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2024.12.17 生活情報

今年も大掃除の季節がやってきた!整理整頓や断捨離のコツを大公開!

今年も大掃除の季節がやってきた!整理整頓や断捨離のコツを大公開!

今年も残りわずかとなりました。新しい年を迎える前に「大掃除」をするというご家庭も多いのではないでしょうか。仕事納めの日には、社員一丸となってオフィスを清掃する場面もあるでしょう。

年の瀬になるとよく耳にする「大掃除」ですが、そもそもなぜ年末に行われるようになったのでしょうか。実は「気持ちよく新年を迎えたいから」という理由だけではありません。大掃除の背景について理解した上で、スッキリと整理整頓を心がけたいものです。

そこで今回は、年末に大掃除をする理由やおすすめの便利アイテム、断捨離のコツ、ゴミ出し時のマナーについて解説します。

 

 

なんで年末に大掃除をするの?
大掃除をする時の便利アイテムをご紹介!
苦手な人必見!断捨離のコツとは?
これだけは気を付けて!ゴミを出す時の注意事項とは?

 

 

 

なんで年末に大掃除をするの?

 

 

はじめに「なぜ年末に大掃除をするのか?」という謎を紐解いていきましょう。その意味を知ると、すすんで大掃除をしたくなるかもしれません。

 

大掃除のルーツは「煤払い(すすはらい)」という神事
大掃除は「煤払い」という神事に由来しています。「煤を払う」ことは掃除を象徴し、また「払う」には「清める」という意味もあります。

煤払いは、一年の間に蓄積した埃や煤を落とし、お正月の神様である「歳神様(としがみさま)」を迎えるための行事です。平安時代には、貴族(とその家臣)たちが宮中で12月に煤払いを行っていました。

また江戸時代には、江戸城にて毎年12月13日(諸説あり)に煤払いが行われていました。旧暦の12月13日は、大変縁起の良い「鬼宿日(きしゅくにち)」だったため、その日に合わせて煤払いをしていたと考えられています。

そして江戸時代以降、煤払いは一般の家庭にも広がっていきます。床の間や居間、神棚、仏壇はもちろん、「台所」も念入りに掃除されるようになりました。

台所は、生きていくために欠かせない食料を調理する場です。そのため、台所が汚れていると生命力が弱まり、台所の神様「かまど神(荒神様)」が逃げてしまうと考えられました。

 

 

「ハレとケ」の概念
年末の大掃除は「ハレとケ」という概念にも影響を受けています。「ハレ」とはお正月やお祭りなどの非日常的なものごとを、「ケ」とは仕事や学校、普段の暮らしなどの日常的なものごとを表します。

お正月はハレの中でも最重要な行事であり、昔は「魂を更新する(パワーチャージする)」とも考えられていました。お正月に味わう機会の多い「お雑煮」は、魂の象徴であるお餅を食べて力を蓄える料理です。

現在、そのように信じられているわけではありませんが、お正月に特別感があり、その前に大掃除をしようと思うのは「ハレとケ」の文化が根付いているからかもしれません。

 

 

 

大掃除をする時の便利アイテムをご紹介!

 

 

次に、大掃除に大活躍するおすすめの便利アイテムをご紹介します。掃除で綺麗にするだけではなく、整理整頓も心がけて外観をスッキリとさせましょう。

 

 

汚れを見極めて!3タイプの洗剤を用意
整理整頓するためには、まず溜まった汚れを綺麗にしていきましょう。どのような汚れが付いているのかを見極め、3種類の洗剤を使い分けましょう。

洗剤には大きく分けて「アルカリ性(弱アルカリ性)」「中性」「酸性(弱酸性)」のものがあります。洗剤の役割は汚れを「中和」させ落としやすくすることであり、例えば酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使用するのが基本です。

油汚れや皮脂汚れ、焦げ付きなどには「アルカリ性」の洗剤が効果を発揮します。一方、水アカや石鹸カスなどには「酸性」の洗剤がおすすめです。中性洗剤はアルカリ性・酸性どちらの汚れも中和するため、軽い汚れは中性洗剤で落とすことができます。

 

 

100均アイテムが大活躍!ラックやトレーを活用
汚れを綺麗に落とせたら、次は「ものが散らからない置き場作り」に取り組みましょう。100円ショップには、ラックやトレー、フック、クリップなど大掃除に大活躍のアイテムが多数展開されています。

例えばクローゼットの収納を見直す場合、ラックや棚、ケース、ボックスなどを活用して衣類や小物を分類します。置き場所が決まっていると、綺麗な状態を保ちやすいです。

また、冷蔵庫の収納を見直す場合は「あ、この食品の賞味期限が切れてた!」をなくす整頓を心がけましょう。かごやトレーを活用して引き出しのように使用すれば、奥の食材が見当たらないという問題を軽減することができます。袋に入っているものはクリップやフックを活用することでスッキリと見せることが可能です。

 

 

デスク周りをスッキリと!ケーブルバンドやスマホスタンドで整理

家電製品やパソコン関連など、家庭にはコードを伴うアイテムが数多く存在しています。特にデスク周りはコードが複数あり「机の上を綺麗にしてもなんだかスッキリ見えない」という方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、ケーブルバンドでコード類を束ねるのがおすすめです。コードは傷つきやすく、紐のように結んで収納すると故障の恐れがありますが、ケーブルバンドを使えば優しく束ねることができます。

ケーブルバンドには、使い捨てのタイプと再利用ができるタイプがあります。パソコンや充電ケーブルなど、移動したりすぐに使用したりする可能性がある場合は、何度も取り付け・取り外しのできるケーブルバンドがおすすめです。

また、デスク周りを綺麗に保つには「ものの置き場所を決めておく」ことが大切です。スマートフォンをつい様々な場所に置いてしまうという方は、スマホスタンドを配置することでスマホの置き場所が固定できます。

 

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苦手な人必見!断捨離のコツとは?

