブルの太さがある程度決まっているタイプのケーブルクリップを選ぶときは、購入前に対応しているケーブルの太さをチェックしておきましょう。
取り付けたいケーブルの数を満たしているか
はめこみタイプのケーブルクリップは、1本タイプのものや3~4本を並べて取り付けられるものがあります。まとめて複数のケーブルを取り付けたい時は、クリップが複数連ねてあるタイプが統一感が出るのでおすすめです。
素材
ケーブルクリップの素材は、主に以下が挙げられます。
・ナイロン
・シリコン
・ポリプロピレン
・フッ素樹脂
・マジックテープ
・革
「ナイロン」は安価で強度が高く、それでいて柔らかいのでケーブルを傷つけることがありません。変形などの加工がしやすく、デザイン性が豊富な点も魅力です。
ナイロンに似た素材である「シリコン」は、安全性や撥水性・耐冷性に優れています。化学反応性が低く性質が変わりにくいこと、電気の絶縁性が高いことから安心安全に使える素材の1つです。
「ポリプロピレン」は耐薬品性が高く、耐熱性はナイロンやシリコンより高くなっています。軽量で強度が高くリサイクルしやすい点も魅力で、ケーブルクリップの軽さや環境へ配慮したい方はポリプロピレン製がおすすめです。
雪山や寒冷地で使う場合は、約170℃からマイナス80℃までの耐性がある「フッ素樹脂」が向いています。
ケーブルバンドのようにケーブルを束ねる時には、「マジックテープタイプ」がおすすめです。価格が安く好きな長さで切って使うことができ、簡単に取り外せるので、コードを束ねたりほどいたりするシーンで活躍します。
またケーブルバンドのような使い方なら、革製もおすすめです。他の素材よりも高級感があり、ちょっとしたギフトにもよく選ばれています。
ケーブルバンドの使い方については「こんな用途も!?ケーブルバンドの使い方いろいろ!」のコラムをご覧ください。
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