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2024.06.04 テクノロジー

今や欠かせないモバイルバッテリーの「保証期間」と「設計上使用期間」の違いは?

今や欠かせないモバイルバッテリーの「保証期間」と「設計上使用期間」の違いは?

スマホだけでなく、PCやタブレットなどの充電もできることから、モバイルバッテリーを持ち歩く方も多いかと思います。
活躍シーンの多いモバイルバッテリーについて気になるのが、使用期間ではないでしょうか?
せっかく買ったモバイルバッテリーがすぐに壊れてしまえば、費用が無駄になってしまいます。
壊れたモバイルバッテリーは保証期間内であれば修理・交換が可能です。しかし保証期間は設計上の使用期間とは異なります。
そのため購入時に保証期間に注意すること、そして購入後は壊れにくい使い方をすることが、モバイルバッテリーを扱う上で、大切なポイントです。
この記事では、モバイルバッテリーの平均的な寿命期間と、使用期間・保証期間の違い、より長くモバイルバッテリーを使用するためのコツなどについて、ご紹介します。
モバイルバッテリーを使用中の方はもちろん、これから導入しようと考えている方も、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

一般的なモバイルバッテリーの耐用期間(設計上使用期間)ってどれくらい?
「設計上使用期間」と「保証期間」の違い
モバイルバッテリーの保証期間はどれくらいが最適なの?
すぐ使えなくなっちゃう!?モバイルバッテリーの絶対NGな使い方
少しでも長持ちさせたい!モバイルバッテリーを使う時のコツとは?
MOTTERUからオススメのモバイルバッテリー

 

 

 

一般的なモバイルバッテリーの耐用期間(設計上使用期間)ってどれくらい?

モバイルバッテリーは繰り返し充電ができる便利なアイテムです。しかし使用し続ければ、いずれは劣化します。

一般的なモバイルバッテリーは、どれほど使用すると寿命を迎えてしまうのでしょうか。

 

合計で100%の充電ができる回数は300回〜500回ほど

モバイルバッテリーの多くが、「合計で100%になる充電」を300回〜500回ほど繰り返すことで、寿命を迎えるとされています。

合計で100%になるになる充電回数のことを「サイクル充電回数」といいます。
充電した電池量の合計が100%になった時点で1サイクルとして数えます。たとえば、20%の電池残量のモバイルバッテリーを昼間の間に50%まで充電(30%充電)したとします。さらに同日の夕方には20%まで電池残量が減ってしまった同じモバイルバッテリーを、90%まで充電(70%の充電)したと仮定しましょう。

2回の充電をおこなっていますが「30%+70%の合計で100%になる充電」として、1回としてカウントされます。もちろん、1回の充電で0%〜100%までチャージをした場合も、1回としてカウントします。

MOTTERUのモバイルバッテリーのサイクル充電回数は1000回です。設計上使用期間も300回〜500回の2倍になります

 

 

1年〜2年ほどがモバイルバッテリーの寿命

合計100%になる充電を毎日行うことを踏まえると、モバイルバッテリーの寿命は1年〜2年ほどと考えられます。

モバイルバッテリーに以下のような特徴が現れた際は、寿命が訪れたと判断し、買い替えを検討してみてください。

 

  • 充電に時間がかかる
  • 電池消費のスピードが早い
  • 本体が膨張している

 

とくに、本体が膨張している状態のモバイルバッテリーを使用し続けるのは危険ですので、すぐに使用を中止し、絶対に使わないで下さい。膨張したモバイルバッテリーは内部にガスが溜まった状態のため、火災や事故などの原因となります。

 

 

 

 

 

「設計上使用期間」と「保証期間」の違い

「設計上使用期間」と「保証期間」の両者は、混同されがちです。しかしこの2つには明確な違いがあります。

設計上使用期間とは、メーカーが定めた「安全に使用できる期間」のことです。一定基準を満たしたパフォーマンスを発揮し、使用に関して大きな不便は発生しないと予想されています。

一方で保証期間は、安全に使用できる設計上使用期間内であるにも関わらず、「不具合が生じた製品に対してメーカーが責任を持つ期間」のことです。短期間での故障はユーザーではなく製品側に不具合があると予想されることから、保証期間内に修理・交換が必要になった場合、費用はメーカーが負担します。

設計上使用期間と保証期間は、必ずしも同一の期間とは限りません。設計上の使用期間が2年、保証期間が1年の場合は、1年を過ぎた時点での故障・修理の費用は自腹となります。

安心してモバイルバッテリーを使用するために、購入の際はメーカーの保証期間にも着目しましょう。

 

 

 

 

 

モバイルバッテリーの保証期間はどれくらいが最適なの?

モバイルバッテリーの保証期間は、長ければ長いほど、安心して製品を使用できます。

モバイルバッテリーの設計上使用期間が1年〜2年ほどであることを踏まえると、1年以上の保証期間が設定されていると安心です。モバイルバッテリーの使用頻度が高い方は、2年以上の保証期間がつく製品を選ぶと、万が一の際の出費を抑えられます。

MOTTERUのモバイルバッテリーは安心の2年保証。メールやSNSのツールを使用してのお問い合わせにも対応しております。

 

 

 

 

 

 

すぐ使えなくなっちゃう!?モバイルバッテリーの絶対NGな使い方

モバイルバッテリーは繰り返し使え、とても便利ですが、使用方法を誤ると製品の寿命が短くなる可能性があります。

モバイルバッテリーを使用する際、以下の5つの状態にならないように注意しましょう。

 

