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2024.02.09 モバイルバッテリー

これホント!?冬はスマホの充電が減るのが早いというウワサ。

これホント!?冬はスマホの充電が減るのが早いというウワサ。

冬の寒い日に気になることのひとつに、スマホのバッテリー持ちがあります。家を出るときには、バッテリーの残量が十分あったのに、外の寒い中でスマホを使用すると、充電が減るのが早いと感じたことがある方も多いのではないでしょうか?

冬はスマホの充電が減るのが早いと聞きますが、この記事では寒さと充電の減りに関するウワサは本当なのかや、なぜ冬にバッテリーの減りが早くなるのか、バッテリー対策でおすすめの方法についてご紹介します。

 

目次
冬にスマホの充電が減るのが早くなるのは本当なの?スマホ以外のバッテリーは?

どうして冬にバッテリーの減りが早くなるの?

冬のバッテリー対策!こんな方法がおすすめ!

スマホをカイロやストーブで温めるのは効果がある?

冬にも大活躍!コンパクトでかわいいモバイルバッテリーはこれ!

 

冬にスマホの充電が減るのが早くなるのは本当なの?スマホ以外のバッテリーは?

冬にスマホの充電が減るのが早くなるというウワサですが、結果から言うと「気温が下がるとスマホの充電の減りは早くなることがある」と言えます。

KDDIが行った気温による電池持ちを比較した実験結果を見ると、寒い場所でどのくらい受電の減りが早くなるのかが分かります。

温度
電源が落ちるまでの時間
25℃
5時間46分
0℃
4時間17分
-20℃
2時間25分

引用:KDDI|寒い冬はスマホの電池持ちが半分?カイロはNG?実験結果をもとにプロが解説

 

 

KDDIの実験では、上記の温度に設定した場所で、ダウンロードした動画を繰り返し再生して、電源が落ちるまでの時間を計測しています。25℃の場合は5時間46分視聴できるのに対して、⁻20℃になると2時間25分と約1/2以上の時間しかバッテリーが持たないという結果になっています。

もちろん使っているスマホの機種や利用する環境などで環境は変わってきますが、上記の結果で分かるように、温度が低くなると充電が減るのが早くなるのは本当です。

冬に充電の減りが早くなる原因については、後ほど詳しくご説明しますが、スマホのバッテリーに使われているリチウムイオン電池が関係しています。そのため、リチウムイオン電池が使われているノートPCや携帯ゲーム機、電気自動車などのバッテリーも、冬になるとバッテリー持ちが悪くなります。

 

どうして冬にバッテリーの減りが早くなるの?

冬になるとバッテリーの減りが早くなる原因は、前述した通り、スマホの充電に使われているリチウムイオン電池の仕組みが影響しています。リチウムイオン電池とは、電池内の電解液をイオンが移動することで放電または充電する仕組みで動く電池です。

温度が低い環境で使うと、リチウムイオン電池内の電解液の粘度が上がるため、イオンが移動しにくくなります。その結果、電解液を移動させるのに余計な力が必要になるので、バッテリーの減りが早くなるのです。
スマホにとっての適温ってあるの?

スマホは基本的に、周辺温度が0℃から35℃の範囲内で利用することが推奨されています。

引用:Apple|iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合

 

 

温度が0℃を下回った環境は、スマホを使用するのに推奨されている温度よりも低すぎる温度になるため、バッテリーが普段通りの力を出せなくなり、バッテリーに負荷がかかって使用できる時間も短くなります。

過度な寒さの中使うのは、スマホの充電の減りが早くなるだけでなく、充電不良や動作不良などバッテリーの故障や事故の原因となりかねないので注意が必要です。

 

 

冬のバッテリー対策!こんな方法がおすすめ!

スマホを使うのに適した温度があることは分かりました。しかし冬は、初詣に行ったり、イルミネーションを見に出かけたり、スキーやスノボーといったウインタースポーツを楽しんだりと、外出先にスマホを使いたいシーンが数多くあると思います。

ここでは、冬の気温が低い場所でもスマホを使いたい場合に、おすすめのバッテリー対策をご紹介します。

 

外ではあまりスマホを使わないようにする

スマホが外気に触れると端末が冷えてしまうため、バッテリーの減りが早くなります。そのため、温度が低い屋外では必要な時以外は使わないようにして、屋内に入った時や電車に乗った時だけ使うように意識すると、バッテリーの減りを抑えられます。

 

