大掃除の強い味方!クリーニングクロス徹底解剖!
洗剤を使いたくない場所や電子機器の液晶など、さまざまなお手入れシーンで大活躍するクリーニングクロス。素材や機能に種類があるので、用途にあったクロスを選ぶことがポイントです。
この記事では、大掃除でも大活躍するクリーニングクロスについて、主な使い道や種類、活用シーンをご紹介します。
クリーニングクロスとは?
クリーニングクロスにはどんな使い方・使い道があるの?
クリーニングクロスにはどんな種類がある?
クリーニングクロスを選ぶポイントとは?
クリーニングクロスとは?
クリーニングクロスとは、文字通りクリーニングやメンテナンスを目的として作られた布のことです。
クリーニングクロスの中でも有名なのは「マイクロファイバー」という繊維で作られたクロスで、人間の髪の毛の1/100という細さの超極細繊維が使われています。この超極細の繊維が人間の目では見えない隙間まで入り込み、汚れを除去することで、タオルなど他の布で拭くよりも高いクリーニング効果を発揮してくれるのです。
クリーニングクロスを使う大きなメリットは、洗剤や水分を使わなくても掃除ができる点とクロスの柔らかさ、クリーニング効果の高さです。
楽器や電子機器、美術品など繊細で水洗いできないものの掃除に最適で、多くのお掃除グッズとして重宝されています。
クリーニングクロスにはどんな使い方・使い道があるの?
クリーニングクロスは用途が多く、以下のような使い方ができます。
・スマートフォンやPCの液晶画面の拭き上げ
・眼鏡レンズの拭き上げ
・窓や鏡の拭き上げ
・シンクなど水回りの掃除
・洗車時の拭き取り
・家具・家電の拭き掃除
しかし、クリーニングクロスを使うときは注意点もあります。それぞれの使い方と併せて解説します。
スマートフォンやPCの液晶画面の拭き上げ
クリーニングクロスは、スマートフォンやPCなどの電子機器における液晶画面の拭き上げに最適です。画面についたメイクや皮脂、ホコリといった汚れが気になった時、サッと拭くことができます。
クリーニングクロスはスマートフォンやPCだけでなく、タブレットやカーナビなどの液晶画面にもおすすめです。
スマートフォンは毎日頻繁に指で触るので、どうしても汚れます。また耳にあてて通話するので、メイクをする方はファンデーションがついてしまいますし、メイクをしていなくても皮脂が付いてしまいます。
画面が暗くなった時に汚れが白く目立つので、ふとした時に汚れが目立って恥ずかしい思いをした方も多いのではないでしょうか?
そんな時、クリーニングクロスを持っていればすぐに汚れを除去できます。スプレータイプのクリーナーを併用もできますが、液晶画面に直接噴射してはいけません。クリーニングクロス側にスプレーをしてから、優しく液晶部分を拭くように使用してください。
眼鏡レンズの拭き上げ
薄手のマイクロファイバーで作られたクリーニングクロスは、眼鏡レンズの拭き上げに最適です。
眼鏡のレンズ部分は、日常生活や眼鏡の着脱の時に手や頬の皮脂、ほこりや塵といった汚れがつきやすいです。眼鏡レンズは小さな汚れでも視界を邪魔するので、なかなか取れないとストレスが溜まってしまいます。
マイクロファイバータイプで薄手のクリーニングクロスを1枚持っていればサッと使うことができ、服の裾や袖で拭き取る必要もありません。
窓や鏡の拭き上げ
大掃除として窓や鏡を拭く時にも、クリーニングクロスが大活躍します。窓や鏡は水拭きしても大丈夫なので、濡らして固く絞ったクリーニングクロスで優しく表面を磨くように拭きましょう。水垢やホコリ、手あかといった汚れも、洗剤を使わず綺麗に除去することができます。
冬の結露などで窓や鏡が濡れている場合は、吸水性の高いクリーニングクロスを使うのがおすすめです。
シンクなどキッチン周りの掃除
水垢や油汚れが多いキッチン周りのお掃除にも、クリーニングクロスが活躍します。シンクの周りについた水垢はクロスで拭くだけで落ちますし、シンク内の油汚れもクリーニングクロスでこすれば綺麗に取れます。
コンロや冷蔵庫・食器棚をサッと拭くのにも、クリーニングクロスが大活躍します。そのためコンロやレンジを拭く用・シンクの中を掃除する用など、キッチンの中でも用途別に数枚用意しておくと安心です。
洗車時の拭き取り
洗車シーンではマイクロファイバーのクリーニングクロスが人気で、洗車用のクリーニングクロスとして多くの商品が販売されています。
特に洗車後の水拭きでは、吸水性が高いマイクロファイバーが欠かせません。普通のタオルよりも水をよく吸収するので、水垢や拭き跡が残りにくく、仕上がりが綺麗です。さらにクリーニングクロスは柔らかいので、車体に拭き傷がつくこともありません。
