スマホグッズはいつまで使える?アイテムごとの寿命を徹底調査!

普段当たり前のように使用しているスマートフォンですが、使用するためにはAC充電器や充電ケーブル、モバイルバッテリーなどさまざまな周辺機器が必要です。
少し前まで、スマホを使用するための充電ケーブルやAC充電器
は、スマホを購入する際に同梱されている場合が一般的でした。そのため、別途購入しなくてもすぐにスマホが使用できていたのです。
一方、近年はスマホを購入しても付属品がほとんど付いてこないため、必要な周辺機器は自分で揃えなければならなくなっています。AC充電器やケーブルの長さなど、ご自身の使用スタイルに合わせて選ぶことで、より快適にスマホを利用できるでしょう。
ただし、スマホグッズはスマホと同様に寿命があります。そのため、それぞれのアイテムの使用期限を見極め、適切に買い替えることが大切です。
そこで今回は、スマホグッズの寿命や買い替えのタイミングについて詳しく解説します。モバイルバッテリー・充電ケーブル・AC充電器の3アイテムについてご紹介するので、ご自宅の製品を確認しながらご覧ください。
モバイルバッテリーの寿命は?本体の様子をよく観察しよう
充電ケーブルの寿命は?素材による違いも考えよう
AC充電器の寿命は?少しでも異変を感じたら買い替えを
モバイルバッテリーの寿命は?本体の様子をよく観察しよう
はじめに、モバイルバッテリーの特徴や寿命を見極めるポイントについてご紹介します。
モバイルバッテリーは、外出先でスマホなどの電子機器を充電することができるアイテムです。電源が無い場所や移動中にもスマホを充電できるので、出張や旅行などの機会に重宝されています。一般的に、モバイルバッテリーはリチウムイオン電池が搭載されており、その容量や電力に応じて充電可能回数や充電速度が変化します。最近では、コンパクトで軽いのに大容量のモバイルバッテリーも登場しています。
モバイルバッテリーは、およそ300~500回ほど充電することで寿命が訪れるといわれています。例えば、1日1回モバイルバッテリーを充電する場合は1年程度、2日に1回充電する場合は2年程度で寿命が来る可能性があるのです。
また、モバイルバッテリーを頻繁に使用しないからといって、何年も使えるわけではありません。モバイルバッテリーは、0%になった状態で長期間放置すると、化学反応などの影響でバッテリーに負荷がかかってしまいます。負荷がかかると劣化が進んでしまうので「ほとんど使っていないのにモバイルバッテリーの調子が悪い」といったトラブルが発生することもあるでしょう。
「以前よりも充電に時間がかかる」「モバイルバッテリーの残量の減りが早くなった」などの様子が見られたら、寿命だと判断し買い替えを検討しましょう。これらのトラブルの原因はリチウムイオン電池の劣化にあると考えられます。電池は劣化すると元には戻らないので、改善の余地はないでしょう。
また「モバイルバッテリーが膨らんで見える」「モバイルバッテリーが常に熱を帯びている※」などの様子が見られたら、ただちに使用を停止することが重要です。
※通常使用の状態で最大60~70℃の発熱があります。手で5秒ほど持てる時の温度を60~70℃の目安としてください。この時は正常です。
膨張によって直接的に発火や爆発が起こることは考えにくいですが、これに衝撃が加わることで事故に繋がる恐れがあります。そのため、リチウムイオン電池の劣化がモバイルバッテリーの発火事故の原因のひとつと言えるでしょう。
もし、これらの様子が見られない場合でも、モバイルバッテリーは2~3年使用したタイミングで買い替えを検討するようにしてください。
モバイルバッテリーの寿命を延ばすためには、充電が100%あるいは0%の状態で長期間放置しないことがポイントです。モバイルバッテリーの充電が終わったら速やかにコンセントを抜いたり、バッテリーの残量が0%になる前に充電したりするなどの工夫を心がけることで、電池の劣化を防げます。製品によって異なりますが、目安として0%の状態を3か月以上放置しないようにしてください。長期間使用しないときはバッテリー残量を60%~80%の状態にしておくと良いでしょう。
また、リチウムイオン電池は熱に弱いので、高温な環境での保管や使用を避けると良いでしょう。特に、夏の車内は蒸し風呂状態になるので、モバイルバッテリーを放置しないようにご注意ください。