 

「断捨離」という言葉には「新たに手に入るけれど不要なものを断つ」「家にある不要なものを捨てる」「ものへの執着から離れる」という意味があります。そのため“もったいない”という固定観念を払拭し、身軽で快適な生活を意識することがポイントです。

続いては、ものが捨てられない方におすすめの「断捨離のコツ」についてご紹介します。

 

 

断捨離は大掃除を始める前に行うのがコツ
断捨離は大掃除の前に行うのが鉄則です。主な理由は「ものが少ない=掃除しやすい」からと言えるでしょう。大掃除では①断捨離、②収納、③片付け、④掃除が基本となります。

例えば、家の中にものが散乱していると掃除が進みません。掃除と片付けを同時にしようと試みても、結局どちらも終わらなかった、ということがしばしばです。断捨離を含む大掃除を効率的に行うためには、順序立てて取り組むようにしてください。

 

 

断捨離は手放すルールを決めるのがコツ
断捨離後に後悔しないためにも、あらかじめ「必要なもの」「不要なもの」の基準を決めておきましょう。壊れているものや使えないものはもちろんですが、1年以上使用(着用)していないもの、好みが変化したもの、使いかけで何ヶ月も放置しているものなどは処分対象になり得ます。

自分なりのルールを決めておけば、その都度迷わず・素早く仕分けることができます。それでもなかなか捨てられないという方は、明らかに不要なものから処分してみましょう。

 

 

断捨離は少しずつ進めるのがコツ
誰しも最初は「断捨離をしよう!」と意気込みますが、片付けやものを捨てる行為は想像以上に気力や体力、時間を要するものです。「途中で疲れて結局片付かなかった」という事態に陥らないためにも、断捨離は少しずつ進めましょう。

例えば「今日はこの棚」「次はこの押し入れ」というように、少しずつエリアを分けて断捨離を行うのがおすすめです。断捨離に慣れてくると、徐々に仕分け作業が早くなります。比較的断捨離のしやすい「衣類」から始めると良いでしょう。

 

 

 

これだけは気を付けて!ゴミを出す時の注意事項とは?

 

 

断捨離や片付けをすると、たくさんのゴミが発生します。年末年始は自治体のゴミ収集の日程が変更になる恐れがあるため、地域の情報をこまめにチェックしてください。

ここからは、大掃除で発生したゴミを出す際の注意点についてご紹介します。正しい処分方法を理解した上で、大掃除を始めましょう。

 

 

自治体の分別ルールに従うのが基本
各自治体には、それぞれのゴミ分別ルールが定められています。燃えるゴミ・燃えないゴミ・リサイクルゴミ・粗大ゴミなど、大掃除中にはさまざまなゴミが発生するため、分別ルールに従ってゴミ袋を分けるようにしてください。

「何ゴミになるか分からない」という場合は、自治体のホームページを確認してみましょう。具体的なゴミを例に挙げ「これは〇〇ゴミ」という説明がなされています。ホームページを見ても分からない場合は、電話などで問い合わせてみるのもおすすめです。

 

 

ゴミの量は袋の8分目ほどに
ゴミを袋にまとめる際は、ゴミを収集してくれる方が運びやすいかどうかを考えてみましょう。鋭利なゴミで袋が破れそうになっていませんか? ゴミを大量に詰め込んで、溢れ返りそうになっていませんか?

特に燃えるゴミの場合は、一般的にパッカー車というタイプのゴミ収集車が回収しており、収集したゴミを圧縮するため中身が飛び出しやすくなっています。ゴミを袋にまとめる際は、ゴミの量が8分目程度になるよう、心がけてみてください。

 

 

モバイルバッテリーは燃えるゴミに出せない⁉
パソコンやスマートフォン、タブレットなどの電子機器が身近になったことで、それらに付随するアクセサリー製品のゴミが目立つようになりました。普段何気なく処分しているかもしれませんが、誤った処分方法は大変危険です。

例えば、一般的なモバイルバッテリーには「リチウムイオン電池」が使用されており、この電池は熱や衝撃によって発火する恐れがあります。そのため、ほとんどの自治体では燃えないゴミとしても収集することができません。

一方、リチウムイオン電池は資源有効利用促進法の対象としてリサイクルに出すことができます。家電量販店やキャリアショップには、モバイルバッテリーのリサイクルに応じている店舗があります。リサイクルする際には、

・お使いのモバイルバッテリーがJBRCに加盟しているメーカー製であるかJBRCのホームページで確認してください。(会員企業のモバイルバッテリーは回収対象です)
『JBRC会員』企業リスト

・JBRCのホームページでお近くのJBRC協力店を検索し、不要となったモバイルバッテリーを持ち込んください。回収ボックスは設置されていない場合があるのでお店の方にお尋ねください。
「協力店・協力自治体検索」

・JBRCに加盟していないメーカーのモバイルバッテリーや、膨張したモバイルバッテリーはJBRCでは回収してもらえません。この場合はお住まいの自治体に相談をしてください。

 

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