本体が冷えないようにハンカチなどで包む

スマホを使わない時は、ポケットやカバンの中に入れて持ち歩く方も多いでしょう。その際は、できるだけ端末の温度が下がらないように、ハンカチやタオルなどで包むのがおすすめです。

また持ち歩く際は、コートの外ポケットよりも、内ポケットや中に着ている服のポケットに入れておく方がスマホが冷えるのを抑えられます。
手帳型などの保温性のあるスマホケースに入れる

落下などの衝撃からスマホを守るために使用するスマホケース。スマホケースに入れることで、若干ではあるものの寒い場所でも、スマホ内部の温度が下がるのを防いでくれる役割を果たしてくれます。

冬のバッテリー対策のために使用するスマホケースは、素材に注目して選びましょう。保温性のある素材としては、布や革、シリコン、ABS樹脂などがあります。中綿が入ったものやファー素材を使ったものであれば、さらに高い効果が期待できます。

またスマホ全面を包み込む手帳型や、ポーチ型を選ぶのがおすすめです。

金属製のスマホケースもありますが、金属は熱伝導性が良いため、冬には使わない方が良いでしょう。

 

 

 

バッテリー消費を抑える設定をする

寒い場所でスマホを使用しても、充電の減りを少なくしたいなら、バッテリー消費を抑えることが必要です。スマホのバッテリー消費を抑える方法としては、画面の明るさを暗くしたり、Wi-Fiや通知など必要のない通信機能をオフにしたりなど、省電力モードをオンにするのがおすすめです。

無料で使える節電アプリもあるので、便利なアプリを活用するのもひとつの手です。

 

モバイルバッテリーを常備しておく

外出先でバッテリーがなくなっても困らないように、モバイルバッテリーを常備しておくのもおすすめです。モバイルバッテリーを持ち歩いていれば、コンセントがない場所でもスマホの充電ができるので、もしもの時にバッテリーがなくなって困るという事態を避けられます。

最近のモバイルバッテリーは、コンパクトサイズでもスマホの充電がしっかりできる容量のものも数多くあります。小型で軽量のモバイルバッテリーなら、持ち歩くのにも邪魔にならないので、万が一のためにも1つ常備しておくと安心です。

モバイルバッテリーで充電する場合は、本体が冷たい状態で使うと故障の原因となるため、注意が必要です。ポケットの中で温めてから充電するようにしましょう。

なお、本記事の注意事項はモバイルバッテリーに対しても同じことが言えるため、モバイルバッテリー自体も冷えてしまわないように注意しましょう。

 

 

スマホをカイロやストーブで温めるのは効果がある?

冬の寒い日にスマホのバッテリーの減りが早いからと言って、端末をカイロやストーブで温めるのは逆効果です。寒い屋外から持ち込んだスマホを、カイロやストーブを使って温めると、温度が急激に変化して内部に結露が発生してしまうことがあります。

端末内部に結露が発生すると、ゴミやほこりに結露が付いてしまい、水没状態になることもあります。

特にカイロは手元を温めるなどで活躍するアイテムなので、冬になるとよく持ち歩くという方も少なくないでしょう。ただしスマホにとっては良くないこともあるので、ポケットやカバンに入れる際に、スマホとカイロを一緒に入れないように注意しましょう。

またストーブを使う際も、スマホの適温は35℃までなので、高温にならないようにストーブのそばには置かないようにすることも大切です。KDDIが行った調査によると、電気ストーブから40㎝以内だと34℃以上の高温になり、5㎝では85.8℃まで上がるという結果が出ています。

ストーブから離せば離すほど温度は下がるので、人間が温かさを感じる距離よりも近い位置に置かないようにしましょう。

ストーブ以外にも、ホットカーペットの上やこたつの中、焚火・バーベキューの火の近くなどでも同じことが言えるので、高温になる機器や場所には十分に気を付けてくださいね。

出典:KDDI|寒い冬はスマホの電池持ちが半分?カイロはNG?実験結果をもとにプロが解説
冬は気温差に注意

スマホの結露を防ぐためには、カイロやストーブで温めてはいけない以外にも、気温差にも注意が必要です。暖かい室内から冷たい外に出た時や、逆の外から暖かい室内に入った時には、スマホの内部と周りの温度が急激に変化するため、端末内部に結露が発生しやすくなります。

温度が急激に変わる環境に移動する場合には、スマホが周りの温度になじむまでしばらくは、スマホを操作したり充電器に挿したりしないようにしましょう。

 

 

冬にも大活躍!コンパクトでかわいいモバイルバッテリーはこれ!


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