吸水性で選ぶなら、セーム革で作られたクリーニングクロスがおすすめです。マイクロファイバーよりも吸水性が高く、拭き上げ作業がより効率化できます。
家具の拭き掃除
木製の家具やお仏壇など、水拭きしにくい家具にもクリーニングクロスがおすすめです。水や洗剤を使えない家具は、クリーニングクロスで優しく拭くだけでホコリや小さな汚れを絡め取り、ピカピカに仕上げてくれます。
ただし、ワックスがけをしている家具にはクリーニングクロスを使わないようにしてください。摩擦が大きく、磨いた部分だけワックスがはがれてしまうためです。そのほかにもクリーニングクロスが使えない場所・物がありますので、次で詳しく解説します。
クリーニングクロスを使うときに注意したいこと
万能に見えるクリーニングクロスですが、以下の注意点があります。
・クリーニングクロスが向いていない場所もある
・泥汚れには使わない
・手荒れに注意する
クリーニングクロスは摩擦力が高く、柔らかい素材や場所には向いていません。例えば食器だと漆などの塗り物や表面に金箔を貼り付けたものは、強い摩擦力ではげてしまうのでNGです。
上記の理由から、ワックスがけをしている天然木のフローリングや木製の家具もクリーニングクロスは適していません。
また洗車前の車のボディなど、泥や砂が多い場所もクリーニングクロスは不向きです。クリーニングクロスは密集した繊維による摩擦力の高さが特徴ですが、泥や砂はその繊維に入り込んでしまいます。そのクロスを他の場所で使うと、入り込んだ泥や砂で表面を傷つけてしまうのです。
手が荒れている方は、クリーニングクロスの表面を触ると皮膚に引っかかる感触を抱く方もいるでしょう。これはクリーニングクロスによく使われるマイクロファイバーが、細いだけでなく表面が尖っているためです。
繊維が皮膚に引っかかっている状態なので、あまりクリーニングクロスを触りすぎると手荒れが悪化することもあります。
クリーニングクロスにはどんな種類がある?
クリーニングクロスには、以下のような種類があります。
・化学繊維で作られたクリーニングクロス
・革で作られたクリーニングクロス
それぞれについて、順番に解説します。
化学繊維で作られたクリーニングクロス
クリーニングクロスの中で最も多いのは、化学繊維で作られたものです。ポリエステルやナイロンでできたマイクロファイバークロスは、クリーニングクロスの中でも大変よく使われています。
化学繊維で作られたクリーニングクロスは、集塵力や吸水性、速乾性に優れたものがあり、洗車用でも人気です。
革で作られたクリーニングクロス
鹿や羊、ヤギといった動物の革を油でなめして作られた「セーム革」は、楽器や眼鏡レンズのクリーニングクロスとして大変人気がある素材です。また吸水性が高く、プールで体を拭くタオルや洗車時の拭き上げとしてもよく使われています。
セーム革は本革ですが、ポリエステルを加工して作られた合成セーム革もあります。
クリーニングクロスを選ぶポイントとは?
クリーニングクロスは幅広い用途で作られているので、自分の用途に合ったものを選びましょう。クリーニングクロスを選ぶポイントは、以下の3つです。
・サイズ・厚さ
・形
・お手入れ方法
それぞれについて、順番に解説します。
サイズ・厚さ
眼鏡やスマートフォンの液晶など、クリーニングクロスで小さい範囲のものを掃除する場合、手のひらサイズやハンカチ程度のサイズの大きさがおすすめです。また細かい部分もしっかり拭きたいなら、厚手よりも薄手のクロスが適しています。
形
クリーニングクロスのほとんどは、折りたたんで使える平たい布のタイプです。しかし洗車用やお風呂掃除用などでは、手につけて使う「ミトンタイプ」も販売されています。掃除する範囲が広い場合はミトンタイプの方が効率的なこともありますので、買う前に一度考えてみてください。
お手入れ方法
クリーニングクロスの中には、洗濯機で洗えるものとそうでないものがあります。特殊な繊維で作られているクリーニングクロスは、例え化学繊維であっても「洗濯機NG」が珍しくありません。
クリーニングクロスは水洗いのみ、手洗いの場合のみ中性洗剤OKというクロスも多いので、購入前にぜひチェックしてください。
・汚れを絡めとる「ベリーマX」採用
・水性・油性の汚れにも強い
・いろいろな用途に使用できる
・柔らかく優しい手触りで傷つきにくい
・水洗いできて繰り返し使える
・選べるサイズと枚数
・価格はサイズと枚数によって異なります
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