充電ケーブルの寿命は?素材による違いも考えよう
次に、充電ケーブルの特徴や寿命を見極めるポイントについてご紹介します。
充電ケーブルには、複数の規格があります。スマホの充電ケーブルとして一般的な種類は「Type-A to Type-Cケーブル」「Type-C to Type-Cケーブル」「Lightningケーブル」などです。Lightningケーブルは、iPhoneで有名なApple社が独自に開発した端子ですが、iPhone15シリーズ以降はUSB Type-Cが搭載されています。充電ケーブルは30㎝~2mほどのアイテムが展開されており、使い勝手に応じて長さを選ぶことができます。また、ケーブルの素材も多種多様で、ナイロン製の編込皮膜で覆われたものや、しなやかなシリコン素材のものなどが人気です。
充電ケーブルは、あくまでもスマホの付属品であり、消耗品です。繰り返し使用することで劣化し、やがて寿命が訪れます。保管方法や使用頻度によっても変化しますが、充電ケーブルの寿命はおよそ2年といわれています。
「充電がなかなか終わらない」「スマホとの接触が悪い」などの様子が見られたら、充電ケーブルの寿命を疑いましょう。ケーブルの被覆が破れてコードが露出したり、コネクタ部分に歪みや変形が見られたりしないかをチェックします。
また「充電中に焦げたニオイがする」「充電中にコネクタ部分が熱くなる※」などの症状が見られた場合は使用を中止し、買い替えを行いましょう。ケーブルが断線したり故障したりしていると、発火などの恐れがあるためです。
※通常使用の状態で最大60~70℃の発熱があります。手で5秒ほど持てる時の温度を60~70℃の目安としてください。この時は正常です。
もし、これらの様子が見られない場合でも、充電ケーブルは2~3年使用したタイミングで買い替えを検討するようにしてください。
充電ケーブルの寿命を延ばすためには、適度な長さのケーブルを選ぶことが重要です。コンセントの場所やケーブルの長さに余裕が無いと、ケーブルがねじれたり無理に引っ張られたりすることで内部の損傷が起こる可能性があります。
また、充電ケーブルの素材によっても寿命は変化します。強度が高く、耐久性のある素材を選ぶことで、ケーブルの劣化を防ぎ、長く使用できるでしょう。
AC充電器の寿命は?少しでも異変を感じたら買い替えを
続いて、AC充電器の特徴や寿命を見極めるポイントについてご紹介します。
AC充電器にはコンセントプラグが付いています。AC充電器をコンセントに接続し、充電ケーブルを接続することでAC充電器からスマホに電力を供給することが可能です。自宅や職場での使用はもちろん、最近ではカフェなどに備えられているコンセントを使って充電することもできます。AC充電器の差し込み口は、充電ケーブルの端子に合った形状を選びます。これまで「USB Type-A」が主流でしたが、最近は「USB Type-C」に対応した差し込み口も人気です。
AC充電器は、モバイルバッテリーや充電ケーブルと比べて壊れにくいスマホグッズです。しかし、長期間使用することで内部のコンデンサーやほかの部品が劣化するため、やがて寿命が訪れます。AC充電器の寿命は、およそ5年といわれています。
「コンセントにプラグを差し込むと熱を帯びる※」「充電中にACアダプターから音がする」「なかなかスマホが充電されない」などの様子が見られたら、AC充電器の内部が劣化している可能性があります。特に、AC充電器本体が熱くなる現象は、火災や電気ショートに繋がるため注意が必要です。
※通常使用の状態で最大60~70℃の発熱があります。手で5秒ほど持てる時の温度を60~70℃の目安としてください。この時は正常です。
また、AC充電器は2~3年での買い替えが推奨されているので、少しでも異変を感じた場合は買い替えるようにしましょう。
ACアダプターは、湿気の多い場所やキッチンなどの熱の近い場所が苦手です。放熱性の良い場所で使用し、内部の劣化を防ぎます。また、コンセントからプラグを抜く時は丁寧に抜き取りましょう。引っ張ったり力強く抜いたりすると、プラグ部分が歪んで故障に繋がる可能性があります。
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