  • 充電残量が0%の状態のままにする
  • 高温・氷点下の場所に放置
  • バッテリー本体に圧力を加える
  • 高いところから落とす
  • 水没や湿気の多いところ(海・川や、お風呂・加湿器付近など)

それぞれの内容について、詳しく解説します。

 

充電残量が0%の状態のままにする

充電量が100%になった状態で放置するのも危険ですが、電池残量が0%のままのモバイルバッテリーを放置するのも、避けたほうが安心です。

モバイルバッテリーの中のリチウムイオン2次電池には、放電終止電圧というものがあります。放電終止電圧とは、安全に放電をおこなうリチウムイオン2次電池の最低値のことです。
モバイルバッテリーの場合は、充電の数値が0%の状態から長期間放置(商品によりますが3カ月程度を目安としてください)すると自然放電により放電終止電圧に値します。

放電終止電圧を下回ったモバイルバッテリーは、過放電を発生させ電池の性能を劣化させます。

お腹が空っぽの状態が続くと、人の体は脂肪や筋肉などを無理矢理エネルギーに変換しようとして、体を消耗させます。モバイルバッテリーにも同じことが起きていると考えれば、わかりやすいかもしれません。

モバイルバッテリーの使用頻度が少ない方の中には、電池残量が0%の状態のまま、保管している方もいるかと思います。モバイルバッテリーをより長く使用するために、充電の残量には注意しましょう。

 

 

高温・氷点下の場所に放置

モバイルバッテリーは温度変化に弱い性質を持っています。真冬・真夏の環境で使用をしても問題ありませんが、夏の車内や氷点下など人への健康被害が発生するような温度環境では、モバイルバッテリーも故障する可能性が大いにあります。

モバイルバッテリーを車内に置き忘れをしたり雪の中に落としたりしないように、注意してください。

 

 

バッテリー本体に圧力を加える

近年のモバイルバッテリーは薄く軽い製品が多く、お尻のポケットに入るサイズ感の物が豊富です。しかしポケットに入れたままイスに腰掛けてしまうと、モバイルバッテリーに強い圧力がかかってしまいます。

表面には劣化の兆しが見えなくても、外部からの強い圧力はバッテリー内部にヒビや破損を発生させる可能性があります。

モバイルバッテリーはなるべくバッグの中に入れて、安全な状態で持ち運びをしてください。

 

高いところから落とす

スマホと同様に、モバイルバッテリーも衝撃に対して耐性がありません。そのため、高いところから落とすと、機能性に不具合が生じたり壊れてしまったりすることがあります。

スマホを充電する際、モバイルバッテリーとスマホを重ねて持つこともあるかと思います。モバイルバッテリーがうっかり手から落ちてしまわないように、注意しましょう。

 

 

水没や湿気の多いところ

モバイルバッテリーはその他の機械製品と同様に、水が弱点です。水の中に落としてしまうのはもちろん、多量の水滴で濡れたり湿気が多い場所に置いたりすると、壊れる可能性があります。

海や川など水没させてしまう可能性のある場所や、お風呂場や洗面所・台所などの水回りの近く、あるいは加湿器の近くなどでは、モバイルバッテリーを使用しないようにしてください。

 

 

 

 

 

少しでも長持ちさせたい!モバイルバッテリーを使う時のコツとは?

モバイルバッテリーを入手したのであれば、なるべく長く使用したいもの。モバイルバッテリーをより長く使用するコツについて、解説します。

 

バッテリー残量は50%〜80%を保つ

モバイルバッテリーの電池は、残量が0%の状態では過放電を起こし、100%を超えると過充電となります。いずれにしても、バッテリーへの負担が大きい状態です。

モバイルバッテリーにとって最適な電池残量は、50%〜80%です。この数値内であればモバイルバッテリーに対する電圧の負荷を抑えられます。

バッテリーが完全になくなる前にチャージをして、フル充電を終える前にアダプターを抜くといったふうに、電池残量を意識しながら日頃の充電を行ってください。

 

モバイルバッテリーを充電しながらスマホの充電をしない

モバイルバッテリーを充電しながら、スマホなどをモバイルバッテリーで充電することをパススルー充電といいます。

パススルー充電は便利な機能ですが、モバイルバッテリーの充電口とスマホなどへの放電口の両方に電気の行き来が行われることから、熱が多く発生します。

熱は、モバイルバッテリーに負荷を与える存在です。モバイルバッテリーの充電の熱に加えてスマホなどへの放電の熱がプラスされると、モバイルバッテリーにダメージを与えてしまいます。

パススルー充電を控えることで、モバイルバッテリーの寿命をより長く保てます。

 

 

温度に注意する

モバイルバッテリーは熱も冷たい環境も苦手です。KDDIがスマホのバッテリーが切れるまでの時間について検証をしたところ、25℃の環境では5時間46分、0℃の環境では4時間17分で充電が切れた、という結果が出ています。

さらに、-20℃の環境ではわずか2時間25分で電池の充電がなくなったそうです。

この検証結果から、快適な温度の環境におけるモバイルバッテリーは、電池の消費量が少ないことがわかります。appleでもデバイスは16〜22℃の温度範囲で使用することや、35℃を超える環境に放置しないことを記載しています。

モバイルバッテリーもスマホやタブレットと同じ電池を使用しており、最適な使用環境に差はありません。モバイルバッテリーを使用・保管する環境は、「人が心地よいと思える温度」を意識することで、モバイルバッテリーをより長く使用できます。

 

 

 

MOTTERUからオススメのモバイルバッテリー

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